結婚式で使う花を知りたいと思っている方は多いのではないでしょうか?結婚式で使う花を選ぶポイントは、オールシーズン人気の花から、シーズンごとに人気のある花に分けることができます。
また花にはそれぞれ花言葉がありますので結婚式の装飾にふさわしい意味合いの花を選ぶ必要があります。ご自身の結婚式に加えたい好きな花や、ゲストの方が贈りたい花が決まっているなら、ぜひその花の花言葉をチェックしてください。
ここでは結婚式に使う花について詳しく紹介しましょう。
結婚式で使う花ですが、新婦に欠かせないアイテムとしてブーケがあります。ブーケに良く使われる人気の花たちには「愛」や「幸せ」を願う花言葉があります。
ブーケに使われる定番の花にはバラ、カサブランカ、ガーベラ、カラー、ラナンキュラスなどがありますが、希望の花や旬の花を求めたい方もいらっしゃるでしょう。
これらの花言葉については下で詳しく紹介します。
結婚式の式場装花・テーブルフラワーは、シーズンカラー単色でまとめると上品なコーデイネートができます。
また、花の種類を多くまとめても、コーデイネートの仕方で華麗にもスタイリッシュにもなります。ただ、ここでも使う花の花言葉には注意しましょう。
フラワーシャワーは結婚式の挙式後、チャペルから出てきた新郎新婦に向け、ゲストが花びらを撒いて祝福するパフォーマンスのことです。結婚式の締めくくりとして大切な演出でしょう。
生花か造花を使うか迷われるのではないでしょうか。生花の場合はインスタ映えしますが、後の始末に困ります。
これに対し、造花でのフラワーシャワーは持ち運びと後始末が楽ですが、生花のような香りやふんわり花びらが舞うムードに欠けるでしょう。
自分たちの結婚式を挙げるにあたって、花も含めてはっきりしたイメージを持たれているカップルは少ないのではないでしょうか。
この花だけは使いたいというものがあれば、その花の花言葉について調べておくことをおすすめします。
結婚式の雰囲気を作りあげるのに、一役も二役も活躍してくれる花選びのポイントをここでは紹介します。
結婚式でオールシーズン人気のある花と花言葉について見てみましょう。
オールシーズン入手できる花は、温室栽培や品種改良されている花です。結婚式で花嫁のウエディングドレスをひときわ印象づけるブーケで人気の花と花言葉について詳しく見てみましょう。
古くからシンボル的な意味合いが強いバラは、色や種類、また本数によって異なった花言葉があります。
バラの花言葉は、白は「純潔」、「私はあなたにふさわしい」で赤では「愛」「美」、ピンクでは「愛を誓う」です。1本ですと「あなたしかいない」ですが、7本ですと「ひそかな愛」になります。
花の色はバリエーション豊かで、白をはじめピンク・赤・黄・青・ベージュ・紫・黒赤などです。
開花期は5月〜10月になります。ブーケの花の色や形のアレンジによって、初々しい表現にもスタイリッシュな表現もできるのが人気の理由でしょう。
カラーの花言葉は「純潔」で色のあるものは「情熱・勇敢」、白は「清純」です。
カラーはサトイモ科オランダカイウ属で、原産地は南アフリカになります。花の色は、白・赤などあり、開花期は4〜6月です。
カサブランカの花言葉は「威厳」、「純潔」、「高貴」などです。
カサブランカはユリ科ユリ属で、原産地は日本になります。ユリとの違いはヤマユリ・カノコユリなどの森林のユリを交配して作られた品種で、大輪の花を咲かせるのが特徴です。
開花期は7月〜8月で花の色は白く、結婚式のシーンにブーケとして使われます。
春の結婚式ですと、春を告げる花がふさわしく選びたくなるのではないでしょうか。春の花の選び方のポイントですが、花言葉は大切です。
花の種類や色によって花言葉も違ってくるのでぴったりな花を選びたいものです。春の結婚式にどのような花を選んだら良いのか紹介します。
ピオニーの花言葉は「必ず来る幸福」です。
ピオニーはボタン科ボタン属に分類され、牡丹(ボタン)と区別されません。原産地はアジア大陸北東部で、開花期は5〜6月、花の色には赤、ピンク、白などがあります。
桜の花言葉は「精神美」、「優美な女性」、「私を正当に扱って」です。
古くから日本人に親しまれている桜は、春の到来を告げるシンボルの花ですから、春の結婚式にはふさわしいでしょう。
桜はバラ科サクラ属サクラ亜属に分類され、原産地はヒマラヤで開花期は3〜5月です。花の色は白に近いピンク、ピンクなどがあります。
チューリップの花言葉は一般的には「美しい瞳」で、赤い花では「永遠の愛」を表します。
チューリップはユリ科チューリップ属に分類され、原産地はトルコ、開花期は4〜5月です。春の到来を告げる花ですから、この期の結婚式にぴったりでしょう。
花の色はバリエーション豊かで、赤・白・ピンク・黄・紫などあります。
夏の結婚式と言うと初夏の憧れの6月も含まれていて、結婚式を挙げるのに人気のシーズンです。爽やかな夏の彩りを結婚式の花にこめて、ブーケ・テーブルフラワー・フラワーシャワーに取り入れると良いでしょう。
ここでは、夏の結婚式におすすめの花を紹介します。
ひまわりの花言葉は「光輝」、「尊敬」、「あなただけを見つめている」です。
ひまわりは太陽と共に動く夏のシンボルの花ですので、夏の結婚式にはふさわしいでしょう。ひまわりはキク科ヒマワリ属に分類され、原産地は北アメリカで、ヨーロッパに種が持ち込まれた花です。
開花期は、6〜8月、花の色は、黄・白などあります。最近は園芸種で黒など多くのカラーバリエーションが展開されています。
ラベンダーの花言葉は「期待」です。
ラベンダーは古くから香りが石けんや匂い袋に使われてきました。ラベンダーはシソ科ラベンダー属に分類され、原産地は地中海沿岸です。開花期は6〜8月で、花の色は紫です。
かすみ草の花言葉は「夢見心地」です。
かすみ草は、ナデシコ科カスミソウ属に分類され、原産地はイラン・ウクライナなどです。開花期は5〜7月で、花の色は白・薄ピンクなどあります。
小さな繊細な花なので集合させたり、他の花とコーデイネートさせることで一層雰囲気を演出できる花です。結婚式には欠かせない花なのではないでしょうか。
秋の結婚式は、一年の中でとても人気があります。街の風景も秋色に変わり始めますから、結婚式の装飾も秋のカラーの花をコーディネートするとおしゃれです。
落ち着いたシックなカラーの花を花言葉と照らし合わせて考えながら選ぶのがおすすめです。
ダリアの花言葉は「永遠にあなたのもの」、「威厳」、「優雅」です。
ダリアは、キク科ダリア属に分類され、原産地はメキシコになります。開花期は7〜10月で、花の色は赤・ピンク・黄・白などです。
ピンポンマム(ピンポン菊)の花言葉は「君を愛す」、「私を信じて」、「真実」、「高貴」です。
ピンポンマムは花言葉から、結婚式のブーケに良く使われています。ピンポンマムは、キク科キク属に分類され、原産地はオランダです。
開花期は9〜11月で花の色は、白・赤・ピンク・黄・緑・褐色とありカラーバリエーションは豊かです。別名ピンポン菊とも言われています。
トルコキキョウの花言葉は「良い語らい」です。
トルコキキョウはリンドウ科ユーストマ属に分類され、原産地はアメリカです。開花期は5〜8月で、花の色には紫・白・ピンク・黄などがあります。
冬はノエルシーズンも始まり街のイルミネーションが輝く時です。カップルの姿を見かけることの多いこの季節は、結婚式にも人気です。
冬の結婚式でおすすめなのは、ノエルシーズンを告げる花でしょう。白いドレスに似合うウインターカラーの花が人気です。
ポインセチアの花言葉の赤は「祝福する」、白は「洞察力」です。
ポインセチアの一般的な花言葉は「私の心は燃えている」というものです。ポインセチアは、トウダイグサ科トウダイグサ属で、原産地はメキシコ・中央アメリカになります。花の色は赤・白で、開花期は11〜3月です。ノエルフラワーとも言われています。
クリスマスローズの花言葉は「私の心配をやわらげて」、「追憶」、「キリスト君臨」です。
クリスマスローズはキンポウゲ科クリスマスローズ属に分類され、原産地はヨーロッパです。花の色味は白・ピンク・黄などで、開花期は12月〜2月になります。
ノエルシーズンの頃に花を咲かせるので、この名前がつけられています。
ラナンキュラスの花言葉は「輝く魅力」、「晴れやかな魅力」です。
ラナンキュラスはキンポウゲ科キンポウゲ属に分類され、原産地はアジア・ヨーロッパ・地中海沿岸になります。
開花期は4〜5月で、花の色には、白・ピンク・黄などがあり、バラのように豪華な花を咲かせるタイプもたくさんあります。
結婚式で使ってはいけない花があります。花言葉が結婚式の誓いにふさわしくない花や、匂いの強い花などです。花言葉には意外な二面性を持つ花もあり、やはりあらかじめ使いたい花の花言葉をチェックしておくことをおすすめします。
ここでは結婚式で使ってはいけない花を紹介します。
紫陽花の花言葉は「移り気」です。
紫陽花はアジサイ科アジサイ属に分類され、原産地は日本です。開花期は6〜7月で、花の色には紫・青・ピンク・白があります。梅雨時には目の覚めるような色の花ですが、結婚式には向かない花言葉で、おすすめできません。
黄色いバラの花言葉は「不誠実」、「嫉妬」、「忘れましょう」、「君のすべてが可憐」です。
結婚式にバラは人気のある花ですが、黄色のバラについては花言葉に気をつけてください。他の色のバラであれば好きなバラの色が選べ、ほぼ結婚式にふさわしいです。
黄色いカーネーションの花言葉は「嫉妬」、「侮蔑」、「軽視」がある一方で「友情」、「ユニークな視点」があります。
カーネーションの花言葉は、全体には「神の愛」「無垢で深い愛」ですので結婚式に向いています。
黄色以外の色で「母の日」に使われる赤やピンクであれば、花言葉は「母の愛」です。赤なら「愛・情熱」で、白なら「安定」を表します。黄色以外のカーネーションであれば、5月を表す花でもあり結婚式に使えます。
黄色のゆりの花言葉は「偽り」、「陽気」で裏表の二面性があります。
ゆり全体の花言葉は、「純粋」、「威厳」ですが色や種類によってさまざまな花言葉があります。赤とピンクは「見栄っ張り」です。黒いゆりは「まじない」の一方「慕う」という花言葉もあります。
白のゆりには「純粋」、「無垢」などの花言葉がありますが、他の色のゆりの多くが二面の裏表の意味合いの花言葉を持っていますので気をつけたいです。他方同じゆり科でもカサブランカの品種は結婚式にその花姿、花言葉の両方がマッチしています。
鉄砲ゆりの花言葉は「純潔」、「甘美」、「威厳」で結婚式にはふさわしいのですが、匂いが強いのでおすすめできません。
色や種類、本数による花言葉以外に、匂いの強い花は結婚式に向いていません。ブーケやテーブルにアレンジしたい花であってもチェックしてから選びましょう。
またお葬式にも使われる花は、やはり結婚式にはおすすめできません。その意味では全体には「純潔」の花言葉のある白いゆりはお葬式に使われるお花なので、控えましょう。そしてデルフィニウム、ブルースターなどの「純潔」を表す青い花を加えアレンジしてみてください。
結婚式でオールシーズン、またはシーズンごとに人気の花には共通点があります。結婚式の誓いにふさわしい花言葉を持つ花、白いドレスの新婦を印象づけるカラーの花であることです。結婚式の誓いにふさわしい花言葉を持つお気に入りの花を見つけることができればベターでしょう。
結婚式に使う花には雰囲気を高める旬の花をメインに、幸せを呼ぶと言われる青い花もアレンジして、コーディネートしてみることをおすすめします。