ケーキ入刀は、花嫁と花婿が行う初めての共同作業という意味があります。
入刀したケーキを分けることで、祝福してくれたゲストに幸せのおすそ分けをする意味もあります。ケーキ入刀の由来は、ギリシャ神話で永遠の愛を誓った2人がパンを分け合ったという話だと言われています。
現在の日本では、披露宴を盛り上げるイベントとして知られています。盛り上がる曲をBGMにして、ゲストともに楽しい時間を過ごしてみてください。
ケーキ入刀の際に流す曲は、披露宴の雰囲気作りに大きく影響します。ケーキ入刀に使う曲の選び方を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
ケーキ入刀に使う曲は、2人でよく話し合って決めることがおすすめです。2人の曲の趣味が異なる場合は、特に時間をかけて決めるといいでしょう。
ケーキ入刀は、新郎新婦の写真撮影タイムになることが多いです。ケーキ入刀の曲を決める際は、演出との兼ね合いも考えましょう。
ケーキ入刀に使う曲は、アップテンポな曲にすることがおすすめです。ケーキ入刀は、披露宴の中でも楽しいイベントの1つです。
そのためバラードのようなしっとりした曲をケーキ入刀の際に使用するのは、あまりおすすめできません。テンポよくケーキ入刀をおこなえば、ゲストも退屈しないでしょう。
ケーキ入刀は披露宴の中でも目玉と言える演出の1つですので、2人の幸せが伝わってくるような曲にすることがおすすめです。
ケーキ入刀に使う曲は、やや長めのBGMがおすすめです。ケーキ入刀の後は、写真撮影の時間になることが多いです。
そのため途中で曲が途切れてしまえば、盛り上がりに欠けることもあります。どうしても短い曲を選ぶ場合は、違和感のないように複数の曲を上手く編集してつなげることがおすすめです。
ケーキ入刀前とケーキ入刀後で曲をかえて、2曲用意することもおすすめです。新郎と新婦でそれぞれ曲を選んでもいいでしょう。
盛り上がるケーキ入刀にしたい時は、入刀の瞬間やファーストバイトの時にサビが入る曲を選ぶことがおすすめです。披露宴会場の担当者とよく話し合って、サビの部分をよいタイミングで流してもらえるようにしておくと安心です。
盛り上がるシーンにサビが入る曲が思い浮かばない時は、曲の初めから最後までのりのりの曲を探すといいでしょう。どのような披露宴にしたいのかを2人でよく話し合うといいでしょう。
ケーキ入刀に使う曲は、口コミで選ぶこともおすすめです。ケーキ入刀のBGMにも、流行があります。
友人の結婚式に出たことがある人は、参考にしてみることもいいでしょう。SNSなどでケーキ入刀の曲の評判を検索すれば、実際に結婚式でBGMを利用した先輩花嫁の情報をチェックできます。
口コミを参考にすれば、自分が知らなかったジャンルでケーキ入刀のBGMに最適な曲が見つかる可能性があります。
好きな曲にすることは、新郎新婦の満足度が高い選び方です。2人の思い出の曲があれば、ケーキ入刀で利用してみるといいでしょう。
ただ洋楽の場合は、好きな曲であっても歌詞の内容をしっかりチェックしておくことがおすすめです。曲の雰囲気はケーキ入刀にふさわしくても、日本語訳をすれば結婚式には使わない方がいい内容の歌詞の可能性もあります。
自分たちで決められないカップルは、プランナーに決めてもらうこともおすすめです。プランナーは結婚式のプロなので、ケーキ入刀に最適な曲を選んでくれるでしょう。
ただプランナーにお願いする際は、曲のイメージなどをしっかり伝える必要があります。イメージをうまく伝えていないと想像していた曲の雰囲気と違って残念だったということになりかねません。
事前に曲をリストアップしてもらって、2人で決めてもいいでしょう。
ここからは、6つのタイプ別におすすめの曲を紹介していきます。ケーキ入刀に使う曲で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
2曲選ぶ場合は、おすすめの曲タイプを組み合わせて使うこともおすすめです。2人のテンションの上がる曲を選ぶといいでしょう。
悩む場合は、6つのタイプそれぞれから曲を選んで決めていくといいでしょう。
イントロから明るい邦楽は、ケーキ入刀に使う曲におすすめです。最初からケーキ入刀を盛り上げれるため、利用されることも多いです。
邦楽の人気曲はゲストにも馴染みがあり、ともにケーキ入刀を盛り上げてくれます。2人が好きなアーティストがいる場合は、そのアーティストの曲で最初からテンションが高い曲を選ぶこともいいでしょう。
具体的には、DREAMS COME TRUEの「うれしい!たのしい!大好き!」が定番です。
イントロから明るい洋楽は、ケーキ入刀で利用されることが多いです。歌詞のイメージに左右され過ぎないため、メロディのイメージで盛り上がることができます。
イントロから明るい洋楽は、ダンスミュージックなどもおすすめです。ケーキ入刀をミュージカル風にコミカルに演出してもいいでしょう。
おすすめの曲は、ディズニー映画の主題歌であるCarrie Marie Underwoodの「Ever Ever After」です。可愛い雰囲気で人気です。
サビが盛り上がる邦楽は、ケーキ入刀の定番です。入刀の瞬間やファーストバイトに合わせてサビを利用して、大いに盛り上がっていきましょう。
おすすめの曲は、Superflyの「愛をこめて花束を」です。また人気アイドルの曲やアニメ、ゲームに使用されている曲の中には、元気で愛にあふれたメッセージ性の高い曲も多いです。
2人の好みに合わせて、利用してみることがおすすめです。
サビが盛り上がる洋楽は、ケーキ入刀で利用されることが多いです。歌詞の内容がわからなくても盛り上がれるため、上手く取り入れてみてください。
サビの部分が有名な洋楽であれば、ゲストと合唱して楽しむことができます。おしゃれな雰囲気になるため、センスのいい披露宴にしたい時に利用を検討してみるといいでしょう。
具体的には、Bruno Marsの「Marry You」などがおすすめです。
明るめバラード系の邦楽は、ケーキ入刀におすすめです。やや落ち着いた雰囲気の中でケーキ入刀がしたいカップルにおすすめです。
暗いバラード曲はケーキ入刀のイメージには相応しくありませんが、明るめでテンポのいいバラードであれば利用できます。
具体的には、JUJUの「やさしさで溢れるように」や安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」などです。結婚式用に作られたバラード曲は、ケーキ入刀に使えます。
明るめバラード系の洋楽は、感動的な披露宴にしたい時におすすめです。明るめバラード系の洋楽は、気品をかんじる厳粛な雰囲気の中でケーキ入刀をおこなえます。
具体的におすすめの楽曲は、ディズニー映画の主題歌だった「Let It Go」やWhitney Houstonの「I Will Always Love You」などです。
またバラードをアップテンポにアレンジしたカバー曲を利用することもいいでしょう。
ここからは、ケーキ入刀に使われる定番の曲を5つ紹介していきます。ケーキ入刀の曲が思いつかない場合に参考にしてみてください。
定番曲の中には、いろいろなアレンジでカバーされている名曲もあります。定番曲を使いながらも個性を出したいという時は、カバー版を利用してみるといいでしょう。
プランナーと話し合いしながら、探していくといいでしょう。
Che’Nelleの「べイビー・アイラブユー」は、ケーキ入刀に人気の定番曲です。人を愛することの素晴らしさを歌った曲ですので、結婚式の入場曲として利用されることもあります。
2010年にTEEが発表した楽曲をChe’Nelleによってカバーされた1曲です。Che’Nelleの「べイビー・アイラブユー」は英語の歌詞ですので、おしゃれな雰囲気をだすことができます。ケーキ入刀の演出を盛り上げてくれるでしょう。
西野カナの「トリセツ」は、女性のかわいい雰囲気がでる定番曲です。歌詞の内容も結婚式に最適ですので、利用されることが多いです。
「トリセツ」は、替え歌にして余興などで歌われることもあります。もし友人に余興をお願いしている時は、「トリセツ」を使う意向があるかを事前に確かめてからBGMに利用するといいでしょう。
カラオケでも人気の曲のため、盛り上げてくれるでしょう。
ケーキ入刀に使われる定番の曲で人気の洋楽は、Maroon5の「Sugar」です。プロモーションビデオにも結婚式が登場するため、ケーキ入刀や入場曲におすすめです。
「Sugar」の歌詞の内容も、愛についてです。実際にケーキ入刀で利用する際は、日本語訳もチェックして自分たちの結婚式のイメージにふさわしいか話し合っておくといいでしょう。
Owl City & Carly Rae Jepsenの「Good Time」は、パーティーソングとして知られています。歌詞の内容も楽しい時間を過ごす2人が描かれています。
ミドルテンポですので、テンポよくケーキ入刀できます。お色直しなどでも利用できるため、一度聞いてみてください。男女が歌う曲のため、新郎と新婦が歌いながらケーキ入刀を盛り上げてもいいでしょう。
ケラケラの「スターラブレイション」は、人気ドラマの主題歌に選ばれた邦楽です。かわいい雰囲気で知名度も高く、ケーキ入刀を盛り上げてくれます。
曲の長さは4分37秒と長めで、ケーキ入刀の際に最適です。歌詞の内容も前向きのため、頻繁に結婚式で利用されます。ケーキ入刀だけでなく、歓談の時や入場時にBGMで使われることもあります。
2013年の曲ですが、現在も愛されています。
ケーキ入刀に使う曲は、選び方によって式の印象を大きく左右します。思い出に残るケーキ入刀にするために、2人でよく話し合って曲を決めるといいでしょう。
口コミやプランナーの話も参考にしながら、自分たちにふさわしい曲を選ぶことがおすすめです。