和装フォトウェディングのスタジオの選び方|おすすめの着物も紹介

和装でフォトウェディングをしたい

昨今の新型コロナウイルス感染症の蔓延により、結婚式を挙げないという選択をするカップルが増えています。その中で、せめて晴れ着姿を写真に残したいという気持ちから、フォトウェディングという形式を選ぶ夫婦も多くなっています。


フォトウェディングには、ウェディングドレスを着る洋装と、白無垢や色打掛などを着る和装との2種類があります。


本記事では、和装フォトウェディングのスタジオの選び方や、おすすめの着物について紹介します。

和装フォトウェディングのスタジオの選び方

ウェディングフォトスタジオは全国様々なところにありますが、どのように選ベば良いか迷う人も多いのではないでしょうか。


ここからは、和装フォトウェディングのスタジオの選び方について紹介します。


スタジオを選ぶ際の参考にしてみてください。

費用とセット内容が見合っているか確認する

特に費用が気になりますが、格安プランの場合、希望する内容ではない場合もあるため注意が必要です。


納品データのカット数や撮影時間、選べる衣装の種類、ヘアメイクの制限の有無など、金額に見合う内容になっているかをチェックしましょう。

ロケーション撮影が可能か確認する

和装フォトウェディングでは、もちろんスタジオの室内でも良い写真が撮れますが、自然光を浴びてのロケーション撮影も大変人気があります。


ロケーションにこだわりたい方は、希望する場所での撮影が可能かどうかを事前に確認する必要があるでしょう。

家族や友人が参加しても大丈夫か確認する

せっかくの晴れ着姿を家族や友人に見せたいと考える方も多いでしょう。


スタジオによっては、撮影風景の見学は可能ですが撮影は禁止となっているところや、家族も一緒に撮影してもらえるところなど、対応は様々です。


事前に確認すれば対応してもらえることもあるため、フォトスタジオに問い合わせしておきましょう。

オプションが充実しているか確認する

例えば、衣装のランクアップや髪飾りのレンタルなど、追加料金を支払うことでよりお気に入りの写真が撮れることもあります。さらに、納品カット数を増やしたいという希望がある場合は、撮影時間の延長などのオプションを用意しているスタジオもあります。


自分の希望の撮影をするためにオプションが充実しているかどうかも確認しましょう。

和装フォトウェディングの流れ

フォトウェディングをしたいけれど、どのような流れで行えば良いのかわからないという方も多いでしょう。


ここでは、和装フォトウェディングの当日までの流れについて紹介します。


事前に流れを頭に入れておけば、当日まで慌てずに過ごせるでしょう。

空き状況や条件を問い合わせる

最初に、いくつかのスタジオに希望の条件などを伝え、空き状況を確認します。最近では、電話だけでなくメールやSNSで問い合わせができるスタジオも増えています。


人気のシーズンは予約が早くから埋まってしまうこともあるため、希望の時期が決まったら、まずは問い合わせてみるのがおすすめです。


また、わからないことや聞きたいことがある場合もこの時点で聞いておくと、スムーズに準備が進められるでしょう。


いくつかのスタジオから見積もりをとって、どのスタジオにお願いするかを決定しましょう。

プランや衣装を選ぶ

お願いするスタジオが決まったら、次にプランや衣装を選びます。


一つのスタジオでも、いくつかのプランが用意されているケースがあります。例えば、和装でスタジオのみの撮影、スタジオとロケーションのセット撮影など、いくつかのプランが設定されていることがあるため、よく比較してみましょう。


プランが決まったら、衣装選びがスタートします。数多くの衣装が用意されているため、衣装選びに時間がかかる方もいるでしょう。


撮影日とは別に、衣装合わせの日を設定してくれるスタジオもあるため、事前に確認しておきましょう。

衣装を合わせる

着たい衣装が決まったら、次は衣装合わせをします。


デザインが気に入っていても、実際着てみたら想像と違っていたり、体型に合わなかったりするケースもあります。


小物を含めてきちんと衣装合わせをして、トータル的なバランスをチェックしましょう。

撮影する

撮影の準備が整えて当日を迎えたら、いよいよ撮影を行います。


当日は、ヘアメイクをして衣装に着替え、撮影場所へ移動をします。そして新郎新婦とカメラマン、スタッフの準備が整ったら撮影がスタートします。


プランによっては、たくさんのカットを撮影するため、長時間慣れない衣装で過ごすことになります。体調に気をつけながら、リラックスして撮影に臨みましょう。

写真を選ぶ

無事に撮影が終了したら、次は写真選びです。たくさん撮影した写真の中から、お気に入りの写真を選択していきます。選んだ写真のデータやアルバムなどは、後日郵送などで手元に届きます。


撮影した写真を年賀状などに使いたいと考えてる場合は、納期に間に合わなくても一度相談してみることをおすすめします。理由によっては、柔軟に対応してくれるところもあるでしょう。

和装フォトウェディングを行う際のポイント

ここからは、和装フォトウェディングを行う際のポイントを紹介します。


まずは、節約ポイントについてです。ずばり、節約可能なポイント一つ目はアルバムです。撮影した写真の納品形式は様々ですが、データのみを受け取るのと、アルバムにして受け取るのとでは、かかる費用に大きな差が出てきます。


データで受け取り、後日自分たちでアルバムの作成を業者にお願いしたほうが、低価格で済む場合があるため、調べてみるのも良いでしょう。


二つ目は衣装です。近年は、引きで撮る写真も多く、白無垢や色打掛を着ているだけで素敵な写真に仕上げてもらえることがあります。衣装に特段のこだわりがない限り、高額な追加料金を払ってランクアップさせなくても問題ないでしょう。


次におすすめの季節についてです。和装におすすめのシーズンは秋です。紅葉のシーズンの秋は、着物との相性が非常に良い季節と言えます。また、気候がよく、暑くも寒くもないので、新郎新婦の負担も少ないでしょう。

フォトウェディングで着ることができる和装の種類

では、和装フォトウェディングにおいて着ることができる衣装には、どのような種類があるのでしょうか。


和装といっても、その種類は様々で迷ってしまう方も多いでしょう。


事前に着たい衣装に目星をつけておくと、衣装合わせの時に迷わずに済みます。また、着たい衣装を取り扱っているかどうかを事前に確認しておくと良いでしょう。

白無垢

白無垢は、昔から和装結婚式の定番の衣装です。「純白」「嫁いだ先の家風に染まる」という意味が込められており、格式高い衣装として古くから日本では好まれていました。


白無垢の特徴として、小物も全て白で統一されていることが挙げられます。

引き振袖

引き振袖は成人式などで着用する振袖とは少し違いがあり、裾を引きずっているのが特徴です。打掛と比べて身動きが取りやすく、女性らしいシルエットが出せるのも人気の理由の一つです。


引振袖の中で人気のあるカラーは、黒だと言われています。

色打掛

華やかな印象の色打掛は白無垢と同様に、古くから婚礼衣装として使われています。


色も柄もバリエーションが豊富で、他の人と被りにくいコーディネートができるため、フォトウェディングだけではなく結婚式の前撮りでも人気があります。

振袖

白無垢、引き振袖、色打掛のほかに、振袖を着る方もいます。


振袖は結婚した後にはもう着られない衣装であることから、最後の記念にしたいと考える人や、成人式の時に両親に買ってもらった振袖を着たいと考える人が選ぶ傾向があります。

後悔しない和装フォトウェディングにしよう!

いかがでしたでしょうか。


フォトウェディングは、結婚式を挙げるよりも安くできることは確かですが、それでも失敗はしたくないものです。


スタジオ選びのコツを押さえて、後悔のない和装フォトウェディングを実現させましょう。