結婚式での時計はNGとされています。新郎だけでなく、結婚式の出席者たちも時計は身につけない方がよいとされています。
しかし、どうしても時計をつけて結婚式に出たい新郎も存在しています。いつもの習慣で時計を身につけていないと落ち着かない人や、不安だと感じる人は、つけて出席する場合があります。
時計は時間を気にしていると捉えられるアイテムなので、結婚式のような晴れの場ではマナー違反とされているからです。自分の結婚式に、集まってくれた人たちの前であからさまに時間の象徴である時計を身につけている新郎を、快く思う招待客はいません。
あまり気にする人はいないかもしれませんが、時計をつけている新郎がいたら誰もが違和感を持つはずです。それでもどうしても時計をしたい新郎は、ルールを守って身につけましょう。
新郎が腕時計をしていると、時間を気にせず楽しんでという立場の意味がなくなってしまうからです。新郎は、忙しい中、来てくれたゲストたちをもてなし、感謝の気持ちで迎え入れる立場の人間です。
その新郎が、自ら時間を気にするようでは、招待客たちが楽しめなくなってしまいます。新郎が時計を装着することに、もっとも注意が必要なのは、このような理由からです。気をつけましょう。
結婚式につけても大丈夫な時計を選ぶコツを10個選んで紹介していきます。本来は結婚式などの慶事に、時計はタブーです。しかしどうしても時計を身につけたい新郎は、マナーを守って装着しましょう。
結婚式は正式な場です。公の場所にふさわしい、フォーマルでシックな腕時計を、チョイスしてください。
結婚式にデジタルウォッチは、カジュアル過ぎて合いません。デジタルウォッチは遊び心がある腕時計なので、結婚式などの正式な場には、合わせられません。
たとえ、気軽に参加できるガーデン形式の結婚式だったとしても、タキシードなどの正装にデジタルウォッチは、あまりにもかけ離れたファッションになってしまうからです。特別に、コーデに自信やこだわりがあり、奇抜な服装がOKの結婚式は別です。
結婚式に、ラバーやナイロン製のバンドが付けられた腕時計は控えましょう。ラバーは、ゴムで作られたバンドです。おもちゃのようなユニークがあるので、遊びのイメージが強いため、結婚式向きの時計ではありません。
同様にナイロン製のバンドが付いている腕時計も、安っぽい印象を受けるので、結婚式のような正式の場には、ふさわしくありません。時計は、バンドが安っぽく見えると全体の印象も落ちてしまいます。気をつけましょう。
結婚式のフォーマルな場で、ゴールドや赤などの派手な色の時計はふさわしくありません。
時計はアクセサリーです。目立ってしまうと新郎が時計をしていることが人々の目に映り、結婚式の招待客たちに悪い印象を与えてしまいます。時計はあくまで必需品です。シックで目立たないカラーの地味なタイプを選んでください。
結婚式に、派手な腕時計はNGです。特に、宝石が付けられてきらきらと光り輝くような時計は、皆の視線がそこにいってしまいます。また、結婚式を台無しにしてしまう可能性があります。
ダイアモンドが付けられた派手な時計を結婚式でしていると、招待客たちから趣味の悪い新郎だと、レッテルを貼られてしまうことも考えられます。結婚式のときは、目立たない時計を身につけるように心がけましょう。
結婚式にはデジタルではなく、針が3つのシンプルなドレスウォッチを着用しましょう。ドレスコードに合うドレスウォッチとは、針が2つまたは3つのフォーマルな腕時計のことです。小ぶりで目立たないことが特徴です。
そして、タキシードなどに自然にマッチする、とても、洗練されたデザインを持つ腕時計です。結婚式にどうしても時計を、身につけて行きたいときは、ドレスウォッチを選ぶと失敗がなくて素敵なコーデになります。
結婚式にはめていく腕時計は、黒が主流です。黒は髪やタキシードの色とマッチします。また、目立たないので結婚式に最適です。シルバーや茶色も、新郎の衣装によっては装着可能です。
新郎が身につける時計は、黒のレザーベルトを、使用した物がもっともふさわしいといわれています。
レザーは高級感があり、どんな服装にも場にもマッチして、シックな印象を与えてくれます。結婚式にぴったりのアイテムです。
新郎が身につける時計の文字盤のカラーは、白かダークな色にしてください。結婚式で使用する腕時計は、ベルトやデザインだけでなく、文字盤の色にも、気を配りましょう。オーソドックスで目立たない色の物をチョイスしてください。
メタルは、銀色でシックな色合いなので、結婚式に身につけても、違和感がありません。メタルは、腕時計によく使われている材質です。きらきらと光ったりしません。地味な印象なので、結婚式に使用しても大丈夫です。
結婚式で身につける時計は、できるだけシンプルで地味なタイプを、選びましょう。結婚式に時計は、ふさわしくないと誰もが認識しています。
ゲストたちに気づかれてもおかしくないように、なるべくシンプルなデザインの時計を、身につけて、シックにきめていきましょう。
結婚式で腕時計を身につけるときに、絶対に気をつけておきたいタブーとされている事項について説明していきます。基本的に、結婚式での時計はタブーとされています。
それでも、時計をはめたい方は、これから紹介します。結婚式で時計をつける時に、気を付けたいことを2つあげています。こちらをぜひご参考にしてみてはいかがでしょう。
ヒビが入ると、時計が割れていると見なされ、割れることは、別れを想像してしまいます。そして、忌み言葉として、縁起が悪いと判断されてしまいます。忌み言葉だけでなく、ヒビが入っている時計や、汚れている時計をはめることは大変失礼なことです。
結婚式で時計を装着する際は、デザインやファッションに気を配るだけでなく、時計の状態にも気をつけておく必要があります。
結婚式で時計を身につけたら、あからさまに見ることは絶対にやめましょう。なぜなら、時間を気にしている人はその場を楽しんでいないと見なされるからです。
新郎がそのような態度を取ると、招待ゲストの人たちの心から、お祝いする気持ちが半減してしまいます。そして、ゲストに結婚式を楽しんでもらうためにも、時間を気にするような素振りは絶対にやめましょう。
式場によっては、新郎新婦の机だけに小さい時計を置いてくれる場合があります。式の進行の時間などが、どうしても気になる人は、結婚式場のスタッフに時計を置いてもらえないか提案してみましょう。
気が利く式場であれば、あらかじめ、そのようなサービスが用意されている場合があるからです。新郎が腕時計をしているよりは、式場の好意で時間がわかる工夫をしてもらった方が、招待ゲストたちに失礼にならないのでおすすめです。
自分の結婚式に演出やファッション性を高めるために、時計をはめる新郎もいます。腕時計を結婚式のタキシードを彩るアイテムと考えて、かっこよくシックに装着できる方におすすめします。
その際は、服と腕時計の大きさやカラー・素材などのデザインがぴったりとマッチしている必要があります。おしゃれに自信がありファッションセンス抜群の方は、あえて結婚式で腕時計を身につけるという演出に、挑戦してみてはいかがでしょうか。