結婚する2人にとって、結婚式で流す音楽は挙式の場を盛り上げてくれる大切なツールの1つです。音楽を聴くことで思い出が蘇るということも多くあります。2人の大切な日をいつまでも素敵な思い出にするために、結婚式にはどのような洋楽を使えばいいのでしょうか。
今回は結婚式で洋楽を流そうと思っているカップルに、おすすめの曲と選び方をご紹介していきます。
結婚式の洋楽の選び方ですが、まさに結婚式に向けて作られたという定番ソングが多く存在します。そのような洋楽の中から選曲するのも良いでしょう。
結婚式で使用される定番ともいえる洋楽は、無難で誰もが知っているといったメリットがあります。
その場の雰囲気や会場を盛り上げるのにもぴったりです。
結婚する2人が洋楽好きな場合は、歌詞の内容から結婚式にぴったりなものを選んだり、思い出の曲を結婚式で流すというのもいいでしょう。
結婚式で使用する音楽選びは2人の思いや関係性を表現することができるツールなので、2人が好きな音楽を使用するとより思い出深い式にできるかもしれません。
結婚式で使用される楽曲は、曲を聞くたびに挙式が蘇る素敵なものとなるでしょう。
世代や性別によって結婚式で使いたいと思う曲は色々とあるでしょう。今回は、幅広い世代の結婚式で人気がある洋楽を10曲ご紹介していきます。
結婚式を控えていて、どんな曲を流そうか迷っている人はぜひチェックしてみてください。
Maroon 5がウェディングバンドとして結婚式に登場し、新郎新婦を驚かせるミュージックビデオも人気で、結婚式での定番ソングです。
大好きな人に対する愛を歌うハッピーな歌詞と、軽快なメロディーが印象的な名曲です。ミュージックビデオの舞台でもあるように、結婚式にも最適なラブソングで、世界中の人に愛されています。
ディズニー映画「ティンカー・ベル」に使われた、Fly to Your Heartは結婚式におすすめの洋楽です。
翼を見つけて、自由に飛び回るという歌詞がでてきますが、意味は「自分のやりたいように、希望したようになんでもできる」と訳すこともできます。
好きな人と結ばれて、ますます人生が楽しくなるであろう門出の結婚式にぴったりな曲だといえます。
「私についてきて」と、ジャッジーな曲調でささやくように歌うこの曲も、結婚式におすすめの洋楽の1つです。
大人の結婚式にぴったりなムードのある曲で、私についてきてみない?と誘う歌詞が入っています。年上の女性と結婚するカップルに使ってみるのもいいでしょう。
リードボーカルが女性の曲「kiss Me」は、タイトル通り「キス」をお願いする女性の気持ちが表現されているとてもかわいらしい曲で、おすすめの結婚式の洋楽の1つです。
歌詞に、You’ll wear those shoes and I will wear that dressと出てきます。この部分は「あなたはあの靴を履いて、私はこのドレスを着るわ」という意味です。
まるで結婚式当日に花嫁と花婿が、お互いに衣装合わせで選んだドレスや靴を着用してねというやり取りのように聞こえてきます。
ずばり「結婚しよう」と歌うこの曲は結婚式におすすめの洋楽です。ストレートに君と結婚をしたいと歌う歌詞に、今付き合っているパートナーとの結婚を夢見ていた人なら嬉しくなるような歌詞のオンパレードです。
ストレートに告白をした後に、Or is it this dancing juice、お酒のせいかな?なんて少し気恥ずかしく感じる部分もあり、可愛らしい歌詞のところもあります。
始終「結婚したい」という歌詞と楽しい曲調で、明るい雰囲気の結婚式にぴったりな洋楽です。
Cyndi Lauperの珠玉の名曲の1つとして知られる「True Colors」を人気歌手であるJustin TimberlakeとAnna Kendrickによってカバーされた1曲です。
Cyndi Lauperがリリースしたのは1986年ですが、Justin TimberlakeとAnna Kendrickのカバーによって、おしゃれでリラックスできる雰囲気を演出してくれます。
そのままのあなたを愛してくれるというような内容の歌詞は、永遠の愛を誓う結婚式にふさわしい洋楽だと言えるでしょう。
ハイトーンボイスで歌う女性の声がとても印象的な曲で、幅広い年齢層から愛されている曲です。誰もが好きになってしまうほど素敵なパートナーに対して、一緒に年を重ねていきたいと歌っているキュートなラブソングは結婚式にぴったりな洋楽です。
結婚後も、この歌のようにずっとパートナーのことを愛し続けることができる関係でいられることを願って結婚式で流したい曲の1つではないでしょうか。
「必要なときはすぐに駆け付ける」「愛をあげたい」と大事な人をどれだけ愛しているのかを歌うこの曲「One call Away」のタイトルは、電話一本分の距離に自分がいるという意味です。
生涯の愛を誓いあう結婚式や披露宴会場などで、「相手を守ってあげる」決意を綴っているこの曲は、結婚式にぴったりな洋楽の1つと言えるでしょう。
この曲は、何があっても生きていける強さがあることを歌っている歌です。
今後の結婚生活には大変なことがあるかもしれませんが、歌の内容のように、お互いの心の中にヒーローがいて、つらい時期も乗り越えていけるようにという願いをこめて、結婚式に使いたい洋楽の1つです。
若いころに一度知り合っていて、お互いに色々と違う人生を歩んできて最終的に一緒になったカップルの結婚式にはぴったりの洋楽がこちらです。
歌のようなラブストーリーを歩んできた二人が、結婚後どのような人生を紡いでいくのか気になります。さわやかなメロディーで耳に残る1曲です。
ここではさらに具体的に結婚式で流したい洋楽の選び方のコツについて、ご紹介していきたいと思います。
選び方のコツはおおまかに3つです。結婚式の様々なシーンによって選曲のポイントを解説します。
結婚式に流す洋楽の選び方のコツ1は、シーンに合わせて考えるということになります。アップテンポな曲がハレの日である結婚式におすすめの洋楽といえます。
ミュージックビデオなどをチェックすることで、より結婚式で使う時のイメージがわきやすくなりますので、気になるアップテンポの曲のプロモーションビデオをチェックしてみるとよいでしょう。
結婚式の洋楽の選び方のコツ2は、感動的な場面を演出したい場合は落ち着いた曲を選ぶことです。
懐かしい過去を振り返ったり、ゲストに感謝の気持ちを伝える場面には、バラードなどしっとりとした印象の曲を選ぶと良いでしょう。
例えば、花嫁や花婿からの両親へのお礼の手紙を読むシーンや、友人からの祝いの言葉などの時は、落ち着いたムードの洋楽を選ぶとよいでしょう。
最後のコツは、定番ソングを選ぶことです。
どの洋楽が結婚式にいいのか決めかねる時もあるでしょう。曲を決めかねる時は、定番ソングを選ぶといいかもしれません。
誰もが知っているような定番の曲を選ぶと、多くのゲストが音楽にのりやすく、会場が楽しい雰囲気になるでしょう。
結婚式で、洋楽をBGMに使うとよいと思われるシーンをご紹介します。日本語の歌詞の曲よりも、英語で歌っている曲の方が、言葉の意味に意識を取られることが少ないのでおすすめです。
ミュージックビデオや歌詞の和訳を調べて結婚式に向いているかを確認するのも良いでしょう。ぜひ、歌詞や曲調だけでなく映像もチェックしつつ洋楽を選曲してみてください。
結婚式での迎賓シーンというのは、挙式後に披露宴会場にゲストを迎えることを言います。新郎新婦とその両親が披露宴会場に到着したゲストの方を迎えるシーンです。
挙式、および披露宴の雰囲気を壊さないような、結婚式のイメージに合った雰囲気のよい洋楽を5~6曲選んでおくとよいでしょう。
結婚式で洋楽をBGMとして使うシーンは、新郎新婦が披露宴会場に入場する時です。
2人が結婚式でどのように登場したいかによって曲調を変えるとよいでしょう。明るい曲の場合は元気よく、静かでシックな洋楽の場合は大人の2人にぴったりでしょう。
乾杯も結婚式、披露宴では大切なシーンの1つです。乾杯の時も雰囲気の良いBGMとして洋楽を選曲しておくとよいでしょう。
結婚式の披露宴のスタイルにもよりますが、乾杯の後に続くケーキ入刀やもしくは、花嫁のお色直しなどのイベントとの関係も考えた曲調を選ぶとよいでしょう。
結婚式・披露宴でのハイライトのひとつとなるのがケーキ入刀です。新郎新婦がケーキ入刀をする時にも洋楽のBGMを選曲しておくと素敵ではないでしょうか。
入刀そのものはさほど時間がかかるものではないので、選ぶ洋楽は、一曲で問題ないでしょう。もしも、ケーキ入刀前からの流れで、曲が必要となった場合は洋楽にこだわらず結婚式場側のアドバイスをもらいつつ、環境音楽のようなものを利用してもいいでしょう。
結婚式・披露宴会場で、花嫁にとって花嫁衣裳を何度見せるかによって、お色直しの退場回数が異なり、必要となる曲数もかわってきます。
最大の見せ場となるのはお色直しで入場をするときですので、退場の時の曲は静かめな洋楽がおすすめです。
お色直しで一度花嫁が会場から姿を消した後は、食事やゲスト同士が会話を楽しむ時間となりますので、スムーズな流れとなるような洋楽を探すとよいでしょう。
花嫁が一度式場からお色直しのために退場したあとは、式の流れとして多いのが食事タイムもしくは歓談です。式の長さから考え、どのくらいの時間が食事・歓談にあたるかを計算して洋楽を選曲するとよいでしょう。
程よい長さの曲を5~6曲ほど用意しておきましょう。アップテンポでハレの日に合う曲調でありながらも食事、歓談の邪魔をしないものが良いでしょう。
花嫁にとって結婚式の見せ場の1つになるのがお色直しです。演出に合った洋楽を選出しましょう。入場する花嫁が歩きやすい曲調を選ぶとよいでしょう。
お色直しの回数にもよって入場、退場で必要となる曲はもっと多くなる場合もあるでしょう。毎回異なる曲を選ばず、同じ曲をリピートして使ってもお色直しの時間になることがゲストにもわかるので、それでも良いでしょう。
テーブルラウンドの演出も様々ですが、新郎新婦が結婚式に来てくれた方へのあいさつを兼ねて各テーブルを回ります。新郎新婦が、踊ったり、軽やかにステップを踏むようにしてテーブルラウンドをする場合もあります。
なかにはゲストを巻き込む形のテーブルラウンドもあります。テーブルラウンドの演出ごとにあわせて洋楽を選曲するとよいでしょう。
結婚式のハイライトの1つであるのが、花嫁が両親やお世話になった方々に手紙を読んだり、花束を贈呈するシーンです。
感動のシーンなので、感動を促すような曲のものを選んで流すといいかもしれません。
最後のお見送りは別として、会場内での最後の見せ場がこの新郎新婦退場です。「いい結婚式だった」と新郎新婦だけでなく、参加していたゲストたちに思ってもらいたい瞬間です。
新郎新婦が退場に際して驚くような演出などを考えている場合を除いては、退場する歩調に合う洋楽を選ぶとよいでしょう。
結婚式のBGMで洋楽が必要となるのは、お見送りのシーンです。結婚式全体を通してこのシーンが洋楽を使う最後の場面となります。
結婚をする2人にとってはもちろん、結婚を祝い参列してくれているゲストの方々にも印象に残る結婚式にするために、誰もが知っている定番の洋楽やその時大ヒットしている洋楽から選ぶのがおすすめです。
幅広い年代で愛されているロングヒットの洋楽を一度チェックしてみるのもよいでしょう。
音楽の選び方ひとつで、結婚式の会場の雰囲気が変わります。
2人にとって思い出の洋楽がある場合は、ぜひその曲を積極的に活用しましょう。式で流す音楽は、2人らしい結婚式を演出するポイントとなります。
いつまでも2人の思い出に残る素敵な式となるよう、お気に入りの洋楽を選んでみましょう。