結婚式では、お決まりアイテムとなっているブーケですが、どうして花嫁がブーケを持つようになったのでしょうか。また、なぜブーケトスをするようになったのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、結婚式のブーケの基礎知識から、ブーケの意味や由来についてご紹介するので確認していきましょう。
結婚式で当たり前のように利用している定番アイテムのブーケですが、一体どんな意味、由来があるのでしょうか。
ブーケの意味、由来は諸説ありますが、主に「新婦の魔除け」と「プロポーズの儀式」の2つが由来と言われています。
ヨーロッパで使われていたタッジーマッジーというブーケは魔除け効果があると言われ、お守りとして新婦に持たせたことをきっかけに結婚式の定番アイテムとして定着したとされています。
結婚式といえば、花嫁を華やかに見せてくれるウェディングドレスですが、ウェディングドレスをより華やかに演出してくれるのがブーケの役割です。
ウェディングドレスに様々なシルエットがあるように、ブーケにも様々な種類があり、それぞれが選んだドレスに合わせたブーケを選ぶことも重要です。
ここからは、ブーケのシルエットの中でも人気の8種類のブーケをご紹介するので、ブーケ選びで悩んでいる方は参考にしてみてください。
結婚式のブーケの人気シルエットの1つ目は、ブーケの中でも多くの新婦に好まれているラウンドブーケです。
ラウンドブーケの特徴は、イメージされる方が多い円状の花を集めた、誰もが可愛いという印象を抱く素敵なブーケです。
使う花の大きさによって印象を変えることができるので、可愛さを求めている方、大人っぽさを求めている方、それぞれに対応できる点でも人気です。
結婚式のブーケの人気シルエットの2つ目は、大人っぽい演出をしたい方にピッタリなクラッチブーケです。
クラッチブーケの特徴は、摘んだお花の茎の部分を束ねたブーケで、片手持ちができるくらいにシンプルなブーケです。
クラッチブーケは、自然体な結婚式、カジュアルな雰囲気を演出したいと考えている方におすすめのブーケです。
結婚式のブーケの人気シルエットの3つ目は、正統派と言われていて、ウェディングドレスにも合うブーケとしても人気のキャスケードブーケです。
キャスケードブーケの特徴は、「小滝」という意味を表すように、持ち手部分から下に向かって逆三角形になっていて、シンプルな色で作られていることが多いことから、正統派の結婚式を挙げたい方におすすめです。
結婚式のブーケの人気シルエットの4つ目は、ラウンドブーケに少し変化を加えた形のオーバルブーケです。
オーバルブーケの特徴は、ラウンドブーケを少し楕円形にしたブーケで、垂れさがる部分が優しく流れるようになっている「ディアドロップブーケ」と呼ばれるブーケもあります。
ディアドロップブーケの直訳「涙のしずく」の通り、花嫁が幸せのあまり流す涙を表しているのでしょう。
結婚式のブーケの人気シルエットの5つ目は、「三日月」を意味するブーケで、ウェディングドレス、和装ともに合わせることができるクレッセントブーケです。
クレッセントブーケの特徴は、ゆるやかに弧を描いた形になっていて、シルエットが「三日月」のように見えることから、クレッセントブーケという名称がつけられたと言われています。
アレンジなどこだわりが強い花嫁から人気のブーケです。
結婚式のブーケの人気シルエットの6つ目は、一輪の花で構成されていて、見た目のインパクトの強さだけでいえば、とても人気の高いメリアブーケです。
メリアブーケの特徴は、大きい花びらを一枚ずつ丁寧に重ね合わせて、大きな一輪の花で作られています。
お洒落な花嫁さんや個性的な雰囲気を好む花嫁さんから愛用されていて、ウェディングドレス、和装どちらにも合わせられるのでおすすめです。
結婚式のブーケの人気シルエットの7つ目は、真ん丸なボール状の形で可愛らしく女性らしいと人気のバッグ・ボールブーケです。
バッグ・ボールブーケの特徴は、持ち手に紐やリボンがついていて、ぶら下げるようにして持ちます。
真ん丸で可愛いシルエットは、ウェディングドレス、和装どちらにも合わせられますが、最近では和装に合わせるのが人気です。
結婚式のブーケの人気シルエットの8つ目は、大きな輪っかのように無数の花で編み込んでいて、可愛さを演出するのに長けているリースブーケです。
リースブーケの特徴は、途中で途切れるところのない綺麗な円状になっており、この形には「永遠の愛を誓う」という意味が込められているので、結婚式に使うアイテムとしてピッタリだと言えます。
結婚式の後もインテリアとして活用できるところも魅力です。
結婚式のブーケに使うお花の素材には、生花、造花、プリザーブドフラワーの3種類があります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットが気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ブーケに使うお花の素材3つの特徴とメリット、デメリットについてご紹介していきますので、ブーケ選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式のブーケに使うお花の素材の1つ目の生花ですが、どんな特徴やメリット、デメリットがあるのでしょうか。
生花を使う大きなメリットは、造花だと難しいどんな種類の花であってもブーケに使うことができるところです。
生花を使うデメリットとしては、その日だけで日持ちしないところです。
ただ、別途料金を支払って保存するために加工することは可能なので、必要であれば検討してみましょう。
結婚式のブーケに使うお花の素材の2つ目の造花ですが、どんな特徴やメリット、デメリットがあるのでしょうか。
造花を使うメリットは、日持ちなど気にしなくていいので、いつでも準備することが可能で保存もしやすいところです。
造花を使うデメリットとしては、当然のことながら生花と比較するとリアルさに欠けるため、こだわりがある方は慎重に検討するようにしましょう。
結婚式のブーケに使うお花の素材の3つ目のブリザーブドフラワーですが、どんな特徴やメリット、デメリットがあるのでしょうか。
ブリザーブドフラワーのメリットは、まるで生花と同じような質感や雰囲気を堪能することができ、保存も効くのでおすすめです。
ブリザーブドフラワーのデメリットは、長期保存できる一方で壊れやすいので、保存する際には正しい方法を確認してから保存する必要があります。
結婚式の費用をなるべく節約したくて、手作りで用意する自作のブーケに興味がある方も多いのではないでしょうか。
そこで、手作りブーケに必要なものを確認しながら作り方までご紹介していくので、手作りブーケを検討している方は参考にしてみてください。
結婚式の手作りブーケを作るためには、お花以外にも必要なものがいくつかあるので確認していきましょう。
手作りブーケに必要なものは、フローラルテープ(グリーン系)、地巻きワイヤー、フラワーアレンジメント用 ハサミ(工具のペンチでもOK)、リボン(ブーケの色にあわせる)、ブーケスタンドが必要になります。
ワイヤリングブーケの場合、下準備として、花は一輪ずつ、葉は一枝ずつ切り分け、それぞれワイヤーを通しフローラルテープでワイヤーを隠すように茎まで巻きます。
形作りとして、中心となる花に葉を添え、周囲にのこりの花を重ねて形を整え、持ち手をまとめ、フローラルテープで茎の下に向け巻き、手に持つ長さで切り揃え、持ち手にリボンを巻きます。
ウェディングブーケの基礎知識として、人気の種類、素材、手作りブーケの作り方についてご紹介しました。
結婚式をひかえている方にとって、ブーケ選びも大切な行事の1つになるので、今回の記事を参考にして素敵なブーケを準備しましょう。