結婚式の上手な節約術|おすすめの5つのポイントと注意すべきポイント

結婚式の節約術は?

結婚式といえばかなりのお金がかかるものだと、よく知られています。しかし、結婚式の費用を節約する方法がまったくないという訳ではありません。


今回の記事では、結婚式の費用の節約術について紹介していきます。結婚式は大勢のゲストの目に触れるイベントです。ただただ節約すればそれでいい、という訳ではありません。ポイントを押さえ、やっても目立たない節約術や、なるべく避けたい節約術をチェックしてみてください。

先輩や友達から経験談を聞く

結婚式の節約術を実践する前に、実際に結婚式をしたことがあるもしくは参加したことのある先輩や友だちに話を聞いてみましょう。


結婚式でどういうところが印象に残ったか、気になった点はあったのか、などを聞いてみることをおすすめします。


親しい人なら、費用面について突っ込んで聞いてみてもよいでしょう。節約できた場面と節約しちゃったことで失敗だと感じたことなど、参考になる話を聞けることができます。

結婚式の節約術で効果が期待できるおすすめの5つのポイント

ここからは、具体的な結婚式の節約術について紹介します。会場使用料・装花・手作品を活用する・パックやサービスを利用すること、引出物など5つのポイントを押さえた節約術を見ていきましょう。


あまり効果のない節約をしても、大きな節約はできません。できるだけ節約したことが目立たないこと、かつそれなりにしっかりと節約することができるポイントを見極めて節約術を駆使することが重要です。

  • 会場使用料
  • 装花
  • 手作品の活用
  • パックやサービスの活用
  • 引出物

ポイント1:会場使用料

結婚式を行うにあたって、結婚式場を利用するにしてもどこかの施設を利用するにしても、必要になる会場使用料は時期や時間帯によって変わるので節約しやすいです。


一般的に人気の高い結婚式場を避けたり、オフシーズンを狙ったり、逆に不人気の日を狙ったりと、時間帯を調節することが節約術となります。どうしてもこの時期、この時間帯でないと困るという訳ではない場合は、会場使用料の節約術を試してみましょう。

オフシーズンを狙う

結婚式には人気の高いシーズンとそうではないオフシーズンがあるため、オフシーズンを狙って結婚式をするだけでも節約になります。


一般的に結婚式がよく行われる人気のシーズンは、9月から11月の秋の季節です。これ以外の時期、とくに冬の季節である12月から2月、また真夏の季節や梅雨の時期はあまり人気がありません。


結婚式の予約が少ない時期は会場使用料が安くなりますので、オフシーズンを狙いましょう。

不人気の六曜の日を狙う

不人気の「六曜(ろくよう)」とは、結婚式には向かないとされている「仏滅(ぶつめつ)」や「赤口(しゃっこう)」に結婚式を挙げることで行う節約術です。


一般的に結婚式は「大安」や「友引」に行うことが縁起がよいと言われており、そういう日は式場も埋まっています。新郎新婦やその両親が六曜を気にしないなら、不人気の六曜の日を狙って会場使用代を安くすませる節約術を活用できます。

平日・夕方を狙う

結婚式の人気の高い休日や午前・午後ではなく、人気のない平日や夕方の時間帯の結婚式にすることも有効な節約術になるでしょう。


挙式は通常、午前・午後・夕方のいずれかの時間帯に行われます。このうちもっとも人気が高いのは午前で、続いて披露宴を続けるのに都合のよい午後となっています。夕方挙式・夜披露宴はあまり人気がありません。


休日に比べれば平日も結婚式を挙げる人が少ないので、平日・夕方挙式は狙い目でしょう。

ポイント2:装花

結婚式を彩る飾りとして、装花やブーケのお花は欠かせません。これらの花については、アイディアや節約術を駆使して安くあげることも不可能ではありません。


例えば、結婚式で人気のセレモニーといえば「ブーケトス」があります。ブーケトスには花嫁が未婚の女性たちに向かってブーケを投げ、無事拾えた人が次に結婚できる、という言い伝えがあります。しかしブーケ代がかかるので、節約術として他のセレモニーに変えることもできます。

装花はアイディア次第

テーブルを彩るテーブル装花などの花は基本的に持ち込み不可であることが多いですが、花だけでなく小物や雑貨を使って華やかにすることで、装花代を節約する節約術があります。


装花を下手に節約してしまうと、テーブルの上が殺風景になったり寂しくなったりしてしまい、節約したことがゲストにも一目瞭然になることがあります。節約術では花を減らした分雑貨や小物を駆使して、華やかなテーブルになるよう工夫しましょう。

ポイント3:手作品の活用

ゲストには分かりにくい節約方法として、持ち込めるアイテムについては新婦や新郎、または親族が作成した手作品を上手く活用する、という節約術があります。


結婚式場には持ち込みできるアイテムがあります。ウエディングプランナーと相談しながら、会場やテーブルの飾りを自作して自分たちで飾りつけまですれば、大幅な節約も可能になるでしょう。ただ持ち込めないアイテムもあるので、持ち込み可能かどうか確認しておきましょう。

写真・ビデオ

結婚式のカメラマンについては外部の安いカメラマンに依頼する、アルバムや焼き増しは自分でするか安いお店に頼むという節約術があります。


もともと依頼料の安いカメラマンに依頼したり、会場で写真だけ撮ってもらってアルバム作りは自分たちでする、焼き増しも自分で対応すると節約できます。


結婚式で流すビデオについても、結婚式場のではなく外部に依頼したり、得意な友人がいるなら友人に依頼するなどの節約術があります。

招待状・席次表

招待状や席次表といったペーパーアイテムは特に節約しやすいアイテムなので、積極的に自作するのがおすすめです。自分で用紙を購入してくれば、インターネットでたくさんのテンプレートからデザインを選べます。


結婚式場でそのまま注文したり、外注するよりも一から手作りした方が安いですし、何より自分たちらしさを出しやすいです。個性的な招待状や席次表なら、節約のためだ、とも思われにくいですしおすすめの節約術です。

ポイント4:パックやサービスの活用

結婚式のオフシーズンには安価なパックやサービスが行われていることがあるため、これらを活用することも節約術です。


ブライダルフェアに参加することで、特典としてサービスが提供される場合があります。また、とくに結婚式の人気のない時期にはお得なパックプランが用意されていることが多いので、活用してみましょう。


パック利用時の注意点として、内容をきちんとチェックし、しっかり得になることを確認しておいてください。

ポイント5:引出物

結婚式にはつきものの「引出物」でも、宅配サービスを利用することやゲストによって引出物を分けるという節約術があります。


ゲストの中には特別に感謝したい相手や親族がいるでしょう。そういう人たちには特別な引出物を用意しておき、他の人の引出物とは分けるという節約術です。しかし、見た目ではっきり違いが分かる、というのはよくありません。


引出物袋はみなと同じように用意しておき、中身だけ別にしましょう。

宅配サービスの利用も

引出物と言えば結婚式の後で持ち帰るものでしたが、最近では宅配サービスで後日送るという引出物もあり、そちらの方が安くすむため節約できます。


結婚式場で引出物を頼むのではなく、宅配サービスで別に引出物を届けてもらえるよう注文します。引出物にかかる費用を節約することができるだけでなく、それなりに重くなる引出物を自分たちで持ち帰る必要がないため、ゲストにも好評でしょう。

結婚式の節約術で注意が必要な5つのポイント

結婚式でも節約できるポイントがあると紹介してきました。しかし、結婚式は非常に華やかな場であるため、節約するにも気をつけなければならないポイントがいくつかあります。


ここでは、結婚式で節約術を実践する上で注意すべきポイント5つについて紹介します。結婚式を節約しようと考えている方は、まずこの注意点を把握しておいてください。

1:食事・飲み物の量

結婚式での食事や飲み物には多くのコストがかかりますが、ここは節約をせずにしっかりとした質と量を確保しておくよう注意しましょう。


食事や飲み物で節約してしまうと、結婚式らしくない食事や飲み物になってしまいがちです。ならば質を落とさなければいいのかと質を保とうとすれば、今度は量がまったく足りなくなります。


食事・飲み物での不満は記憶に残りやすいので、食事・飲み物はあまり節約しないようにしましょう。

2:引き出物の値段

引出物を節約する節約術がありますが、単純に引出物にかける費用を下げて安い引出物を渡すことは失礼になる可能性があるため、あまりおすすめできません。


引出物は結婚式に参列してくれたゲストへ贈る贈呈品です。節約してあまりに安い引出物になってしまっては、ゲストもガッカリしてしまうでしょう。引出物で節約する場合は、金額は妥協せずに、結婚式場ではなく宅配サービスの活用がおすすめです。

3:装花のメインは華やかにする

テーブル装花は小物や雑貨で華やかにすれば節約しても構わないですが、メインテーブルだけはしっかりと飾って、節約している感を出さないようにしましょう。


花のボリュームによって、写真映えも変わってきてしまいます。料理や色々な物がのるテーブルは多少節約しても分かりにくいですが、メインテーブルまで節約してしまうと華やかさに欠けてしまいます。写真撮影のためにも、メインテーブルの装花は華やかにしておきましょう。

4:衣装は落とさない

結婚式の衣装で着たいものを着ずに節約してしまうと後悔してしまう人が多いため、なるべく衣装のランクは落とさず好きなものを着用しましょう。


結婚式での衣装は、あの衣装が着たかったのに、と後悔することになりやすいです。たしかに節約すれば大きな節約ができるポイントではあるのですが、満足できる結婚式を挙げたいなら好きな衣装を着て、他の部分で節約しましょう。

5:式の演出を工夫

結婚式の演出の中にはお金がかかる演出が多いため、そういった演出は避けて持ち込みでできる演出、お金のかからない演出を選んでみましょう。


キャンドルサービスやキャンドルリレーなどの人気のある演出がありますが、これらはキャンドルや機材の用意などでそれなりに費用がかかります。そういった演出をせず、新郎新婦によるウエディングケーキサーブやリングリレーなど費用のかからない演出にしましょう。

結婚式の節約術は後悔しないことが大事

結婚式は何度も挙げるようなものではありません。節約しすぎて後悔しないように上手く節約術を使っていきましょう。


結婚式の節約で大切なことは、メリハリをつけてお金をかけるべきところにはかけ、節約してよいところで節約することです。