結婚式直前に妊娠が発覚すると、新しい大切な命を授かったことに大きな喜びを感じると同時に、「準備中の結婚式を中止するか、それとも続行すべきか」という点で悩むことでしょう。
最近では、結婚式直前に妊娠が発覚するというケースも決して珍しくありません。ここではまず、結婚式直前に妊娠が発覚した場合に取るべき選択肢を3つご紹介していきます。
結婚式直前に妊娠が発覚した場合の選択肢としてまず挙げられるのが、結婚式を中止するということです。
妊娠中も結婚式の準備を問題なく行える妊婦さんもいれば、反対にひどいつわりや体調不良で苦しみ、結婚式どころではないという妊婦さんもいます。
後者の場合は、結婚式の準備はもちろん、結婚式当日も体に負担がかかるリスクが高いため、万が一のことを考えて結婚式を中止したほうがベターでしょう。
「妊娠中は体調が不安定になるため、マタニティウエディングを挙げるのは不安に感じる」という方も少なくありません。
もしも結婚式直前に妊娠が発覚した場合は、結婚式を産後に延期するというのもひとつの手です。体調が安定して子育てにひと段落ついた時期に挙式をすれば、念願の結婚式を諦める必要はなくなります。
「やはり結婚式を挙げるべきだった」と将来後悔することもないでしょう。
妊娠中だからと言って、結婚式が挙げられないというわけではありません。最近では妊娠中の新婦のために、マタニティウエディングのプランを提供している式場も増えてきています。
体調面で不安要素が少なく、結婚式の準備などが心身の負担にならないのであれば、結婚式直前に妊娠が発覚したとしてもそのまま結婚式を決行することが可能です。
ただし、事前に医師に相談する必要があります。
結婚式直前に妊娠が発覚すると、新しい命を授かったことに喜びを感じつつも、「この状態では結婚式を挙げられない」と悲しい気持ちになることもあるでしょう。
ですが、妊娠が発覚した場合でも、必ずしも結婚式を中止・延期しなければならないというわけではありません。
新婦に負担のないように新郎が積極的に結婚式の準備を行い、また体調が安定する時期を見計って日程調整を行えば、妊娠中でも結婚式は可能です。
妊婦さんによってはつわりが少なく、妊娠中でも結婚式の準備を進められることもありますが、つわりがひどくとても結婚式どころではないという妊婦さんもいます。
また、安定期に入る前の時期や臨月に結婚式を挙げると体に負担がかかりやすいため、こうした場合は結婚式を中止もしくは延期したほうが無難だと言えるでしょう。
ここからは、妊娠が発覚して直前に結婚式を中止せざるを得ない場合の注意点をご紹介します。
結婚式直前で妊娠が発覚して挙式を取りやめる場合、式場やゲスト、関係者などへの連絡は速やかに行わねばなりません。
結婚式のためにわざわざ都合をつけてくれるゲストも少なくないため、迷惑をかけないようにできるだけ早く連絡をして、結婚式を中止する旨を伝えましょう。
また、直前で中止を申し入れるとキャンセル料が高くなるので、そうならないためにも早めに式場に連絡を入れることが大切です。
結婚式直前に妊娠が発覚したとしても、挙式を完全に中止する必要はありません。結婚式を取りやめた場合、「やはりあの時結婚式を挙げればよかった」と後悔する人も多いでしょう。
式直前に妊娠が発覚した場合は、出産後や子育てがひと段落ついた時期まで延期をしてみてはいかがでしょうか。
ここからは、妊娠が発覚したことで結婚式を直前で延期する場合のポイントを解説していきます。
妊娠が発覚して直前で結婚式を延期する場合は、式場やゲストなど関係者にただちに連絡を行いましょう。
できるだけ早く連絡を行うことで、結婚式関係者にかかる迷惑を最小限に抑えることができます。
妊娠が発覚したからと言って、必ずしも出産後に結婚式を延期しなければならないというわけではありません。
妊娠中であっても、結婚式を挙げることは可能です。たとえば初期の段階で妊娠が発覚した場合、安定期に入った頃に挙式を挙げる人もいます。
お腹のふくらみや体調面を気にせずに挙式をしたい場合は、体調が安定する産後6ヶ月以降がよいでしょう。
妊娠が結婚式直前で発覚した場合、安定期や出産後6ヶ月ほどの時期に結婚式を延期するのではなく、子どもがある程度大きくなるまで延期をするというのもひとつの方法です。
生後わずかの赤ちゃんを伴って結婚式を挙げると何かと大変ですが、子どもがある程度大きくなれば、最近流行りの「パパママ婚」をスムーズに実現できるでしょう。
結婚式直前に妊娠が発覚した場合、延期をするというのもひとつの選択肢ではありますが、体調に配慮しながらマタニティウエディングを挙げることも可能です。
「招待状をすでに送ってしまったから、キャンセルしにくい」といった理由で、結婚式の中止や延期に抵抗感を覚える方も少なくないでしょう。
ここからは、結婚式直前に妊娠が発覚したものの、予定通り結婚式を挙げる場合のポイントについてご紹介していきます。
結婚式直前で妊娠が発覚したならば、まずはウエディングプランナーとすぐに連絡をとりましょう。
妊娠が発覚したものの予定通り結婚式を挙げたい旨を伝えた上で、妊娠中の体調に配慮したマタニティウエディングにプランを変更できるか相談してみてください。
プランや挙式の日程の変更を行う場合は調整に時間がかかるので、妊娠が発覚したら速やかにプランナーに連絡を入れることが鉄則です。
結婚式直前に妊娠が発覚した場合、それまで予定していたプログラムをそのまま実行してしまうと、結婚式当日に体調を崩してしまう可能性があります。
つわりや体調不良の可能性を配慮して、できるだけ花嫁の体に負担がかからないプログラムに変更しましょう。
ブライダルプランに切り替えを行い、花嫁の体調を第一に優先することが大切です。
すでに結婚式の食事の内容を決めていた場合でも、妊娠が発覚したならば、式直前であっても内容の変更を検討すべきです。
たとえばアルコールやカフェイン飲料は妊娠中の花嫁にはNGですし、刺身やサーモンのマリネなどの生ものもいけません。
ウエディングプランナーに相談して、飲み物も料理も妊娠中の花嫁に負担のないものに変更するようにしてみてください。
挙式直前に妊娠が発覚した場合、結婚式当日に着用するドレスや靴の変更も検討する必要があるでしょう。
着用するドレスをすでに決めていたとしても、お腹がふくらんできた状態では着こなすのが難しくなりますし、腹部を締め付けてしまい体調が悪くなってしまう可能性もあります。
また、着慣れないドレスでハイヒールを履くと転倒のリスクがあるため、ローヒールをチョイスしましょう。
結婚式直前で妊娠が発覚した場合、ウエディングプランナーとさまざまな点について変更の相談を行わなければなりませんが、そのたびにプランナーを訪問していては体に負担がかかってしまいます。
妊娠中で体調が安定しないことも多いため、ウエディングプランナーとの打ち合わせはできる限りメールや電話で行い、どうしても対面での相談が必要な場合は新郎に積極的に協力してもらうことも必要です。
結婚式直前に妊娠がわかった場合、結婚式当日は妊娠中の花嫁に配慮した対応を式場にお願いすることも大切です。
万が一体調が悪くなった時にすぐに休めるように工夫してもらうなど、あらかじめ式場側に配慮してもらい点を細かく伝えておきましょう。
挙式直前に妊娠がわかった場合でもマタニティウエディングを挙げることは可能ですが、「本当にだいじょうぶだろうか」と不安になる花嫁も少なくないことでしょう。
では、不安要素を減らすために花嫁側は具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか。ここからは、妊娠中の花嫁が安心して結婚式を挙げるために注意すべきポイントを5つピックアップしてご紹介していきます。
まず注意したいのが、タバコやアルコールは止めるということです。妊娠中にタバコを吸ったりアルコールを摂取したりするとお腹の赤ちゃんに悪影響があると言われているため、タバコとアルコールはきっぱりと断ちましょう。
また、花嫁自身がタバコを吸わない人であったとしても、妊娠中は臭いに敏感になるため、タバコの臭いで気分がわるくなってしまうこともあります。式当日は禁煙であることを周知しましょう。
タバコやお酒と同様に、カフェインも妊娠中の女性にとってNGなもののひとつです。コーヒーや緑茶、ウーロン茶などカフェインが含まれている飲み物は多いため、できるだけノンカフェイン飲料をチョイスするように気をつけてみてください。
妊娠中の体はとてもデリケートですので、体に負担がかかるような激しい運動は控えましょう。
もちろん、適度な運動ならば問題はありませんし、むしろ推奨されているほどです。妊婦さんによって適切な運動の量や質は異なるため、お医者さんに相談しましょう。
「タイトなドレスを美しく着こなしたいから」という理由で、ダイエットのために激しい運動をするのはNGです。
妊婦さんにとって冷えは大敵ですので、体が冷えるような薄着は避けましょう。
姿勢の変化だけでも血流がよくなくなり冷えの対象となるといわれています。結婚式当日は花嫁が座る座席にエアコンの風が直接当たらないように配慮してもらうことも必要です。
刺身やお寿司、ローストビーフなどの火を通していない生ものは、妊婦さんにはリスクが高いと言われている食材です。
たとえ生ものが大好物であったとしても、お腹の子のことを考えて我慢するようにしましょう。また、結婚式当日の食事に生ものがある場合は、メニューの変更を検討してみてください。
今回は結婚式直前に妊娠が発覚した場合の選択肢についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
妊娠中の体調の変化は女性によってさまざまですので、状況に合わせて結婚式を挙げるかどうかを柔軟に考え、最善の選択肢を選びましょう。