フォトウェディングにかかる費用は?気になる内訳や抑えるポイントについても紹介

記念として残せるのが魅力のフォトウェディング

フォトウェディングの一番の魅力は、記念として残せることです。好きな場所や好きな服装で、結婚式を挙げるよりもリーズナブルに思い通りの写真を撮ることができます。子供やペット、両親と撮影できるのも大きなメリットといえるでしょう。


例えば以下のような撮影をしたい人にオススメです。
・プロポーズを受けた思い出の場所で撮影したい
・映画に出てくるワンシーンのような撮影がしたい
・青い海や白い雲に囲まれて撮影したい
・ペットや子供と撮影したい

フォトウェディングの種類

フォトウェディングの種類は2つあります。屋内で撮影する「スタジオ撮影」と屋外で撮影する「ロケーション撮影」です。両方ともにメリット・デメリットがあるため、体調や記念に残したいシチュエーションを考慮して選びましょう。

屋内で撮影する「スタジオ撮影」

フォトウェディングの種類の1つ目は、屋内で撮影する「スタジオ撮影」です。


スタジオ撮影は屋内での撮影のため、天候の影響を受けず落ち着いて撮影できます。また、子供やペットと撮影したい人、妊娠中で体調に波がある人にもオススメです。


撮影スタジオによっては1万円以内で利用できるなど、比較的リーズナブルに撮影できる点はメリットでしょう。

屋外で撮影する「ロケーション撮影」

フォトウェディングの種類の2つ目は、屋外で撮影する「ロケーション撮影」です。


2人の思い出の場所や日本庭園など、撮影のバリエーションがあります。また、新婚旅行を兼ねてロケーション撮影を選ぶ方法もオススメです。洋装(ドレス・タキシード)や和装で四季折々の背景と一緒に記念撮影しましょう。


ロケーション撮影は、ハワイやモルディブ、ヨーロッパなどの海外で、撮影を受け付けている会社もあります。体調面と金銭面に余裕がある場合は、海外で撮影するという選択肢もいれると良いでしょう。

フォトウェディング費用の相場目安と内訳

ここからは、フォトウェディング費用の相場目安と内訳を解説します。スタジオで撮影するかロケーション撮影するかで金額は異なりますが、衣装や撮影場所、小物のレンタルなどでも金額が変動します。


フォトウェディングをするにあたり、希望のロケーションを優先するのか、金額を抑えるのかなど優先順位を考えながら選びましょう。

スタジオ撮影の相場目安と内訳

スタジオ撮影の相場目安は、およそ5~20万円です。


スタジオ撮影の内訳は以下の通りです。
・撮影料
・衣装(洋装のみ/和装のみ/洋装と和装など)
・新郎新婦の着付け
・小物一式(ブーケなど)
・新婦ヘアメイク
・アクセサリー
・写真データ(1cut~)
・アルバムもしくは台紙など

ロケーション撮影の相場目安と内訳

ロケーション撮影の相場目安は平均で10~25万円です。ロケーション撮影の場合は、移動費や出張費がかかる場合もあるため、さらにプラスになる場合もあるでしょう。


ロケーション撮影の内訳は以下の通りです。
・撮影料(100~200カット)
・衣装(洋装のみ/和装のみ/洋装と和装など)
・メイク、着付け
・撮影小物一式(ブーケなど)
・ヘアメイク
・アクセサリー
・写真データ(1cut~)
・アルバムもしくは台紙など

フォトウェディングで追加費用がかかりやすい項目6つ

次に、フォトウェディングで追加費用がかかりやすい項目を、6つ解説します。金額を抑えるためにも優先順位を考えて、必要のないオプションは省きましょう。


追加費用がかかりやすいのは「土日祝日の撮影」「カット数の追加やアルバム作成」「複数場所での撮影」「衣装のグレードを上げる」「カメラマンの指名」「画像の編集を依頼する」の6つです。

1:土日祝日に撮影する

1つ目は、土日祝日に撮影することです。


土日祝日に撮影すると2万円~4万円ほど料金が上がるケースもあります。また、ロケーション撮影の場合は人通りが多くなり、通行者が写真に写ってしまい、なかなか撮影が進まないなどのアクシデントも発生しやすくなるでしょう。


ただし、土日祝日に撮影することで、仕事を気にしなくて良い、親を呼びやすいなどのメリットもあります。

2:カット数の追加やアルバム作成をする

2つ目は、カット数の追加やアルバムを作成することです。


カット数を追加することで、2万円~3万円ほど金額が上がります。また、アルバム作成のオプションを追加すると2万円ほど料金が追加されるでしょう。

3:複数の場所で撮影する

3つ目は複数の場所で撮影することです。


基本プランでは1カ所のみの撮影が入っている場合が多いですが、複数の場所で撮影することで金額は上がります。また、撮影したい場所によっては、有料オプションとなりさらに金額がかかることもあります。


自分の撮影したい場所が、基本プランに入っているかどうかを確認しましょう。

4:衣装のグレードを上げる

4つ目は、衣装のグレードを上げることです。


衣装のグレードアップの費用は2万円ほどかかるため、どうしても着たい衣装がなければ、衣装のグレードを上げないことをオススメします。また、洋装と和装とでは、手間がかかる分和装の方が金額が上がる傾向にあります。

5:撮影クルーを指名する

5つ目は、撮影クルーを指名することです。


撮影クルーを指名することで、指名料が発生します。指名料は撮影担当者によって異なるため、予め確認しておきましょう。

6:画像の編集を依頼する

6つ目は、画像の編集を依頼することです。


画像の編集を依頼し、アルバムを作成してもらうと追加で料金が発生します。そのため、画像データのみ納品してもらい、自宅で編集すると費用を抑えられるでしょう。


また、データを持ち込むことでアルバムを作成してくれるサービスもあるため、それらを活用してみるのもオススメです。

フォトウェディングにかかる費用を抑えるポイント7つ

ここまで、大体の相場の目安と追加でかかる費用について紹介しました。では、費用をさらに抑えるためにはどうすれば良いのか気になる方もいるでしょう。


ここでは、フォトウェディングにかかる費用を抑えるポイントを7つ説明します。全て取り入れることは難しくても、キャンペーンを利用したり衣装の数を絞ったりするだけでも費用はそれなりに抑えられます。


これから紹介する内容を参考に、費用を抑えつつ素敵なフォトウェディングにしましょう。

  • 平日に撮影する
  • ロケーション撮影ではなくスタジオ撮影にする
  • 着用衣装の数を絞る
  • 和装ではなく洋装を選ぶ
  • 撮影に使う小物を自作して持ち込む
  • 割引されるプランやキャンペーンを活用する
  • アルバムは購入せずに自作する

1:平日に撮影する

まずは、平日に撮影することです。


平日と土日祝日で料金が変わる場合は、平日に撮影することで、2万円~3万円ほど料金を抑えることができます。ただし、ヘアメイクなどの支度や、撮影を含めて約5~6時間かかってしまう場合もあるため、1日もしくは最低でも半日は予定を開けておきましょう。

2:ロケーション撮影ではなくスタジオ撮影にする

ロケーション撮影ではなく、スタジオ撮影にすることでも費用を抑えられます。


ロケーション撮影とスタジオ撮影では5万円~10万円ほど金額が変わってきます。また、ロケーション撮影の場合、雨天時にキャンセル代がかかってしまうところもあります。


そのため、シチュエーションにこだわりがなければ、スタジオ撮影の方が費用を抑えられるためオススメでしょう。

3:着用衣装の数を絞る

着用衣装の数でも金額が変動します。


例えば1着だけ着用する場合は、基本料金プランに入っていることが多いため、安く済むでしょう。しかし、プランに含まれていない場合、2着目を着用すると1万円~2万円ほど金額が上がる場合もあります。


別途持ち込み料が発生する場合もありますが、衣装を持ち込めるスタジオもあるため、どうしても2着目を着たい場合は、確認してみましょう。

4:和装ではなく洋装を選ぶ

和装ではなく洋装を選ぶことでも、金額を抑えられます。


和装は洋装に比べると着付けにかかる手間が多いことから、1万円ほど金額が上がる傾向があります。どうしても和装を着たいなどのこだわりがない場合は、洋装選ぶと良いでしょう。

5:撮影に使う小物を自作して持ち込む

ネックレスやピアスなどのアクセサリーや、ブーケなどの小物をネットで購入したり、手作りしたりして持ち込めば費用を抑えられます。


ただし、持ち込み料がかかってしまう場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

6:割引されるプランやキャンペーンを活用する

季節やイベントごとのキャンペーン割引、友達や家族の紹介で安くなるプランを用意している会社があります。割引が適用されるプランやキャンペーンを活用することも、費用を抑えるための大切なポイントです。


さまざまなスタジオのホームページを確認して、お得な割引を活用しましょう。

7:アルバムは購入せずに自作する

最後に、アルバムは購入せずに自作することで費用を抑える方法です。


アルバムは購入せずにデータのみを納品してもらい、自宅で編集しましょう。また、データの持ち込みでアルバムを作成してくれるサービスもあります。それらを活用して費用を抑えましょう。

フォトウェディングを予約するときにチェックしておきたいこと

フォトウェディングを予約するときにチェックしておきたいことは、「撮影シーンやポーズを決めておく」「日程変更が可能かどうか確認する」の2つです。


フォトウェディングの撮影時間は限られているため、撮影シーンやポーズは予め決めておきましょう。撮影時間を越えてしまうと超過料金が発生する場合があります。撮りたいシーンやポーズは、撮影指示書などに記入してスタジオに相談しましょう。


また、急な用事や体調不良などで日程変更が可能かどうかを確認します。その際、何日前までキャンセルが可能なのかも、あわせて確認しておきましょう。スタジオによっては、キャンセル料や違約金がかかってしまう場合があります。


金額を安くできたとしても、満足のいく写真が撮れなければ意味がありません。料金は予算内か、着たいドレスはあるかなど細かいところまでスタジオに確認しましょう。

費用を確認して満足のいくフォトウェディングをしよう

フォトウェディングの選び方や金額の抑え方をご紹介しました。フォトウェディングの魅力は、リーズナブルに記念写真を撮影できるところです。


この記事を活用して、費用を抑えながらも納得のいく1枚を撮影してみてください。結婚式や披露宴ではなく、フォトウェディングという形で、一生の記念を残しましょう。