これからウェディングフォト撮影しようと考えている方、ポーズのアイデアに悩んでいることはないでしょうか。
どんな写真を撮りたいのかわからない場合、ポーズのアイデアを知っておくことが大切です。撮りたいポーズを事前に考えておくためには、どのようなポーズがあるか把握しておきましょう。
撮影したいと思ったポーズを写真に残せれば、満足感あるフォトウェディングが作成できます。
まずは、思い出に残るフォトウェディングのポーズアイデアを押さえておきましょう。ポーズアイデアを参考に、一生の思い出に残るようなフォトウェディングを計画してください。
思い出に残るフォトウェディングのポーズアイデアとしておすすめなものは、二人の関係を表すポーズです。
カップルによっては、友達のようなさっぱりとした関係の方や、兄妹のように可愛がっている側と、可愛がられている側がはっきりとわかる関係の方もいるでしょう。
自分たちらしい関係性を表すポーズを撮ると、自然な笑みがこぼれたり、オリジナリティを出せたりします。
何十年後に写真を見たとき、「このときはこんな関係性だったね、今も変わらず仲良しだね」「今は私の方が立場は強くなっちゃったね」など、会話を楽しめる可能性もあります。
個性の出るユニークなポーズも、思い出に残るフォトウェディングのポーズアイデアとして良いでしょう。たとえば、「かけっこをする」「ジャンプなど大きな動きを入れる」「新婦をおんぶする」などです。
フォトウェディングは、二人が希望する形の演出を作りやすいとされています。普段やらない面白いポーズなど、この機会にお互い案を出してみてください。
フォトウェディングのポーズアイデアとして、プロポーズのシーンや挙式シーンなど、二人の思い出を再現するポーズも人気です。その日のことを思い出せることを願って、思い出のポーズを残すのも良いでしょう。
フォトウェディングのポーズアイデアとして、おでこ同士をくっつけたり、見つめ合ったり、ハグしたりといった、お互いの愛情を表すポーズはいかがでしょうか。
普段は照れくさくて、愛情を表現するポーズはとらないという二人も、幸せいっぱいで愛情が高まっている今日のことを残すつもりで、ラブラブなポーズを写真に残しましょう。
ロケーション撮影の場合は、綺麗な景色を利用したポーズがおすすめです。美しい景色を背にして、素敵なフォトウェディングが作成できるでしょう。
注意点としてはスタジオによって、撮影場所を制限されることがあるため、スタジオを選ぶ前に撮りたいロケーションを決めておくことが大切です。選んだ場所で撮影できるスタジオを探しましょう。
次は、フォトウェディングのポーズのアイデア31選を紹介します。たくさんのポーズを紹介しているため、やってみたいスタイルが見つかるでしょう。
自分たちが納得するフォトウェディングにするためにも、具体的にどのようなポーズがあるのか、知っておきましょう。
フォトウェディングのポーズのアイデアとして、コツンとおでこ同士をくっつけるポーズをとると、可愛らしい構図に仕上がるでしょう。
照れてしまう可能性もありますが、二人の結婚を記念するために作成するフォトウェディングでもあります。恥ずかしい気持ちに蓋をして、思い出作りとして、ぜひ試してみてください。普段とは違う二人の雰囲気を残せるでしょう。
正面と後ろから全身を映せば、衣装の全体のデザインを前後両方残すことが可能です。この日、どんなウェディングドレスとタキシードを着用したのか、生地の色や柄、質感など、記憶は時間が経てば薄れていきますが、写真に収めれば忘れずに済むでしょう。
チャペルでのロケーション撮影で、父親も出演してもらう場合、バージンロードを一緒に歩く写真もおすすめです。ゲストもいないため、挙式当日よりもリラックスした雰囲気で撮影に臨めるでしょう。
挙式を行わない場合も、フォトウェディングで実際にバージンロードを歩けば、父親にとっても忘れられない一日になるでしょう。仕上がった写真は、ぜひご両親にもプレゼントしてあげてください。
見つめ合うシーンは、お互いを意識してラブラブな様子が伝わり、ロマンチックな雰囲気が漂います。お互いの表情がしっかり見え、二人の世界を感じられる一枚になるでしょう。
普段仕事などで忙しく、なかなかお互い見つめ合うことがない場合は、見つめ合うシーンを撮ることによって、ときめきを感じるひとときを楽しめる時間にもなります。
また、横からのカットになるため、ヘアスタイルやヘアアクセサリーも写せるチャンスでもあります。
階段の高低差を利用すると、ドレスのバックスタイルを美しく見せたり、足を長く見せたりすることが可能です。
特にロングトレーンの場合は、華やかで壮大なショットが撮影できるでしょう。ドレスのトレーンの長さも伝わるため、平面な地面に立つよりドレス姿を美しく写真に残せます。
二人が階段で撮影する場合も、階段の使用で二人の身長差がしっかりと出るため、身長差があまりないカップルにおすすめです。
新婦を抱っこするポーズは、新婦としてはお姫様気分を味わえるため嬉しいポーズです。持ち上げた際に、ドレスの裾がフワッと舞い上がると、お姫様感が一段と増すでしょう。新郎にとっては、新婦を抱っこする姿は逞しく、男らしい一面を写真に残せます。
思い出に残るフォトウェディングのポーズアイデアとして、挙式中の様子を入れる方法もあります。結婚式場や教会などのロケーション撮影であれば、挙式中の雰囲気を出せるでしょう。ベールアップや誓いのキス、指輪の交換シーンなど、挙式で行う内容を撮影していきます。
フォトウェディングのポーズのアイデアとして、背中を合わせる形もおすすめです。視線を遠くに向けて、モデルのようにかっこよく決めてみましょう。街中やビルが見えるロケーション撮影では、スタイリッシュな雰囲気に仕上げることも可能です。
プロポーズシーンを再現する一枚も、フォトウェディングとして入れたい構図ではないでしょうか。プロポーズされた思い出が記憶に残るように、再現するような写真を残しておきましょう。
プロポーズシーンは、お互いが納得する形を考えることがおすすめです。思い浮かばない場合は、お互い向かい合って、新郎が新婦に指輪のケースを開けると、プロポーズショットとしてわかりやすい写真が撮れるでしょう。
フォトウェディングのポーズとして、指輪の交換のシーンを再現するのもおすすめです。式当日は、写真にうまく残らなかった、アップで撮影できなかった、ということもあり、フォトウェディングだからこそ綺麗な構図で残せるチャンスです。
新婦の全身を撮っておくことも、フォトウェディングの1ショットとしておすすめです。貴重なウェディングドレス姿は、スタンダードの状態でも残しておきましょう。
はっきり「ドレスと新婦が主役」と伝わるような写真を残しておくことも大切です。ウェディングドレスを着ることを小さい頃から夢見ていた女性の場合は、夢を叶えたことの証にもなります。気に入ったドレスを着た喜びで自然な笑みがこぼれて、素敵な写真になるでしょう。
ハグするショットは、新郎新婦の仲の良さがストレートに伝わるポーズです。後で見ると少し恥ずかしくなってしまう可能性もありますが、結婚記念としてラブラブな様子を写真に残しておきましょう。
ブーケを手に持ってハグしあうと、華やかな一枚になります。クマや犬など、大きめのぬいぐるみを持ってハグすると、可愛い写真になるでしょう。
正装していて普段よりもかっこいい新郎の全身も、フォトウェディングでしっかり撮っておきましょう。ドレスアップしてかっこいいパートナーに、写真を見返すたび惚れ直してしまうでしょう。
衣装の見えない部分がどうなっていたのか、後になって思い出せないこともあるため、全身がカメラにきちんと収まるように意識することをおすすめします。
フォトウェディングでは、ドレスの裾までカメラに収めておくと、ドレスを選んだ花嫁の、衣装に対する愛着やこだわりを残すことができるでしょう。後々その写真を見たときに「このドレスの裾のレース部分が好きで選んだな」と思い出すこともできます。
フォトウェディングでは、新郎新婦の表情や、体の動きなどが多く撮影されることが多いため、前もってカメラマンさんにドレスの裾のショットが欲しい旨を、伝えておくようにしましょう。
花嫁のウェディングドレス姿からベールをセットでイメージする方も多いのではないでしょうか。ベールは、花嫁を柔らかいレース刺繍で包んでくれるため、神秘的な雰囲気を演出するアイテムです。
ベールアップシーンの再現を写真に残すことで、結婚したことが一段と伝わるフォトウェディングになるでしょう。
また、ベールには、新婦と新郎を隔てる壁という意味があり、ベールアップは、その壁をなくし共に人生を歩んでいくという意思を決めた儀式とも言われています。新郎のかっこいい決意証明シーンでもあるため、ベールアップのシーンも残しておくことをおすすめします。
二人で自然に歩く様子は、無理に表情を作らないため、ナチュラルな様子が写真に残せると人気です。これからの人生も、一緒に歩いていく決意が感じられるような演出になるでしょう。
特にロケーション撮影では、美しい景色を堪能しながら歩いて撮影していく方法は多いとされ、普段見せている素直な表情を、自然に歩きながら出していきましょう。
二人の指で文字を作ると可愛い雰囲気の写真が撮れます。お互いの親指と人差し指をくっつけて「ハートマーク」を作ったり、二人のイニシャルや「LOVE」の文字を作ったりしてみましょう。
「LOVE」は、左に立つ人が「L」と「O」、右に立つ人が「V」と「E」を担当します。「L」は、人差し指と親指で、「O」は、丸を作れば完成です。「V」と「E」は、右手で2本、左手で3本の指を交差させれば簡単に「VE」の形を作れます。
二人でダンスする様子も、フォトウェディングのポーズとしておすすめです。王子様とお姫様になったつもりで、踊っているシーンをカメラに収めてもらいましょう。
ダンスによってドレスの裾がなびくショットは、優雅で素敵な一枚になります。立ち止まったり、ドレスの装飾や小物を写したり、動きのない写真が多い中で動きのある写真を入れておくとアクセントになり、写真を見返すときに全体的なバランスが良くなります。
メイク中の新婦の撮影は、メイクによって、普段の彼女が徐々に花嫁になっていく姿をストーリー的に見ることができるため、おしゃれな演出になります。
女性としては、少しずつ綺麗になっていくメイク時間はワクワクして楽しみなひとときでもあるでしょう。「このときは胸を躍らせていたな」と写真を見て振り返ることができます。
メイク中の写真では、新婦を新郎が鏡越しに見たり、お互いに微笑み合ったりする様子もおすすめです。綺麗に映る角度で撮影してもらえるようカメラマンさんにお願いしておきましょう。
すっぴん要素が残るのは嫌だと言う場合は、メイクではなく髪型を作っていくときの様子を撮ってもらうのが良いでしょう。
ジャンプをしたり、動き回ったり、大きな動きを作ると、面白味のあるフォトウェディングになるでしょう。
結婚衣装の写真では、主役二人の表情やドレスが綺麗に見えるように静止画的な写真が多い傾向にあります。枚数をたくさん入れられるのであれば、大きな動きの構成も入れてみましょう。
大きな動きを入れることで、アクションに気をとられて自然に笑顔が湧き出てくるでしょう。良い表情が撮影できるチャンスでもあります。
二人が肩を寄せ合う姿は、可愛く微笑ましいポーズです。肩を寄せ合うことで「これからの人生、共にこうして肩を寄せ合い仲良く過ごしていこうね」という意思表明にも感じられます。
二人が肩を寄せ合う構図は、王道ショットでもあるため、結婚報告や年賀状用の写真として活用しやすいという点でも残しておきたい1ショットでしょう。
フォトウェディングのポーズのアイデアに、新婦をおんぶするスタイルもあります。おんぶする機会も普段の日常では珍しいことではないでしょうか。結婚衣装でおんぶする姿は、非日常を収めた特別な一枚にもなります。
おんぶのポイントは、新婦が新郎の背中に飛び込むことです。最初は遠慮しがちになってしまう部分もありますが、慣れてきたら思い切り飛び込んでみてください。撮影を楽しんでいると、無邪気な表情が出てきて、笑顔がいっぱいの様子が残せるでしょう。
新婦に靴を履かせるシーンは、まるでシンデレラのガラスの靴を王子様が履かせるシーンを再現しているようだと人気があります。
女性はいつか運命の相手である王子様が、自分の下に現れることを期待していた、という方も多いのではないでしょうか。
ガラスの靴を履かせるシーンはまさに運命的な結びつきを感じさせる場面です。再現するようにカメラに収めておきましょう。
二人の熱々ぶりを伝えるために、おでこや頬にキスするショットもおすすめです。
お互いの顔を寄せる構図ということもあり、顔が隠れず撮影できて、幸せ感もそのまま伝わりやすい一枚になります。
おでこや頬であれば、シャイな新郎でも挑戦しやすいでしょう。恥ずかしがっている表情も可愛らしく見えるでしょう。
表情や全身を写すショットばかりでは物足りない場合は、足元をズームアップして写してみましょう。
丈の長いドレスの場合、足元や靴は見えない部分です。靴のデザインもこだわったのであれば、ぜひ写真に残しておきましょう。
足をクロスさせたり、椅子に座って斜めに揃えたり、鏡の前でポーズをチェックして、足が綺麗に見える角度を探してみてください。研究しておくと、当日納得できる写真が撮れるでしょう。
そっと重ねるように手を繋ぐ様子は、丁寧に相手のことを思い合うような、優しげで柔らかい雰囲気が醸し出され、逆にぎゅっと力いっぱい手を繋いでいる様子は、お互いの絆の深さが強いことをアピールできます。
美しい景色のロケーションフォトであれば、まるで二人を中心に世界が回っているような、壮大な構図の絵が撮影できるでしょう。
フォトウェディングに変顔する写真も入れておくと、後々見たときにクスッと笑える面白さがあるでしょう。
ドレスアップした二人が変顔しているシーンというのも珍しいものです。普段変顔しない二人も、この機会に全力の変顔を残してみてください。
キスのポーズをとる様子も、フォトウェディングのポーズでは人気のショットです。二人の仲睦まじい様子が伝わってくるでしょう。
お互いの顔と顔を近づけるため、少々恥ずかしいポーズではありますが、写真で見るとロマンチックな雰囲気になります。幸せがいっぱい詰まったフォトウェディングにするためにもぜひ一枚キスのポーズも入れてみてください。
新郎が新婦の手を引いてエスコートするポーズは、今後の人生を前向きに進んでいく二人を表すような一枚になるでしょう。
エスコートしている新郎の男らしさも感じ、かっこいいショットとして映る構図です。手をとり合って一緒に歩んでいく姿は、写真を見た人も二人を応援したくなる要素が詰まっているでしょう。
影のみを写す撮影は、ロマンチックでおしゃれな作品になります。シルエットが綺麗に出る衣装やヘアスタイルが良いでしょう。
室内の撮影でも可能ですが、影が作りやすいロケーション撮影の場合は特におすすめです。日差しが強く遮るものがない砂浜や地面などで、可愛い影を作って撮影してもらいましょう。
見つめ合いながら二人でハートマークを作ったり、手を繋いだり、キスしているように顔をくっつけたり、影でもラブラブな様子を作ってみてください。可愛らしいフォトウェディングになるでしょう。
かけっこをする様子も、躍動感が出て良い写真になるでしょう。ロケーション撮影など広い場所がある場合は、ぜひかけっこシーンも入れてみてください。
新婦はドレスということもあり、走ってもスピードが出ないため、新郎は手加減して追いかけてあげましょう。ビーチや草原、森林の中で走っている姿は無邪気で可愛い一枚になります。
最後に、フォトウェディングの撮影に利用したい小道具5選を紹介します。小物を使った撮影は、可愛らしい演出になりおすすめです。お面をつけたり、イニシャルオブジェやガーランドを使ったりして、フォトウェディングを楽しみましょう。
ウェディングドレスとタキシードにお面をつけることで、一気にユニークな演出になるでしょう。
ウサギやクマなどのアニマルなお面は可愛らしい演出になります。和装の場合は、ひょっとこ、おかめ、狐など、和のテイストに沿ったお面にすると衣装とマッチしておすすめです。
イニシャルオブジェは、アルファベットの形をしたブロックです。お互いの名前の頭文字になっているアルファベットを選んで、フォトウェディングに使用してみましょう。
木やブリキなど、素材はさまざまあるため、二人の雰囲気にぴったりなものを選んでみてください。温かみを感じるのは木製、クラシカルな雰囲気にしたい場合はアルミが良いでしょう。
ベールは新婦の頭部を覆い隠す薄い布で、花嫁衣裳の必須アイテムの一つです。結婚式でベールをたくし上げる行動は、二人の間の壁がとり払われ、晴れて夫婦になったことを意味すると言われています。
ベールをフォトウェディングで使うと花嫁らしさがより一層伝わり、新婦の顔が透け感のあるベール越しに見える様子は、神秘的で美しい1ショットになるでしょう。
ガーランドは、壁や窓に花や葉、旗などのオーナメントを紐やワイヤーで結んだインテリア小物です。室内をおしゃれに明るく見せるガーランドは、フォトウェディングでも人気を集めています。
ポーズを撮るのが苦手な人も、お気に入りの花や葉、文字を書いた紙などをガーランドにして撮影に望めば、手軽に素敵なフォトウェディングが撮れるでしょう。
フォトウェディングの撮影小物に額縁を使用すると、絵画のような一枚に仕上がりおすすめです。ウェディングドレスを着た美しい姿を、絵画のような雰囲気で残せるでしょう。
額縁の中で見つめ合ったり、キスしてみたり、二人の熱々さが伝わるロマンチックな構図になるように色々と試してみてください。
ロケーション撮影の場合、地面に額縁を立てて、遠く離れたところに立って額縁内に入るようにすれば、遠近法によって全身ショット撮影も可能です。
フォトウェディングはこれといった決まりがないため、内容は自由に二人で決めることが可能です。自分たちらしさが出るように、撮影したい場所、ポーズなど、お互いの希望を出してみてください。
今回紹介したさまざまな例を参考に、二人でアイデアを巡らせて素敵なフォトウェディングを作り上げましょう。