結婚式でメッセージムービーを流したい!作り方とアイデア5選

結婚式の人気演出メッセージムービー

「メッセージムービー」とは、結婚する2人に向けて、たくさんの人から集めたメッセージを繋ぎ合わせたサプライズ動画です。   この方法を使えば、当日どうしても出席できない友達の声などを新郎新婦に届けることもできるため、最近の結婚式の披露宴ではメジャーになりつつあります。   本記事では、結婚式で流すメッセージムービーの作り方とアイデアについてご紹介していきますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。

結婚式のメッセージムービーの作り方5ステップ

ここからは、結婚式のメッセージムービーの作り方5ステップについて詳しくご紹介していきます。   一般的な結婚式のメッセージムービーの作り方には、「1:大まかなテーマを決める」「2:構成を考える」「3:曲を決める」「4:撮影する」「5:編集する」というステップがあります。   それぞれのステップを順に踏み、これから結婚する新郎新婦に向けて素敵なメッセージムービーを作りあげましょう。

ステップ1:大まかなテーマを決める

1つ目の結婚式のメッセージムービーの作成ステップは、はじめに「大まかなテーマ」を決めることです。テーマとは主題、つまり創作・行動などで基調となる考えです。   テーマを決めることで洗練された雰囲気になり、メッセージムービーで何を伝えたいかという部分が見えてくるので完成度が高まります。   テーマは新郎新婦の好みをよく考えて、笑いをとる内容にするか、感動的な内容にするかなどよく考えましょう。

ステップ2:構成を考える

2つ目の結婚式のメッセージムービーの作成ステップは、構成を考えることです。   「起承転結」や、「序論・本論・結論」などの構成が決まっているかで、作品の完成度だけではなく、見る人の興味を引きやすくなったり、内容が伝わりやすいなどの印象が変わります。   構成のない状態で制作にはいると、主題との関係性が不明であったり、話が行ったり来たりしてしまうためまとまりのない作品になってしまうでしょう。

ステップ3:曲を決める

3つ目の結婚式のメッセージムービーの作成ステップは、曲を決めることです。   選曲によって印象がガラリと変わりますので、ステップ1で決めたテーマと照らし合わせながら選曲しましょう。ただし、ブライダルシーンで使用する曲には音楽著作権がある曲も多いので、使用許可が必要な場合もあります。   楽曲を使用する際は、JASRACやレコード会社から許諾を受けて使用許可を取るか、著作権フリーの楽曲を使用しましょう。

ステップ4:撮影する

4つ目の結婚式のメッセージムービーの作成ステップは、撮影することです。   メッセージムービーは、新郎新婦にメッセージを伝えたい個人からそれぞれムービーを集めてから、最終的に繋ぎ合わせていくものなので、参加する各自が撮影を行う必要があります。   「動画撮影を行うのは初めて」という方でもスマートフォンがあれば、どこでも撮影を開始することができるので、スマートフォンを活用してみましょう。

ステップ5:編集する

5つ目の結婚式のメッセージムービーの作成ステップは、編集することです。   各自がメッセージを撮影した動画が集まったら、次に1本のムービーにするための編集が必要になります。まずは撮影した動画を送ってもらい、構成や完成イメージに沿って動画を繋ぎ合わせていきましょう。   動画編集ソフトを使って部分的に字幕を入れたり、静止画として写真を入れたりして、新郎新婦やゲストが見やすい内容にしていきましょう。

結婚式で流すメッセージムービーのアイデア5選

メッセージムービーを作る流れを確認したところで、実際に結婚式で流すメッセージムービーを作成するにはどのようなアイデアを取り入れていけばいいのでしょうか。   たとえば、「スケッチブックを使う」「インタビュー風」「ゆかりの地を巡る」「リレー形式」「スライドショー風」などのアイデアも面白いのではないでしょうか。   次に、それぞれのアイデアについての具体的な内容を見て行きましょう。

アイデア1:スケッチブックを使う

1つ目の結婚式で流すメッセージムービーのアイデアは、スケッチブックを使うことです。   スケッチブックのページに、「結婚おめでとう」「幸せに」などのお祝いのメッセージやイラストを描き、手渡しする動作をムービーにしていきます。   スケッチブックに書いた内容が見えやすく印象に残りやすいように、使用するペンは濃い色がおすすめです。撮影を終えたら、スケッチブックに書いた内容が綺麗に見えるか確認しましょう。

アイデア2:インタビュー風

2つ目の結婚式で流すメッセージムービーのアイデアは、インタビュー風です。新郎新婦にゆかりある方にインタビューをして、面白いエピソードやお祝いの言葉をもらっていくという方法です。   もらったメッセージに対してキャスター風に感想を言ったり、時には笑いを誘う形なども取り入れてまとめていきます。   新郎新婦の知らない一面を見ることもでき、楽しいメッセージムービーを作成することができるでしょう。

アイデア3:ゆかりの地を巡る

3つ目の結婚式で流すメッセージムービーのアイデアは、ゆかりの地を巡ることです。   新郎新婦のゆかりの地を巡って、その場所で新郎新婦が関係した人からメッセージをもらいます。例えば、2人の母校の先生やそれぞれの部活の顧問、2人の行きつけのお店の店主などから当時の2人の様子を話してもらいましょう。   新郎新婦にとって当時の懐かしさが込み上げ、改めて結婚できる喜びや幸せを実感するメッセージムービーになるでしょう。

アイデア4:リレー形式

4つ目の結婚式で流すメッセージムービーのアイデアは、リレー形式です。   リレー形式とは、メッセージムービーの参加者が順にメッセージを伝えていくという方法です。参加者それぞれが個性を発揮するメッセージの内容にすると、飽きがなく楽しめるムービーになるでしょう。   最初は身近な友人、その後は新郎新婦の両親など、さまざまな人からの祝福メッセージを集めていくのもおすすめです。

アイデア5:スライドショー風

5つ目の結婚式で流すメッセージムービーのアイデアは、スライドショー風です。   スライドショーとは、画面上に複数の画像を連続で表示させていく形式です。写真を切り替えるタイミングにもよりますが、5分前後のムービーで大体30~50枚用意する必要があります。   メリハリを作るためにコメントだけのシーンを用意したり、写真を表示する方法に動きを作ったりすれば、オシャレなメッセージムービーが出来上がるでしょう。

メッセージムービーを作るときの注意点3つ

結婚式のメッセージムービーを作る際にはいくつか気を付けるポイントがあります。   ここでは、「締め切りを設けて計画的に」「同じようなメッセージばかりにならないように気を付ける」「動画や写真の撮影の向きを決めておく」という3点に絞って詳しく見て行きます。   新郎新婦にお祝いの気持ちが伝わるよう、注意点に気を付けながら作成して行きましょう。

注意点1:締め切りを設けて計画的に

1つ目のメッセージムービーを作るときの注意点は、締め切りを設けて計画的に行うことです。メッセージムービーを作るためには、事前に参加者に動画を撮ってもらう必要があります。   人数によって変わりますが、編集量が多ければそれなりに時間はかかるので、依頼から編集までを考え、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。   中にはマイペースな人もいるので、締め切りは明確に設けましょう。

注意点2:同じようなメッセージばかりにならないように気を付ける

2つ目のメッセージムービーを作るときの注意点は、同じようなメッセージばかりにならないように気を付けることです。   「結婚のお祝いメッセージを」という依頼だけでは、「お幸せに」「結婚おめでとう」など、似たようなメッセージばかりになりがちです。   同じようなメッセージにならないよう、依頼する際に「○○ちゃんとの思い出」「○○ちゃんの好きなところ」などテーマを決めるなど、内容がかぶらない工夫をしましょう。

注意点3:動画や写真の撮影の向きを決めておく

3つ目のメッセージムービーを作るときの注意点は、動画や写真の撮影の向きを決めておくことです。   動画編集をしたことがある人であれば、横向きの画像が良いことを知っていますが、初めての人などは建物や人物が収まりやすいということで、縦で撮影してしまうことがあります。   トリミングを使って縦を横にすることもできますが、縦で撮影した人だけアップになるなどの違和感が出るので、あらかじめ撮影の向きを伝えておきましょう。

素敵なメッセージムービーで感動的な結婚式にしよう

この記事では、メッセージムービーの作り方についてご紹介して来ました。   結婚式のメッセージムービーを依頼された場合、テーマや構成を決めるために制作を依頼された人同士で打ち合わせを行いましょう。   何月何日までに参加者の動画を集め、さらに結婚式の何日前までに編集を終えるかなど、細かなスケジュール管理が大切です。   新郎新婦に喜んでもらえるような素敵なメッセージムービーを作り、感動的な結婚式にしましょう。