結婚式で大切なイメージを決めるポイント10選と活用シーン6選

結婚式で大切なイメージとは

結婚式を挙げると決めているカップルなら、二人がどのような結婚式を挙げたいか、イメージは持っているはずですが、準備段階でのイメージは漠然としたもので、具体的ではない人がほとんどではないでしょうか。


まず、2人でどういった結婚式を挙げたいかイメージを明確にして共有することにより、素敵な結婚式になり、準備も楽になります。

結婚式のテーマを決めて式の全体像をイメージする

2人の結婚式のテーマが決まったのなら、結婚式の全体像をイメージします。テーマが決まれば、挙げたい結婚式の具体的なイメージが決まります。イメージが決まれば結婚式でやりたいことが決められます。


また、漠然としたイメージだけで結婚式の会場を決めてしまうと、演出が会場の都合でできないこともあります。式場を探す前までに、ぜひテーマを決めて、結婚式の全体像をイメージしておきましょう。

結婚式のイメージを決めるポイント10選

結婚式のイメージに決めにはいくつかポイントがあります。結婚式のイメージ決めは結婚式の印象を左右するためとても大切なものとなります。


しかし2人がどのような結婚式を挙げたいか決まっていない場合、どのような箇所にポイントをおけばよいのでしょうか。結婚式のイメージを決めるポイントはいくつかあり一つではありません。こちらでは10個、結婚式のイメージとなるポイントをご紹介いたします。

1:好きな色

2人が好きな色を選ぶというのも、結婚式のイメージを決める一つの手段です。


色にはその色が持つ特有の意味があるため、どんな色を選ぶかで結婚式のイメージは変わります。2人が一緒の色を選ぶ以外にも2人がそれぞれ好きな色を選び、組み合わせるという方法もあります。


色は結婚式のイメージに直接影響します。合わない色の組み合わせにならないように注意しながら、色合いを選びましょう。

2:好きな音楽

2人が好きな曲や思い出の曲があるなら、音楽をテーマに結婚式の演出をします。BGMは2人の思い出の曲や好きな音楽にして、それに合わせた結婚式作りも一つの方法です。


また、2人が音楽を趣味としている場合、会場の飾りや招待状を音符や2人が演奏している楽器をモチーフにし、ゲストの生演奏のほか自分たちも演奏を披露するなど音楽にこだわった結婚式にするのもおすすめです。

3:2人の趣味

テーマとして2人の趣味からアイデアを出す、というのもイメージの幅が広がり素敵な結婚式になります。


例えば、2人の共通の趣味がサーフィンであった場合、テーマを『海』や『サーフィン』にするといったものや、趣味で映画鑑賞をするなら結婚式の演出に、映画のワンシーンを取り入れれば、印象深い結婚式になり、きっとゲストも盛り上がるはずです。


趣味をうまく取り入れてアイテムから演出まで趣味の世界を表現してみましょう。

4:キャラクター

結婚式のテーマを自分たちが好きなキャラクターにし、そのキャラクターの世界観をイメージした結婚式をする人もいます。


会場からアイテムまですべてを自分たちの好きなキャラクターの世界観にしてしまいます。こうした演出はテーマもイメージもはっきりしているためとても印象深い結婚式になります。


2人が共通して好きなキャラクターがいるのなら、そのキャラクターの世界観をまるごと結婚式のテーマにするのはどうでしょうか。

5:季節(四季)・自然環境

結婚式を挙げる季節をテーマや、自然に関するものをテーマにするのもおすすめです。


結婚式を挙げる季節に合わせたものを取り入れたい場合は、季節に合わせた花をモチーフにした小物を取り入れるだけでも季節感が出たり、また、グリーンを多く取り入れた結婚式にすると自然に囲まれた雰囲気になります。


他には、二人の星座をモチーフにして、星をテーマにした結婚式にすれば会場は幻想的な雰囲気になります。

6:映画スクリーン系

好きな映画の世界観を結婚式にそのまま取り入れれば、映画が好きなら結婚式を映画のパロディとして演出するのも面白いです。


また、『BGMに映画の音楽を使用する』ことや『小物を全て映画の世界観に合わせて用意する』など、映画の雰囲気が伝わる演出をするという手段もあります。


好きな映画でなくとも『不思議の国のアリス』の世界観など、かわいらしい世界観をもった映画をテーマとしてそれを表現するのもおすすめです。

7:食べ物・飲み物

料理にもテーマを持たせ、例えば、和風な結婚式をするならば料理を和食にするだけでなくケーキも和菓子を用意するなど、結婚式のイメージに合わせた料理を用意します。


そして、ワインが好きならテーマをワインにして、ワインが楽しめる料理や会場にするなど料理や飲み物をイメージのメインにしたり、また、ウエディングケーキで、2人がイメージする結婚式を表現したりといった方法もあります。

8:手作りアイテム

手作りできるアイテムは手作りして、2人がイメージするテーマを盛り込むという方法には、2人がイメージする結婚式に近づけるために、手作りできるアイテムは自分たちで作ってみましょう。


招待状や席札などのペーパーアイテムはもちろんのこと、ウェルカムボードやプチギフト、そしてブーケなど手作りできるものは自分たちで用意し、その用意したものは統一感がでてゲストに2人のイメージが伝わりやすくなります。

9:スポーツ

2人に好きなスポーツがあるのならそのスポーツをイメージにして、結婚式のテーマとします。


2人が好きなスポーツがサッカーなら、招待状などのアイテムをサッカーボールをモチーフとして作成し、会場をフィールドに見立てたり、また、好きなスポーツチームがあるなら、そのチームのユニフォームをモチーフとしてアイテムを作成するという方法もあります。

10:テイスト

特にこだわるものが無い場合、好きな雰囲気や世界観からイメージを固め、テーマを決める方法もあります。


具体的な結婚式のイメージポイントがなくとも世界観を決めておけば、そのイメージに沿って結婚式に必要なアイテムを決められるためスムーズに準備をすすめることができます。

大人可愛い

結婚式のイメージに迷っていて「可愛いものは好きだけど甘すぎるのはいや」という人は『大人可愛い』というテイストを結婚式に取り入れてみてください。


どのような大人可愛いさを取り入れるかは、たとえばウエディングケーキをベースに可愛いピンクをモチーフにして、飾りなどのアレンジはどこか繊細な大人の優雅さを出すのもいいかもしれません。

ナチュラル

リラックスできる自然体な結婚式を挙げたいのなら、全体の印象をナチュラルなテイストで揃えるのもおすすめです。


ナチュラルなテイストの結婚式にするなら、会場も華美すぎず落ち着いたイメージの会場を選び、また、アイテムもシンプルでグリーンやホワイトなど自然に近い色合いのものを選ぶと、より一層自然な落ち着いたイメージの結婚式になります。

ヨーロピアン

クラシカルなイメージに憧れを持っているのなら、ヨーロピアンをイメージした結婚式はいかがでしょうか。


シックな大人のイメージがするヨーロピアンクラシカルや、英国風のイメージただよう英国ロイヤル風などヨーロピアンといってもさまざまなので、ヨーロピアンと聞いて2人がイメージするヨーロピアンスタイルを探してみてはいかがでしょうか。

モダン

大人な雰囲気がするモダンなスタイルを普段から好んでいる人におすすめなのが、モダンスタイルをテーマにした結婚式です。


モダンとは近代的な現代式なといった意味ですが、この場合のモダンな結婚式のイメージは、クールな大人なスタイルといったイメージです。


大人なイメージのモダンスタイルにするならばドレスだけでなく、それに合わせて会場や小物も少し落ち着いたモダンなものにします。

エンターテイメント

自分たちもゲストも結婚式を楽しみたい場合は、エンターテイメント性の高い結婚式を挙げてはいかがでしょうか。


2人とも『人を喜ばせることが好き』『人と楽しむことが好き』『映画やミュージカルの世界が好き』『映画やミュージカルのような結婚式を挙げたい』場合も、エンターテインメントテイストの結婚式はおすすめです。

和風

結婚式と聞いてイメージするのが『白無垢』という人は、それに合わせてテーマを和風とした結婚式や、昔ながらの日本風な結婚式をおすすめします。


着物を着るだけでなく、会場も料理も和風テイストで統一するとより和風な結婚式となるでしょう。また、和風テイストで統一したいけれどウエディングケーキも楽しみたいという人には、抹茶のウエディングケーキなど和風なケーキも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

結婚式のイメージに合わせた色選びのポイント

結婚式のイメージが固まったら、そのイメージを固める意味でもテーマカラーを決めますが、テーマカラーが決まっていないと小物を選ぶときやドレスを選ぶときに、その場の流れで選んでしまい結婚式の印象がちぐはぐなものになりかねません。


全体の印象を統一するためにも結婚式のイメージにあったテーマカラーを、アイテムを選ぶ前に決め、またテーマカラーの選び方はドレス、会場、季節などから選ぶとよいでしょう。

結婚式でイメージを活用したいシーン6選

結婚式のイメージを決めたらそれに合うよう会場や演出または招待状などのアイテムを決めます。2人が目指す結婚式のテーマが決まりイメージが固まったら、いよいよ具体的な準備をすすめます。


このときテーマに沿うように会場や小物類などを選んでいきます。どんなシーンでイメージを活用すると、より二人のイメージした結婚式のテーマがゲストに伝わるか詳しくご紹介いたします。

シーン1:ウェルカムスペース

ウェルカムスペースは、2人のイメージする世界観を演出するのに、一番適した場所であり、また、ゲストが最初に訪れる場所になるため、2人の結婚式の世界観にゲストが最初に触れる場所でもあります。


2人とゲストの縁のあるものを取り入れつつ、結婚式のイメージを存分に盛り込みましょう。

シーン2:フォトブース

フォトブースも自分たちのカラーが出る場所です。よって、フォトブースにも2人が決めた結婚式のイメージに合うものを、使用することをおすすめします。


最近、フォトブースにはただ写真を並べておくだけでなく凝った演出をするカップルが多くいます。思い出の写真を飾るだけでなく、演出の場として2人の結婚式のテーマとなるものを一工夫して形にすれば、これから行われる結婚式のイメージを前もって伝える場所にもなります。

シーン3:料理

ゲストのおもてなしに欠かせない料理や飲み物にもテーマを入れることができます。最近の結婚式の料理はフランス料理のフルコースや和洋折衷の料理などゲストや自分たちの好みに合わせることができます。


そして、料理や飲み物にも思い描いているテーマを入れることで、よりオリジナリティが出ます。また、ウエディングケーキには2人が決めたイメージが盛り込みやすいため、ぜひ演出してみましょう。

シーン4:プチギフト

お見送りのときに感謝の気持ちを込めてゲストに渡すプチギフトにも、結婚式のイメージを取り入れることができます。


プチギフトは小さな贈り物ですが、式を挙げた2人の想いをゲストに届けるのに適しています。よってプチギフトも2人の想いを込めた演出をするのにふさわしいアイテムです。


2人の想いのこもったプチギフトを手にしたゲストは、2人の細部にまでこだわった演出に感激することでしょう。

シーン5:ゲストへのメッセージ

ゲストへメッセージを送るペーパーアイテムにも、テーマのあるものを使うことにより統一感がでます。


ゲストへ宛てて感謝の気持ちを伝えるメッセージを多くの人が書き、そのメッセージはメッセージカードに書く場合もあれば、席札や席次表に書かれることもあるでしょう。


どんな形でメッセージを送る場合でも、イメージに合わせたものを用意しましょう。

シーン6:装飾アイテム

会場の装飾というのは2人がイメージしている結婚式のテーマが、ゲストにダイレクトに伝わります。また、会場の印象は装飾品によっても変わるため、イメージに沿った会場を選ぶだけでなく装飾品もテーマにあったものを取り入れます。


例えば、海をイメージした結婚式を挙げる場合、会場をより海のイメージに近づける装飾を用意します。テーブルの花瓶の底に砂や貝殻を入れるといった海をイメージさせるものを用意しましょう。

結婚式のイメージは二人で決めよう

結婚式にとって大切なことは、テーマを決めてイメージを固めておくことです。そうすることにより、結婚式の全体像がつかめるため結婚式の準備も進めやすくなります。また、結婚式をどんなイメージやテーマにするかは、2人で決めることが大切です。


まだ、結婚式のイメージが具体的にできていないのであれば、この記事を参考にして2人らしい、そして素敵な結婚式を挙げてください。