結婚式当日にはヘアメイクやドレスだけではなく、「どのようなネイルをすればよいのか」という点で悩む女性も多いことでしょう。
結婚式にふさわしいネイルは、花嫁と参加者の女性で異なります。素敵な結婚式にするためにも、それにふさわしいネイルを選びたいものでしょう。
この記事では結婚式におすすめのネイルを新婦・ゲスト向けにそれぞれ紹介しているので、ネイル選びで迷った時にぜひご覧ください。
「ネイル」と一口に言っても、そのタイプは多種多様であることをご存知でしたか?ネイルのタイプは主に、ジェル・チップ・スカルプ・マニキュア(ポリッシュ)の4種類にわけることができます。
では、これらのネイルはそれぞれどのような特徴をもち、どのように異なるのでしょうか?ここからは、結婚式でのネイルの種類と特徴について解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
ネイルの種類としてまず紹介したいのが、ジェルタイプです。ジェルネイルは、UVライトを使ってジェルを硬化させるため、普通のマニキュアと違って持ちがよく、数週間ほど美しい仕上がりが長続きするというメリットがあります。
また、ふっくらとした厚みと美しい光沢感がでるため、ジェルを好む女性も多くいるほどです。
ただし、オフすることが自分では難しく、施術に時間とお金がかかるという点は注意が必要です。
自分の爪にジェルを塗り、UVライトで硬化させるジェルとは違い、チップタイプは接着剤を使用して、既存のつけ爪を自爪に重ねるネイルのことです。
ジェルネイルの場合はジェルを塗る前にサンディングをしなければいけないことが多く、オフする際にも自爪に負担がかかりやすいですが、チップならば貼り付けるだけなので、爪への負担が軽減できます。
ネイルチップならば、手っ取り早く美しい爪に変身できるでしょう。
スカルプチュアもチップと同様に自爪に既存のつけ爪を張り付けて使用するタイプのネイルですが、チップとは違って長さや形を自分の好みに自由に変えられるというメリットがあります。
デザイン性が高く自由度も高いというメリットがあるスカルプチュアではありますが、チップよりも強い接着剤を使用するため、自爪にかかる負担は大きくなってしまうことがあることも知っておきましょう。
手軽であり身近なネイルのタイプとして挙げられるのが、マニキュア(ポリッシュ)です。マニキュア(ポリッシュ)はセルフでの施術が可能であり、特別な技術がなくとも丁寧に塗っていけば美しい仕上がりにすることもできます。
また、スカルプチュアやジェルと違って、自分で簡単にオフができるのも魅力的でしょう。ただし、マニキュアの種類や塗り方によっては、数日程度ですぐに剥げてしまうという可能性もあります。
新婦にとって結婚式当日は、人生の中でも特に自分が輝く瞬間であると言っても過言ではありません。だからこそ、ドレスやヘアメイクはもちろんのこと、ネイルも完璧なものにしたいところです。
また、ゲストの女性は結婚式にふさわしい、上品でマナーのあるネイルを選びたいものでしょう。ここからは結婚式のネイル選びのポイントを新婦・ゲストにわけて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
「結婚式当日は美しい自分でいたい」と考えるのが女心というものでしょう。ドレス選びやヘアメイクの打ち合わせは入念に行っている女性であっても、意外とネイルに関してはおざなりになっていたというケースも少なくありません。
結婚式当日に美しい花嫁姿を披露するためには、ネイル選びも大切です。ここからは、新婦におすすめしたいネイルを5つピックアップしてご紹介していきますので、チェックしてみてください。
結婚式のネイル選びで迷ったときには、ベースの色で決めてみてはいかがでしょうか?フレンチネイルにするにせよグラデーションネイルにするにせよ、ベースカラーを先に決めてしまえば、おおまかなイメージを把握しやすくなります。
ベースカラーを決めるにあたっては、着用するドレスの色やデザインとマッチするものをチョイスするとよいでしょう。
お色直しのカラードレスとも相性のよいベースカラーを選んでみてください。
モチーフで決めるというのも、結婚式のネイル選びで迷ったときにおすすめしたいポイントとして挙げられるでしょう。
シンプルな単色塗りのネイルではなく、華やかなネイルアートにしたい場合には、どのようなモチーフのデザインにするかをまずは決めましょう。
たとえば、バラなど花をモチーフにしたアートネイルは結婚式にピッタリだといえます。ほかにも、きらめきが美しいホログラムのモチーフもおすすめです。
「このベースカラーにしたい」「このデザインのアートメイクがいい」という特別な希望がない場合には、着用するドレスやブーケと相性のよいデザイン・カラーのネイルをチョイスしてみてはいかがでしょうか?
ネイリストに結婚式で着用予定のドレスやブーケの写真を見せて、どのようなネイルを選べば相性がよいのか相談してみましょう。
ドレスやブーケと同系色のネイルを選べば、全体的に統一感が出るのでおすすめです。
結婚式のネイルを選ぶ際には、デザインやベースカラーで選ぶのではなく、ネイルの形で選ぶのもよいでしょう。
オーバルやラウンドはつま先が柔らかいカーブを描いたデザインになるため、指先がよりフェミニンで上品に見えます。
他方で、スクエアタイプはつま先が直線的になり、よりシックでおしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。結婚式で着用するドレスとの相性や自身のお好みに合わせて、ネイルの形を選んでみてください。
結婚式をいつ挙げるかによって、選択するネイルのデザインも変わってくるでしょう。たとえば春に結婚式を挙げるならば、春らしい桜をモチーフにしたネイルを選んでみてはどうでしょうか?
秋ならば紅葉をイメージしたデザインのネイルを、冬ならばラインストーンを使って雪をモチーフにしたホログラムタイプのネイルをチョイスするのもおすすめです。
季節感のあるネイルを選べば、結婚式当日により美しい花嫁姿を披露できます。
結婚式の主役は花嫁ですので、ゲストとして出席する女性はあまり目立たない、上品でシックなデザインのネイルを選びたいものでしょう。
そうは言っても、「どんなデザイン・カラーのネイルを選んで結婚式に出席すればいいのかわからない」という女性も少なくないはずです。
ここからは、結婚式に出席するゲストの女性におすすめしたいネイルのデザインやポイントについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ゲストの女性にとって無難なネイルが、淡いカラーの単色塗りです。たとえばピンクやベージュのような淡く上品な色合いのカラーならば、悪目立ちする心配がありません。
普段ネイルアートを楽しんでいる女性からすると、単色塗りは物足りなく感じるでしょうが、結婚式は花嫁が主役であり、ゲストの女性はマナーある控えめな格好が求められます。
ネイルのデザインに迷った時には、無難に単色塗りを選んだほうがよいでしょう。
「単色塗りだと地味すぎる」という女性には、二色カラーのフレンチネイルで結婚式に参列することをおすすめします。
フレンチネイルならば単色塗りと同じように悪目立ちする心配がありませんし、地味になりすぎず、ほどよいおしゃれ感を演出することができます。
ただし、フレンチネイルのカラーはクリアと白、ベージュとピンクといったように、控えめで淡い色の組み合わせにしましょう。
単色塗りのネイルは地味すぎる印象になってしまいがちです。派手過ぎず地味すぎないおしゃれなデザインのネイルで結婚式に参列したいならば、グラデーションタイプのネイルをチョイスしてみてはいかがでしょうか?
グラデーションタイプならば、やや明るめのカラーをチョイスしても、単色塗りのように派手な印象を与える心配はありません。
また、こなれたおしゃれ感を演出することもできるでしょう。
結婚式のゲストが派手なネイルをするのはマナー違反ですが、ラインストーンなどワンポイントのアクセントを施す程度ならば問題ありません。
ベージュやピンクなど、淡い色で単色塗りやグラデーションをして物足りなさを感じた時には、悪目立ちしない程度に少しだけラインストーンをプラスしてみてはいかがでしょうか?
ただし、全ての指に多くのラインストーンをつけるのは派手になってしまうので注意が必要です。
以上では、結婚式にふさわしいネイルのポイントについて解説してきました。では、逆に結婚式にふさわしくないネイルとしてどのようなものがあるのでしょうか?
ここからは、結婚式ネイルとしてNGなものの具体例をご紹介していきます。
適度に長いネイルは指がほっそりとして美しく見えるものですが、長すぎるネイルは不潔な印象を与えてしまうので、結婚式にはふさわしくありません。
とりわけスカルプチュアで長さを出す場合は、長くなりすぎないように気をつけましょう。
結婚式でも控えめでエレガントなものならば、アートネイルでも問題ありません。ただし、カジュアルすぎるデザインはNGです。
結婚式はフォーマルな場所ですので、派手なカラーや個性的すぎるデザインのネイルは避けましょう。
結婚式は新郎新婦の門出をお祝いする神聖かつフォーマルな場所ですので、パープルやブラック、グレーなどダークなイメージのネイルはふさわしくありません。
たとえこうしたダークカラーが自分の好みであったとしても、結婚式にはマナーとして、エレガントで淡い色のカラーを選ぶことをおすすめします。
今回は結婚式のネイル選びについて特集してきましたが、いかがでしたでしょうか?結婚式のネイル選びに迷ったときには、フォーマルな場所にふさわしいエレガントかつ清潔感のあるデザイン・カラーのものをチョイスするようにしてみてください。
また、季節感のあるデザインのネイルを選べば、主張しすぎないこなれたおしゃれ感を演出できるでしょう。