結婚式が盛り上がる定番演出のおすすめ11選と2次会の人気演出

結婚式の演出とは

結婚式は、新郎新婦だけではなくゲストにも楽しんでもらいたいイベントなので、式を盛り上げるための演出が不可欠です。


結婚式の演出は、ライスシャワーや、ファーストバイト、両親に手紙を読んだり、映像を用意したりと様々なものがあります。


結婚式は、2人の愛を誓う式であるとともにお世話になった人に感謝の気持ちを伝えるイベントです。招待したゲストに結婚式を楽しんでもらうためにも演出は非常に重要な役割を担っています。

演出が必要な場面

結婚式の演出が必要な場面としては、おもに「挙式」と「披露宴」そして「披露宴後の2次会」があります。


結婚式のこれらの場面で、どういった演出をするかは、結婚する2人の希望やゲストとの間柄や年齢層によって決めます。


ここからは、結婚式の演出が必要な場面についてみていきます。

挙式

挙式は2人が愛を誓う場であり、様々な演出が可能です。


例えば、小さな子どもが新郎新婦に結婚指輪を届けてくれる「リングボーイ&リングガール」や、挙式での誓いの言葉をオリジナルにする、讃美歌の合唱や生演奏、挙式後のフラワーシャワー、そしてブーケトスなどです。


これらの演出を挙式にプラスすることで、新郎新婦はもちろん、ゲストの印象にも残る思い出深い挙式となることでしょう。

披露宴

ゲストとともに食事をしながら結婚のお披露目をする披露宴も、演出によって思い出深いものになります。


どういった演出を入れるかで印象が変わりますので、演出の選択は重要です。披露宴における演出とは、定番のケーキ入刀やファーストバイト、プロフィール紹介映像など多数あります。


また、お色直しのときに新郎新婦が中座しますが、その時に、親族やお世話になった人がエスコートをしてくれるといった演出をする場合などもあります。

2次会

披露宴終了後に2次会がある場合にも、工夫を凝らした演出を行うと参加者が楽しんでくれるでしょう。


2次会では、親しい友人のみが参加している場合が一般的なので、友人への感謝を伝える映像を流すのがおすすめです。また、2次会でよくある演出にはビンゴゲームや新郎新婦からのクイズなど、ゲーム系が多いようです。

結婚式の定番演出11選

結婚式の演出にはさまざまなものがありますが、ここでは結婚式といえばこの演出という定番演出をご紹介します。


定番演出というと新鮮味がないのではと考える人もいますが、定番になるということはそれだけ万人受けする演出だということです。


どんな結婚式、演出をするか決める時に、以下の定番演出をぜひ参考にしてみてください。

挙式

まずは挙式の中での定番演出を見てみましょう。


現在では挙式というと教会で行うケースが主流といわれています。牧師さんに誓いの言葉を宣言することもあれば、人前式として挙式するパターンもあります。

1:リングボーイなど子供の参加

挙式の演出には、子どもに結婚指輪を持ってきてもらうリングボーイ、リングガールがあります。


小さなかわいい子どもが幸せいっぱいの新郎新婦のもとに永遠の愛を誓うための指輪を持ってきてくれるというのは、誰が見ても和む光景です。


籠の中のリングピローに乗った指輪を持ってくるパターンもあれば、小さな子どもが押し車に指輪を載せて持ってくるという演出もあります。


その可愛さに思わず笑みがこぼれることでしょう。

2:家族のエスコート

挙式の演出としては家族のエスコートがあります。挙式では新郎のもとへ、エスコート役と一緒に新婦がバージンロードを歩きます。


その時のエスコート役としては、新婦の父親が多いです。事情があって父親がエスコートできない場合は母親や、恩師などにお願いすることもあるでしょう。


家族のエスコートで入場する場面は、挙式の見どころのひとつといえます。

3:ベールダウン

ウエディングドレスを着て挙式をあげる場合は、ベールダウンという演出があります。ベールダウンとは、挙式前に新婦の母親からウエディングベールを下ろしてもらうというセレモニーです。


花嫁のウエディングベールには災いから花嫁を守るという意味があり、そのベールを母親が下ろすということは母の愛で最後の支度をする意味があります。


そのため、ベールダウンは子育ての最後として母の愛を象徴することから、感動の場面となります。

4:オリジナルリングピロー

挙式の演出としてオリジナルリングピローを利用する人もいます。普通のリングピローでもいいですが、新郎新婦の記憶に残る素敵な演出をしたいということでしょう。


そんな時は、ちょっと変わったオリジナルピローを準備するのもおすすめです。例えば、お花でいっぱいのかごタイプのリングピローをリングボーイにお願いすれば華やかになり、刺繍をあしらったリングピローを準備しても特別感があって素敵です。

披露宴の開宴前

結婚式で披露宴がはじまる開宴前にも、ただ待っているよりも楽しく過ごしてもらいたいと演出を行うケースは多いです。


こういった隙間時間こそ、細やかな心配りができるいい機会だからです。ここでは、結婚式の披露宴の開宴前の演出について見ていきます。

1:ウェルカムボード・ウェルカムツリー

披露宴の開宴前の演出としては、ウェルカムボードやウェルカムツリーといったアイテムがあります。


ウェルカムボードとは、会場の入り口に、新郎新婦の名前や結婚式の日付、ゲストの方へのメッセージなどを書いたものです。


ゲストが結婚披露宴会場にきた時に、最初に目にするものですので、ウェルカムボードやウェルカムツリーは、花やリボンで華やかに飾ったり、新郎新婦の趣味を盛り込んだりと楽しいものにしましょう。

2:座席に手書きメッセージ

結婚式の披露宴会場に入ると、事前に知らせている自分の座席に行くことになりますが、その時の席札に新郎新婦からの手書きのメッセージカードを書くという演出もあります。


披露宴になると、なかなか新郎新婦と話す時間は少ないですので、こういった心遣いをすることで、ゲストへのおもてなしの心が伝わりやすくなります。

3:ウェルカムドリンク・ウェルカムフード

披露宴前の演出にはウェルカムドリンクやウェルカムフードというものがあります。ウェルカムフードやウェルカムドリンクとは、披露宴の開宴前にゲストが手軽に食べられる前菜料理と飲み物です。


ウェルカムドリンクとウェルカムフードがあれば、これから始まる披露宴への期待感が高まり、ゲスト同士も会話がはずむことでしょう。

披露宴の定番演出

披露宴は、新郎新婦のお披露目の意味と結婚式に出席したゲストに楽しんでもらう意味があり、そのためには演出は欠かせません。


ここでは披露宴の11の定番演出をご紹介します。定番というと新鮮さに欠けると考えがちですが、定番だからこその安心感があり、ゲストも盛り上がります。

1:ムービー上映

結婚式の披露宴の定番演出にムービー上映があります。


ムービー上映には、新郎新婦入場前の時間にゲストに楽しんでもらうためにオープニングムービーと、お色直しなどで中座する間に上映するプロフィールムービーなどがあります。


オープニングムービーの場合は新郎新婦から招待客への挨拶を、またプロフィールムービーでは2人の出会いやプロポーズの言葉、同級生からの言葉などを盛り込むと場が和み、盛り上がることでしょう。

2:ケーキカット・ファーストバイト

結婚式の披露宴の定番演出にケーキ入刀とファーストバイトがあります。


いわゆる「はじめての共同作業」であり、結婚披露宴の見せ場のひとつといえます。ケーキ入刀では、招待客も周りを取り囲み、シャッターチャンスを狙います。


またケーキ入刀後は、カットしたケーキを新郎新婦でお互いに食べさせ合うファーストバイトも、盛り上がる演出です。ビッグスプーンでたっぷりと食べさせる演出も人気です。

3:親のエスコート

結婚式の披露宴の定番演出に親のエスコートがあります。


結婚式の披露宴ではお色直しの際に新郎新婦は中座しますが、両親にエスコートしてもらいながら再度披露宴会場に入場するという演出をする場合があります。


挙式では父親にエスコートしてもらうことが多いので、披露宴で母親や祖父母にエスコートしてもらうというパターンもあります。また、事前に何もいわないで当日サプライズとしてエスコート役に呼ぶという演出も人気です。

4:楽曲の生演奏

結婚式の披露宴の定番演出には、楽曲の生演奏があります。


友人や知人が新郎新婦に向けて楽曲を生演奏する場合もあれば、新郎新婦のどちらかが相手に向けて演奏したり、または新郎新婦2人でセッションしてゲストに向けて演奏するというパターンもあります。


生演奏する場合はその場限りでなく、結婚式当日までに練習を重ねるため演奏する人達の絆を深めることもでき、結婚式の良い思い出になることでしょう。

5:テーブルラウンド

テーブルラウンドも結婚式の披露宴の定番演出です。


テーブルラウンドとは、新郎新婦が各テーブルをひとつひとつ回って、会話を楽しんだり、一緒に写真を撮ることです。


最近ではフォトラウンドとしてゲストにポーズを決めたカードを引いてもらい、そのポーズに従って写真を撮るというのも人気です。


また、ちょっと変わった演出には各テーブルから果実を入れてもらい最終的に果実酒を完成させる果実酒ラウンドというものもあります。

6:キャンドルサービス

結婚式の披露宴の定番演出にキャンドルサービスがあります。


キャンドルサービスとは、新郎新婦が各テーブルをまわってキャンドルに火を灯すというもので、最近はただのキャンドルではなく、火をつけるとメッセージが浮かび上がるというような工夫がされた演出もあります。


ちょっと照明を落とした中で浮かび上がる炎は綺麗で、新郎新婦を静かに照らしてロマンティックなひとときを演出してくれます。

7:デザートブッフェ

結婚式の披露宴の定番演出にデザートブッフェがあります。


デザートブッフェは甘いもの好きな人には人気で、また華やかに見えるためおすすめの演出です。ゲストが好きなスイーツを取っていいため、喜ばれることでしょう。


デザートの種類としては、ウエディングケーキやマカロン、チョコレートファウンテンなど見た目も華やかなものが人気です。


また、新郎新婦がデザートを取り分けてゲストにサーブするという演出をする場合もあります。

8:ゲストによる余興

結婚式の披露宴の定番演出に友人などのゲストによる余興があります。ダンスや歌など、そのときに流行っているものを余興に取り入れるパターンも多く、場が盛り上がります。


さらに、友人から呼ばれて一緒に歌ったり、踊ったりする場合もあり、披露宴の雰囲気が一気に盛り上がることでしょう。

9:新婦の手紙の朗読

結婚式の披露宴の定番演出としては、新婦からの両親への手紙の朗読があります。


手紙の朗読は披露宴の後半に行われることが多く、演出の中でも最大の見せ場でもあります。それまで育ててくれた両親へ、感謝の思いを読み上げるシーンはゲストの涙を誘うこともあり、感動的な場面です。

10:両親ギフト(花束)

結婚式の披露宴の定番演出として、両親への花束やプレゼントの贈呈があります。


新婦の両親への手紙の朗読がある場合は、その後に両親にギフトを贈るという流れになることが多いでしょう。


両親へ贈るものとしては、花束や時計、また生まれたときの重さと同じものなど趣向を凝らしたものもあります。

11:プチギフト

結婚式の披露宴の定番演出にプチギフトがあります。


プチギフトとは、披露宴終わりの見送り時に新郎新婦から渡される場合や、披露宴にお色直し後に再入場する際に各テーブルを回って手渡しする場合などがあります。


「来てくれてありがとう」という気持ちを込めて手渡しするもので、ちょっとしたクッキーやチョコなどのお菓子を贈ることが多いです。

結婚式2次会の人気の演出4選

結婚式は挙式や披露宴だけでなく、その後の2次会についても演出を考える人は多いです。


ただし、結婚式2次会については友人が幹事をする場合も多く、2次会の演出については新郎新婦ではなく幹事をはじめとした友人が考えるパターンも多いでしょう。


ここでは結婚式2次会の人気演出を4つご紹介します。

1:結婚式の映像を上映

結婚式2次会の演出に挙式や披露宴の映像の上映があります。


2次会用に新郎新婦のVTRを作る場合もあるでしょうが、そのような時間がないという場合には、挙式や披露宴を撮っておいて、それを上映するのもいいでしょう。


挙式や披露宴のときには座席周辺の人たちと話していて、全てを見ていないという場合もあり、改めて映像を鑑賞できると良いでしょう。

2:ビンゴゲーム

結婚式2次会の人気演出にはビンゴゲームがあります。


ビンゴゲームは、最初にビンゴ用の番号カードが配られて、読み上げた番号が合えば「ビンゴ」となって景品をもらうという単純なゲームです。


全員が参加でき、簡単に盛り上げることができるので人気があります。また、ビンゴの順番に景品を贈ることでゲストに楽しんでもらえます。

3:新郎新婦のクイズ

結婚式2次会の演出には新郎新婦のクイズがあります。


新郎新婦にまつわるクイズを出題して答えてもらうというゲームをすれば、2人をよく知る友人たちとお祝いを兼ねて楽しめます。


ゲームには勝った人に景品をつければ、ゲストのやる気も一層高まります。

4:歌やダンスの余興

結婚式2次会の演出には、歌やダンスの余興があります。


結婚式とは違い、結婚式2次会は新郎新婦の親しい友人がほとんどなので、どんな余興でも自由で、新郎新婦自らが参加することも可能です。みんなが参加できる曲や踊りを選択すれば盛り上がることでしょう。

結婚式では皆が楽しめる演出をしょう

結婚式といっても挙式や披露宴、2次会と場面がいろいろとあり、それにふさわしい演出があることがわかっていただけたでしょうか。


また、それぞれの待ち時間もゲストに楽しんでもらえるような、心遣いが伝わる演出も多数あることがわかりました。結婚式では皆が楽しめる演出をしましょう。