マタニティフォトを撮りたいと思った時に、悩むことの一つとして、撮影時期はいつがベストなのかということがあるのではないでしょうか。
マタニティフォトの最適な撮影時期は、安定期に入ってお腹の大きさが目立つようになってから臨月を迎えるまでとされています。しかし、お腹が大きくなるペースには個人差があるため、人によってベストな時期は変わることもあるでしょう。
お家でのマタニティフォトであれば時期を見て、いいなと思った頃に撮影できますが、スタジオやロケーションでの撮影を希望する場合は、ある程度撮影したい時期に目処を立てておくのがおすすめです。
海外が発祥のマタニティフォトですが、近年ではSNSや芸能人などをきっかけに日本でも馴染み深いものへと変化しつつあります。興味がある妊婦さんも多いのではないでしょうか。
ここからは、マタニティフォトを撮るメリットについて紹介します。
例えお腹の中にいる状態であっても、お父さんやお母さん、兄弟などと一緒に撮影された写真は、家族の原点として忘れられない大切な思い出になるでしょう。
あとで見返しても、とても心温まる写真になると言えます。
赤ちゃんが生まれ、大きくなった時に、撮ったマタニティフォトを見せてあげることができます。赤ちゃんの誕生を心待ちにしていたことを伝えることができ、しっかりと愛情が伝わるでしょう。
愛情を形に残すことは難しいものですが、マタニティフォトであればしっかりと形に残すことができます。
また、お母さんにとっては妊娠中にしか撮れない写真を形にすることができるというメリットがあります。
マタニティフォトが撮れるのは、妊娠中期〜臨月までの限られた期間だけです。そんな特別な期間にだけ撮れるマタニティフォトは、一生の思い出になるでしょう。
お母さん自身は大きなお腹を抱えて生活を送りますが、客観的に大きくなったお腹を見ることはありません。写真に残すことによって、お腹が大きくなった神秘的な姿を客観的に見ることができ、新たな命の誕生を改めて心待ちにできるという声もあります。
マタニティフォト撮影には、妊娠周期やお腹の大きさなどによって適した時期というものがあります。これは、妊娠しているのが一人目なのか二人目以降なのかによっても変わってくるものです。
ここからはマタニティフォトを撮るのに適した時期を紹介していきます。
一般的には、安定期に入ったあと、妊娠7ヶ月〜9ヶ月の間が良いとされています。しかし、個人差が大きく、人によっては7ヶ月の頃にはまだお腹が大きくなっていないこともあります。
また、臨月に近くなると体調管理が難しくなったり、いつ生まれてもおかしくない状態になってしまったりと、タイミングを逃してしまうこともあるため、撮影を考えている場合は計画を立てておくのがよいでしょう。
一般的に、二人目の場合は一人目の時と比べて、お腹が大きくなるのが早いと言われています。そのため、一人目の時よりも早めに臨月に入る前から撮影時期を計画しているお母さんも多いです。
いずれの場合も体調が良い時に、外出が難しくない状況で撮影を行いましょう。
ここまで、マタニティフォトの適切な撮影時期について紹介してきました。
せっかく撮影するのであれば、衣装や髪型、アクセサリーも事前にしっかり準備して、素敵な写真を残したいと考えるお母さんも多いのではないでしょうか。
ここからは、マタニティフォトを撮る前に必要な準備について解説していきます。
まずは、撮影にとって重要な衣装を選びましょう。
スタジオでの撮影を希望している場合は、スタジオによっては衣装のレンタルがあることもあります。
ご自身で準備して持参する場合や、お家で撮影する場合は、気に入ったものを購入しておく必要があるでしょう。今はネット販売などでいろいろな衣装が販売されているため、ぜひチェックしてみてください。
お母さんにとっては、髪型も重要になるのではないでしょうか。
スタジオでの撮影の場合は、ヘアセットも含まれていることがあります。ヘアセットをお願いする場合は、事前にやりたい髪型を決めておきましょう。
セルフ撮影で、髪型も自分でセットする場合はSNSなどでヘアアレンジを紹介しているアカウントの情報を参考にするのもおすすめです。
さらに、アクセサリーや小物選びも事前準備が大切です。
お母さんが身に着けるアクセサリーだけでなく、撮影用の小道具なども事前に準備が必要です。特に赤ちゃんのエコー写真や、ファーストシューズ、ファーストトイなどが人気があります。
こだわりがある場合は事前に購入しておくなど、準備をしておきましょう。
最近は、多くのお母さんの間で関心が高まっているマタニティフォトですが、その撮影方法は2パターンあります。
まずはスタジオで撮影する方法です。スタジオではプロのカメラマンがベストな表情を引き出し、より鮮明で綺麗な写真を撮影してくれます。また、ヘアメイクが含まれていたり、貸衣装が用意されていたりするのが特徴です。
準備に時間をかけたくない方や当日身軽で撮影を済ませたい方におすすめだと言えるでしょう。
もう一つの方法として、セルフで撮影するという方法もあります。
セルフで撮影する場合は、ヘアセットや衣装の準備、撮影画角のチェックから撮影までを全て自分たちで行う必要がありますが、自宅で誰にも見られずにリラックスして撮影できるという特徴があります。
自宅でカメラマンに撮ってもらいたいという方向けに、出張撮影を行っている業者やカメラマンもいるため、調べてみるのもよいでしょう。
ここまでマタニティフォトの撮影方法を紹介してきましたが、撮影場所にもいくつかパターンがあります。
どのような場所で撮影するかによって、出来上がる写真のテイストや雰囲気は大きく変わります。自分の撮りたい雰囲気に合わせて撮影場所を選ぶのがよいでしょう。
ここからはマタニティフォトの撮影場所について紹介していきます。
写真撮影と聞いて一番に思い浮かぶのがスタジオではないでしょうか。スタジオ撮影のメリットは、気候や天候に左右されることがないという点です。
また、撮影に適した照明や背景が用意されているため、クオリティの高い写真が撮れるでしょう。
野外で撮影するという選択肢もあります。
緑に囲まれた公園や、青い空・海の元での撮影は非常に開放感があり、人気があるとされています。
上の兄弟なども一緒に撮影する場合、公園などのロケーションフォトはより自然な表情やポーズを引き出すことができるでしょう。
安心感があり、慣れた場所での撮影を希望する場合は、自宅でも撮影が可能です。
自宅で夫婦のみで撮影するのであれば、それほど費用も撮影時間も掛からず、移動の手間もありません。自宅で撮影する場合は、自然光の入る明るい部屋でなるべく午前中に撮影することをおすすめします。
お母さんや家族、これから生まれてくる赤ちゃんにとって思い出にも記録にもなる、マタニティフォトですが、撮影にあたっては注意点もあります。
とりわけ大切なのは、お母さんと赤ちゃんの体調・安全に十分配慮することです。特に、夏の暑い時期や冬の寒い時期の屋外での撮影には十分注意しましょう。
また、体調が優れない時は撮影自体を延期するなど、お母さんと赤ちゃんの安全を最優先に考えるようにしてください。
いかがでしたでしょうか。
本記事では、マタニティフォトを撮るにはいつがベストなのか、時期や撮影方法について紹介してきました。
妊娠の経過や撮影方法などにより、いつ撮影するのがベストなのかは個人差があります。いつが適しているのかを自身できちんと把握し、一生の記念になるマタニティフォトを撮りましょう。