女性から男性に結婚を申し込む行為を「逆プロポーズ」と言います。一般的には、プロポーズは、男性から女性に結婚を申し込む行為というイメージがあるため、「結婚してほしい」と言われるまで健気に待っている女性も多いでしょう。
しかし、結婚はタイミングとも言います。「結婚するならこの人しかいない」「彼からプロポーズされるまで待っていられない」「結婚の意志を確認したい」という場合は、その機会を逃さないためにも、思い切って逆プロポーズを検討してみてはいかがでしょうか。
どんな時に、どんな言葉で逆プロポーズをすると心に響きやすいのでしょうか。はじめに、逆プロポーズを成功させる3つのポイントを紹介します。
逆プロポーズを行う際は、相手の視点や気持ちに立って、タイミングや言い方などに配慮することが大切です。良い返事をもらえるように、以下のポイントを頭に入れておきましょう。
逆プロポーズを成功させるためには、相手の状況やタイミングを見極めましょう。逆プロポーズのタイミングとしては、相手の気持ちに余裕がある状況がおすすめです。
たとえば、昇進が決まった時や収入が増えた時などは、生活が安定しているため心にゆとりがあります。そのようなタイミングで逆プロポーズすると成功しやすいでしょう。
「プロポーズは男性がするもの」と考えている男性の場合、逆プロポーズされることが嫌だったという場合もあるでしょう。自分が女性を引っ張っていきたい考えがある男性にとっては、不満に感じる可能性があります。
また、逆プロポーズすることは、相手に結婚を急かすことにもつながりやすいです。プレッシャーに弱い人にとっては、「結婚するか・しないか」の選択を迫られると、追い詰められた気持ちになってしまうでしょう。
相手の性格によっては、逆プロポーズしない方が良い場合もあるため、相手の性格を考えるようにしてください。
ストレートな言葉で伝えることも、逆プロポーズを成功させる重要なポイントでしょう。回りくどい言い方をしてしまうと、相手にプロポーズしていることが伝わらない場合があります。
「結婚してください」「あなたのお嫁さんになりたい」「私と家族になってください」など、できるだけシンプルな言葉で伝えると良いでしょう。
続いては、逆プロポーズに良いシチュエーションを紹介します。プロポーズする日・された日は、思い出に残りやすいものです。素敵な演出になるように、シチュエーションはもこだわっていきましょう。
2人で食事をしている時は、お腹も満たされ気分も良い状態になっていることが多いため、逆プロポーズとしておすすめのシチュエーションです。
外食せず、手料理を振る舞う形でも良いでしょう。手料理の場合、より一層結婚生活を連想してもらいやすくなります。「彼女とこれから先も一緒にこうして食事をしていきたい」という気持ちになれば、OKをもらいやすいのではないでしょうか。
逆プロポーズに良いシチュエーションとしておすすめなのが、2人で家でくつろいでいる時です。何気ない会話を楽しんだり、一緒にテレビを見たり、リラックスできる状態で結婚したい気持ちを口にしてみましょう。
予想していないタイミングで逆プロポーズされて、普段以上にときめいて、嬉しく感じてくれる可能性があります。「まさか彼女から結婚しようと言われると思わなかった」という男性も多いでしょう。
相手の誕生日をお祝いしている時に、「来年は彼女じゃなくてお嫁さんとしてあなたの誕生日を祝いたい」と言って、逆プロポーズする手もあります。誕生日というハッピーな空気を利用して、結婚したい思いを伝えましょう。
デートの別れ際の最後は、「もっと一緒にいたいな」「同じ家なら一緒にいられるのに」など、別れたくない気持ちを持っているカップルが多いでしょう。
その悲しい気持ちを利用して、「ここでバイバイしないで一緒にいたいから結婚しない?」と逆プロポーズしてみてはどうでしょうか。遠距離恋愛や、お互い多忙な相手同士の関係でおすすめのシチュエーションです。
一般的なプロポーズでは、婚約指輪を贈ることがありますが、逆プロポーズでも、何か贈り物が必要なのか悩む方もいるのではないでしょうか。逆プロポーズで大切なことは、結婚の思いを真っ直ぐに伝えることです。必ずしも贈り物が必要ということはないでしょう。
ただ、プレゼントを渡すことで喜んでもらえることもあるため、逆プロポーズの記念で贈り物を考えても良いでしょう。食事の時であれば手料理をプレゼントするのも良いのではないでしょうか。
最後に逆プロポーズする時の注意点について紹介します。両想いのカップルであれば、彼女から結婚を申し込まれて嬉しくない男性はいないでしょう。
しかし、これから紹介する注意点に触れてしまうと、彼を嫌な気持ちにさせたり、断られてしまったりする可能性も出てきます。逆プロポーズを実行する場合、これから紹介する以下の内容は避けた方が良いでしょう。
逆プロポーズをする時は、早く結婚したいと焦って、自分の感情を一方的に押し付けないようにしましょう。結婚は2人でするものです。自分は早く結婚したくても、彼にとっては結婚を考えにくい時期ということもあります。
特に「〇歳までに子供を産みたい」「結婚しないと別れる」など、彼を追い詰めるようなことを言うのは控えましょう。彼が結婚話をプレッシャーだと感じれば、結婚関連の話は避けたい気持ちになってしまいます。
彼の状況やタイミングを無視した形で、結婚を強引に進めようとすると、それがきっかけで関係が悪くなる可能性も出てきます。
メールやLINEでの逆プロポーズは、軽い印象に捉えられてしまうため避けましょう。大切な話は対面で話してほしかった、と彼から言われてしまうこともあるでしょう。
また、文章のやりとりでは、意図した内容と違った伝わり方をしてしまう可能性があります。相手にきちんと伝わらなければ、適当に流されて終わってしまうケースもあるため、逆プロポーズは、面と向かって話せる時がおすすめです。
逆プロポーズをする時の注意点として、友人や大勢の人の前で逆プロポーズしないことも大切です。周りからの視線があるところで逆プロポーズすると、じっくり考えたいと思っても、そう言い出しにくくなります。彼の気持ちに寄り添う方法を考えましょう。
逆プロポーズを成功させるにはどうしたら良いか、おさえておきたいポイントと注意点についてなど紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
相手に気持ちを伝える準備が整った時、ぜひ勇気を出して行動してみてください。本記事を参考に、タイミングやポイントをおさえて逆プロポーズを成功させましょう。