フォトウェディングの家族の服装は?写真を撮る際の注意点も紹介!

フォトウェディングに家族は参加できる?

フォトウェディングとは、単に結婚写真を指す言葉ではありません。ウェディングドレスなどの衣装を着て写真撮影を行い、結婚を祝うイベントのことです。


近年ではこのフォトウェディングのみを行い、結婚式や披露宴を行わないというカップルが増えてきています。フォトウェディングも結婚を祝うイベントの一つであるため、両親や兄弟姉妹といった家族を招きたいと考える方も多いことでしょう。


フォトウェディングには、新郎新婦の家族を招待することが可能です。親しい人々に囲まれリラックスしたムードで撮影を行いながら、結婚を祝うことができます。また、フォトウェディングを行うことで思い出深い家族写真を残せるというメリットもあります。

フォトウェディングで着る服装を準備する方法

フォトウェディングで着る衣装は、写真の雰囲気を左右するものです。そんなフォトウェディングの服装を準備する際には、どのような方法があるのでしょう。ここからは、フォトウェディングで着る服装を準備する方法について紹介していきます。

  • レンタルを利用する
  • 購入する
  • 持っている服を着る

1:レンタルする

多くの写真スタジオでは衣装の貸し出しを行っており、新郎新婦が着る衣装の用意もされています。フォトウェディングで着る服装は、このようなレンタルを活用するのもおすすめです。レンタルなら持ち込み・持ち帰りの負担が軽減されるというメリットもあります。


また、用意されている衣装はスタジオによってさまざまであるため、着たい衣装から撮影するスタジオを選ぶのもよいでしょう。


一方、当日になって衣装が手元に届かないといった、スタジオ側のトラブルの心配があるというデメリットもあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

2:購入する

フォトウェディングの服装を準備しておく方法として、事前に購入しておくのもよいでしょう。


事前に服装を購入しておけば「手違いからレンタルできない」といったトラブルを心配する必要がありません。また、新郎新婦の小さい子どもが着る場合など、汚してしまう心配がある場合にも安心です。


さらにカジュアルなコンセプトのフォトウェディングをする場合などは、購入した方が服を繰り返し利用でき、経済的だというメリットもあります。


一方で、購入するのは経済的な負担になるというデメリットも懸念されるでしょう。

3:持っている服を着る

カジュアルな雰囲気でフォトウェディングを撮影する場合には、持っている服を着るという方法もあります。この方法のメリットは、コストを抑えることができるという点です。できるだけお金をかけずにフォトウェディングを楽しみたいという方におすすめです。


一方、持っている服を着るデメリットは、持ち込む手間がかかるという点です。スタジオのアクセスや立地によっては、新郎新婦や参加者の負担になってしまう場合があります。

フォトウェディングで両親が着る服装は?

フォトウェディングになじみがない両親の世代にとって、フォトウェディングの衣装選びはハードルが高いものです。


ここからは、フォトウェディングで両親が着る服装について解説していきます。これからフォトウェディングを考えていて、親衣装の選び方を知りたい方は以下の内容を参考にしてみてください。

1:リゾート地で撮影する場合

ハワイや沖縄といったリゾート地で、新婚旅行を兼ねてフォトウェディングの撮影をすることがあります。このようなリゾート地での撮影では、新郎新婦とお揃いのアロハシャツやムームーといった、リゾート地ならではの服装で撮影をするのもよいでしょう。


衣装は新郎新婦が事前に購入しておく方法もありますが、スタジオによってはレンタルサービスがある場合もあります。レンタルなら荷物の負担が減って便利です。事前に問い合わせて確認しておきましょう。

2:格式が高い服装で撮影する場合

フォトウェディングというと一般的な結婚式に比べてカジュアルな印象ですが、撮影時の両親の服装としては結婚式のような礼装を着るのが一般的です。父親はモーニングやフォーマルスーツ、母親はフォーマルドレスや黒留袖の和装を選ぶこともあります。


フォーマルドレスなどは自分のものを着る場合が多いですが、着物やモーニングはレンタルを利用する場合が多いとされます。また、スタジオによっては着付けやヘアメイクのサービスがある場合もあるため、料金も含めて詳細を事前に確認しておきましょう。

3:カジュアルな服装で撮影する場合

「よりリラックスした表情を引き出したい」という理由から、カジュアルな服装でフォトウェディングの撮影をするカップルも多くいます。しかし、「カジュアルな服装で」というドレスコードは、両親にとっては難しいものです。


「ボトムスはデニムで揃える」というように、ある程度のルールを決めたり、一緒に衣装を選んだりすることで負担を軽減するように心がけましょう。

【参加者別】フォトウェディングの服装

ここまでフォトウェディングで両親が着る服装を紹介してきましたが、新郎新婦の子どもや祖父母などがフォトウェディングに参加する場合には、どのような服装をすればよいのでしょうか。


ここからは、フォトウェディングの服装を参加者別に紹介していきます。

新郎新婦の子どもの場合

授かり婚のカップルなどがフォトウェディングを実施するとなると、フォトウェディングに子どもが参加することがあります。このような場合、子どもの衣装は新郎新婦に合わせ、ドレスやタキシードなどを着せるのがおすすめです。


ただ、子どもにとって着なれない服はストレスになることが心配されます。意思疎通ができる年齢であれば事前に一緒に衣装を選ぶなどして、フォトウェディングを楽しめるよう工夫しましょう。

新郎新婦の祖父母の場合

新郎新婦の祖父母がフォトウェディングに参加する場合には、どんな衣装を着るにしても新郎新婦側で手配をするとよいでしょう。できるだけ祖父母の負担を減らすことで、祖父母の体力面の不安やストレスを軽減できます。

新郎新婦の兄弟姉妹の場合

新郎新婦の兄弟や姉妹がフォトウェディングに参加する場合、お祝いを盛り上げるブライズメイドやアッシャーとしての役割をお願いすることもあります。そのような場合は、新郎新婦が衣装の手配を行うか、費用を負担するなどして兄弟姉妹に負担がかからないよう配慮しましょう。

フォトウェディングで家族写真を撮る時に気を付けること

フォトウェディングに家族を招待する場合、新郎新婦はいくつか気を付けるべき内容があります。ここからは、フォトウェディングで家族写真を撮る時に気を付けるべきことをお伝えしています。以下の内容に配慮して、満足のいく家族写真の完成を目指しましょう。

  • スケジュールを確認してから日にちを決める
  • 服装の格を合わせておく
  • 服装を前もって決めておく
  • 出席者に負担をかけないようにする
  • かかる費用を確認する

1:スケジュールを確認してから日にちを決める

フォトウェディングを撮る際には、家族全員の都合を合わせて日にちの設定をする必要があります。スケジュールをよく確認した上で、日にちの設定をするよう気を付けましょう。


参加者にいくつか候補日を出してもらい、服装の手配やヘアメイクの予約なども調整して日にちの決定をしていきます。日にちが決まったらスタジオの住所や、アクセスについてもお知らせするとよいでしょう。


また、参加者には日にちだけでなく、当日の流れや段取りについても事前に知らせておくことをおすすめします。撮影の流れや全体像が分かることで、参加者の不安が軽減されるでしょう。

2:服装の格を合わせておく

フォトウェディングでは、両家の両親が顔を合わせる場合が多いとされます。片方の服装がフォーマルにも関わらず、もう片方がカジュアルな服装で来てしまうと、お互いに気まずいムードになってしまうでしょう。


そのため、服装の格に関しては慎重に合わせておくよう気を付けましょう。

3:服装を前もって決めておく

先にお伝えしたように、服装に両家の差が出てしまうと気まずい雰囲気になりかねません。また、新郎新婦がフォトウェディングのコンセプトをぼんやりとしか伝えなかったために、それぞれが準備した服装に一貫性がないという事態も起こる可能性があります。


そのため、服装については前もって詳しく決めておくようにしましょう。

4:出席者に負担をかけないようにする

フォトウェディングの家族写真を撮影するにあたっては、参加者に負担をかけないよう気を付けましょう。


祖父母のような高齢の参加者に対しては、座る所を準備するなどの配慮をします。また、衣装の準備も参加者にとっては負担になりかねません。レンタルを上手に活用して、新郎新婦で手配することも選択肢に入れてみましょう。

5:かかる費用を確認する

フォトウェディングに新郎新婦以外の人が参加する場合、追加料金がかかる場合が多いとされます。また、ヘアメイクや衣装代などの追加料金がかかる場合があるため、見積もりの段階でかかる費用をよく確認するようにしましょう。

フォトウェディングで家族と一緒に記念写真を撮ろう

ここまで、フォトウェディングに家族が参加する場合の服装や、写真を撮る際の注意点などについて紹介してきました。


フォトウェディングの服装はレンタルや購入といった準備方法があります。


フォトウェディングで両親などの家族が着る服装に関しては、事前によく決めておくことや格を合わせるなどの配慮を忘れないようにしましょう。参加者の負担を軽減するために、服装のレンタルを活用するのもおすすめです。


記事の内容を参考にしながら、フォトウェディングで家族と一緒に素晴らしい写真を撮りましょう。