ガーデン挙式で理想のウェディングを!挙式の流れ・メリット10選と注意点

ガーデン挙式とは

ガーデン挙式とは、結婚式場の庭で、新郎新婦が招待客と共に結婚式を挙げるウェディングスタイルです。


青空の下で、風を感じながら挙げるガーデン挙式は、海や山の景色を眺めながら挙げることもできます。


バブルシャワーやライスシャワー、バルーンリリースなどの演出を楽しめ、夜間には、ランタンやキャンドルで庭を美しく光で彩った中、楽しく結婚式を挙げるスタイルも人気となっています。

ガーデン挙式のスタイルと流れ

自然との一体感を楽しめる挙式を挙げられるガーデン挙式は、普通の結婚式とはスタイルや流れに違いがあるのでしょうか。


ガーデン挙式のメリットと、教会式、人前式の2つの挙式スタイルをそれぞれ詳しく紹介します。


ガーデン挙式を考えている方は、この記事を参考に結婚式のプランを考えてください。

教会式

教会式とガーデン挙式との違いは、挙式を挙げる場所が会場内か外かの違いがあります。衣装も自由ですし、ロードを親と歩くことも可能です。


また、演出の流れは、ゲストが入場して、立会人と新郎新婦が入場してから開式宣言をします。その後、誓いの言葉、指輪交換、結婚契約書や婚姻届にサインし、結婚の承認をして、立会人代表による挨拶があり退場することが多いです。

人前式

ガーデン挙式の人前式は、形式が自由なので挙式の場所を自分で選ぶことができます。人前式は、チャペルだけでなく船の上、公園、レストランなどでも行うことが可能です。


流れとしては、列籍者が入場し、新郎新婦が入場して開式宣言をし、誓いの言葉の拝読、指輪の交換などをします。流れも自分たちで自由に決めることができるため、2人らしい結婚式ができるでしょう。

ガーデン挙式のメリット10選

堅苦しい結婚式のスタイルではなく、もっと和気藹々とした雰囲気の結婚式を挙げたい人が選ぶガーデン挙式は、どのようなメリットがあるのでしょうか。


ここからは、開放感溢れるガーデン挙式のメリットを10選取り上げて、それぞれ詳しくご紹介しましょう。ガーデン挙式を考えている方は、この記事を参考にしてください。

メリット1:開放感にあふれ快適な空間

開放感に溢れる快適な空間で挙式を挙げられるのがメリットです。ガーデン挙式は、まるで森の中で挙式を挙げているかのような緑が溢れる庭で、新郎と新婦が楽しい雰囲気で挙式を挙げられます。


広々とした庭には芝生と花々が広がり、壁がないので、どこまでも開放的な空間で自由にダンスをしたり、写真を撮ったりすることができます。また、挙式が終わった後はテーブルを並べて、食事や会話をして楽しむことも可能です。

メリット2:アットホームな雰囲気

アットホームな雰囲気になることがガーデン挙式のメリットです。開放的な空間を、好きなような演出にできるため、ビュッフェスタイルで料理を用意したり、テーブルを置かなければ窮屈な印象もありません。


また、家族がいつでも会話できる雰囲気のガーデン挙式は、ライスシャワーを振り掛けるなどして参列者が一体となり、アットホームな雰囲気になります。さらに一軒家を借り、式を行うと、よりアットホームな雰囲気が生まれるでしょう。

メリット3:新郎新婦との距離が近い

新郎新婦との距離が近いのがガーデン挙式のメリットです。外で挙げるガーデン挙式はテーブルがないので、新郎と新婦がより近くを通ります。


また、自由に離席して、新郎新婦の近くに行き話をしたり、お祝いの言葉をかけたりと、自由に距離を縮めることが可能です。


新郎新婦との境界線が定められていないガーデン挙式なら、指輪の交換をしている最中でもカメラで撮影できるほど距離が近いのもメリットとなります。

メリット4:四季を感じることができる

四季を感じられるのがガーデン挙式のメリットです。庭には様々な花が咲き、四季を感じる花々が出迎えます。


春は、桜やマリーゴールド、チューリップが咲き、夏は若葉が芽吹く木々の庭が出迎えます。秋は紅葉やイチョウの広葉樹が、冬はクリスマスローズ、水仙などの花が咲く庭での挙式は、四季を感じる花々を楽しめるのが魅力的です。

メリット5:ガーデンを使った様々な演出が叶えられる

ガーデンを使った様々な演出が叶えられます。壁がない庭であれば、自然の景色をバッグにした美しい挙式が挙げられます。


また、青空の下でクラシックの生演奏や、参列者が楽しめるBARカウンターを設けることも可能です。


夜はキャンドルでロマンチックに飾り、ライトアップしてウェルカムパーティーを開くなど、参列者も新郎新婦も自由に楽しめる演出を色々考えられるのもメリットです。

メリット6:太陽の下で写真うつりが綺麗

太陽の下で写真が綺麗に撮れるガーデン挙式は、天井がない分だけ、太陽の光がどの角度からも照らされます。


そのため、影になることもなく、バッチリ明るく、新郎新婦の顔も美しく撮れるのがメリットです。逆光にならないよう位置を考えて撮ることで、顔は立体的に、ドレスの色も美しく出すことができます。


また、綺麗な自然の中で撮影することで、新郎新婦の衣装も写真に映えることでしょう。

メリット7:手作りアイテムが駆使できる

手作りアイテムが駆使できるのが、ガーデン挙式のメリットです。自分でブーケをデザインして持つと、より個性的で印象に残るアイテムになります。


また、気品溢れる芳名帳を作り、受付で使うことで招待客を楽しくもてなすことが可能です。招待客が座るテーブルに、1つ1つ違うアニマルや人形のウェルカムボードを置く、ネームインポエムまで揃えれば、ゲストも楽しめる結婚式になるでしょう。

メリット8:料理代や演出代の節約も可能

料理代や演出代の節約も可能です。小規模で招待客が少ないガーデン挙式であれば、料理代を低く抑えることができます。


料理は軽食やスイーツを並べて、招待客が好きなものを食べてもらうビュッフェであれば料理代も安くなるでしょう。


また、ガーデン挙式は演出代も小規模である分だけ費用も抑えられ、大規模な結婚式よりも節約することが可能です。バルーンやリボンカーテンなど、演出代にかかる材料費も安く抑えることができます。

メリット9:人数に関係なく席が用意できる

ガーデン挙式は、人数に関係なく席が用意できます。結婚式会場では人数分を予約し、料理の手配や席を準備することが多いです。


しかし、ガーデン挙式はスペースに比較的限りがない屋外ですから、多くの席が用意できますし、急に招待客が増えてもテーブルがないからこそ追加の席を簡単に用意できます。


さらに、席を設置する場所も必ず決めなければならないということもありませんから、自由な場所に人数分の席を用意できます。

メリット10:二次会では素敵な夜の演出も可能

二次会では、素敵な夜の演出も可能です。明るい時間帯にガーデン挙式を挙げた後、庭の道順や段差にライトを置いたり、木や花々を照明でライトアップしたりして、素敵な二次会ができます。


またチャペルや椅子をライトアップし、床にロウソクを並べ二次会を演出することも可能です。


さらに、食事をするテーブルの上にキャンドルを置いてライトで演出して、クールなディナー会場にもできます。

ガーデン挙式のデメリットは

夏場は暑く、冬は寒いことがデメリットです。突風や台風などの自然災害で式が中断する、夏場は虫に刺されやすいなどの問題点もあります。


1日1組限定のガーデン挙式であると、人気の日時は予約が埋まっていることが多く、予約が取れないことが多いです。


また、年配の方ではガーデン挙式を正式な結婚式とは認めず、屋内の結婚式場で式を挙げないと、納得しないこともあります。

当日雨天の場合に備えて抑えておくべき注意点

ガーデン挙式の注意点は、当日雨天の場合に備えておくことです。せっかくの大切な結婚式なのに、急な雨が降ってきたらドレスも装飾も全て濡れてしまい、台無しとなってしまいます。


当日雨天になる前に、備えたいおきたいことをいくつか取り上げて、それぞれ詳しくご紹介しましょう。

屋内でも同規模の式ができる会場があるか確認

ガーデン挙式を予定している場合、屋内でも同規模の式ができる会場があるか確認しましょう。参列者が多い場合は、その人数が余裕で入れる大きさの会場でなければ全員が入りきれず、中止になってしまうこともありますので気をつけましょう。


急な雨が降ってきた時に屋内に移動してもらえば、最後まで式ができます。しかし、人気の会場は他に使用している場合がありますので、前もって予約状況を確認することも大事です。

テントの用意は必須

テントの用意は必須です。庭でガーデン挙式を挙げる時には、雨が降ることを想定して、すぐに設置できるガーデンテントを用意しておくことが大切です。


または、結婚式場側が、天気予報で雨が降る予定がある場合、先にテントを用意しておいてくれるように手配しておくといいでしょう。


テントを用意しておけば急な雨が降ってもすぐに参列者を誘導して、バスタオルを渡して、雨に濡れないようにすることができます。

レインコートや雨傘の準備

レインコートや雨傘の準備をしておくことも、ガーデン挙式での大切な備えになります。


雨が降りそうな時は、参列者分の雨傘を用意しておけば大切な洋服を濡らさずに、参列者が外で挙式ができます。さらに、レインコートも準備しておくことで、大切なドレスやスーツを泥汚れからも守ることが可能です。


雨が降りそうな場合は、自分たちだけでなくゲストのことも考えしっかり準備しましょう。

ガーデン挙式の予算

挙式と披露宴がセットになっているガーデン挙式なら、スタンダードなコースは約200万円から300万円程度ではないでしょうか。


一軒を丸ごと貸し切りにできるガーデン挙式はプールが付いているなど、より自由な空間で楽しめます。またリゾート地を使い挙式をあげる場合は、予約が埋まっていたり、価格も少し高めになったりするなど、場所によっても料金が変わってきます。


しかし、あまり料金を気にしすぎて思っていたのとは違ったと後悔しないように、演出は自分たちが演出したいようにし、ウェルカムボードや招待状を手作りにするなどして費用を抑えるとよいでしょう。

ガーデン挙式でしかできない演出で理想のウェディングを叶えよう

ガーデン挙式でしかできない演出で理想のウェディングを叶えましょう。壁も屋根もない庭で行う挙式だからこそ、多くの人を自由に好きなだけ席を設けて、気軽に招待できます。


それに、自分で作ったアイテムをプラスして、オリジナリティ溢れる素敵なガーデン挙式にすることが可能です。


料理代や演出代も抑えられて、さらに素敵な夜の演出ができるガーデン挙式で、自分スタイルの思い出に残る理想的なウェディングにしてみましょう。