赤ちゃんを授かった際に、妊娠報告はどうしようと悩むことがあるでしょう。妊娠報告をサプライズでしたいと考える裏側には、直接伝えるのが照れ臭くて恥ずかしかったり、面と向かって報告しにくかったりということがあげられます。
そのような時は、サプライズで報告することがおすすめです。パートナーや両親にサプライズで妊娠報告することで、思い出に残る一場面が演出できます。さまざまな方法を駆使して、報告してみましょう。
身近なパートナーへの妊娠報告は、比較的早めに伝えることがおすすめです。具体的には、妊娠5〜7週目頃でしょう。この時期は妊娠検査薬で陽性を確認できたり、産婦人科で妊娠が確認できたりするタイミングになります。
また、会社への報告は安定期が過ぎた頃の、およそ12週目がおすすめです。出産ギリギリの報告は避け、早めに伝えて業務の引き継ぎを行いましょう。
両親への報告も、会社と同様に、妊娠がはっきりと確定した時期がおすすめです。早く伝えてあげたいという気持ちを抑えて、確実性のある報告をしましょう。
サプライズで妊娠報告する方法はさまざまです。手紙や電報、エコー写真や妊娠検査薬の結果などを使って、オリジナリティの溢れるサプライズを演出してみましょう。ここからは14種類のサプライズを紹介します。
サプライズで妊娠報告する方法の1つ目は、「結婚式で報告する」という方法です。
この方法は、パートナーだけでなく、両親や親族、友人や知人に、一度に妊娠報告を伝えられるためおすすめです。お祝いの場で妊娠報告することで、会場も賑わいやすくなります。
サプライズ用の動画などを事前に撮影すると良いでしょう。
パートナーへの報告には、なにかの記念日とあわせて妊娠報告する、というサプライズ方法もおすすめです。
日常のお祝いごとにカモフラージュすることでバレにくくなり、サプライズの難易度も低くなります。そのため、華々しいサプライズが苦手な方にもおすすめの手法です。お祝いのケーキに、さりげなくプレートなどでメッセージを添えてみましょう。
妊娠報告にカレンダーを使ってサプライズする方法もあります。
出産予定日に印をつけ、未来の日付のカレンダーをパートナーへ手渡します。相手に伝わりやすくするために、ペンやシールでデコレーションするのも良いでしょう。
また、実家のカレンダーに書き込んでサプライズする方法もおすすめです。しかし、義実家の場合は勝手に書き込むと失礼にあたる場合があるため、この場合はカレンダーをプレゼントする方法を選んだ方が良いでしょう。
家族への報告は、シンプルに妊娠検査薬を使ってサプライズすることもおすすめです。
普通に妊娠検査薬を渡すのではなく、ボックスに入れてラッピングすることがポイントです。丁寧に包んで妊娠報告の特別感を演出しましょう。
母子手帳を使った報告は、パートナーだけでなく、両親に伝える時にもおすすめの方法です。
母子手帳は妊娠を診断された後に受け取るもののため、「間違いなく妊娠している」ということを相手に伝えやすいというメリットもあります。
家族で集まった際に、さりげなく母子手帳を出して驚かせましょう。
エコー写真は、サプライズの補助的に使うことがおすすめです。
例えば、上述した母子手帳や妊娠検査薬と一緒に、エコー写真を添えると良いでしょう。また、エコー写真を両親の元へ郵送するサプライズもおすすめです。
ただし、エコー写真だけでは意図が伝わりにくい場合もあるため、相手に伝わりやすく色付きのペンで赤ちゃんをなぞるなどして工夫することがポイントです。
手先が器用な方は、妊娠報告にハンドメイドグッズを取り入れてみましょう。
メッセージカードやスクラッチカードを作ったり、マタニティマークのキーホルダーを作ったりすることもおすすめです。先ほど紹介したエコー写真をカードにも使うことで、より一層特別感が増すでしょう。
カードは両親へ、マタニティマークはパートナーへ渡してみましょう。
マタニティロゼットとは、マタニティマークをロゼットのように装飾したグッズです。マタニティロゼットを一工夫して、パートナーへのメッセージを添えてみましょう。
リボンをシックな色合いにしてみたり、デザインを工夫してみたりすることで、男性でも付けやすいマタニティロゼットに仕上げることができます。
お皿に隠しメッセージを書く方法も、さりげなくサプライズを演出できます。
お皿は記念品として残しやすいため、素敵なメッセージやイラストを描いて家族へプレゼントしましょう。ペンは専用マーカーを使うと、綺麗に発色し色落ちもしないためおすすめです。
食器として使わないのであれば、市販の油性ペンで彩るだけでも、華やかな絵皿が手軽に作れるでしょう。
遠方の両親や親戚には、ぬいぐるみ電報を送ってみましょう。
電報は結婚式に送るものというイメージがありますが、妊娠報告に活用することもおすすめです。ぬいぐるみだけでなく、バルーンやギフト付きの電報もあるため、どんな電報があるのかWebショップなどで調べてみましょう。
パートナーや両親へ、いつもの誕生日プレゼントを渡すというフリをして、妊娠報告してみましょう。
プレゼントの中にメッセージカードを添えて妊娠を報告することも良いですし、ここでもまたエコー写真を添えることもおすすめです。いつもの誕生日にプラスして、更に喜びを重ねましょう。
人によってはサプライズで気分を害する場合もあります。そのような時は、手紙を使って妊娠報告してみましょう。
直筆の手紙には「日頃の感謝の気持ち」と「照れ臭くて直接伝えにくかった」などと一言添え、相手に誤解を与えないよう気を配ることが大切です。
また、郵送ではなくあえて直接実家へ赴き、手紙を置いておくこともサプライズ的な演出としておすすめです。「わざわざ手紙なんてどうしたんだろう」と両親の興味を惹きやすくなるでしょう。
サプライズボックスを利用した妊娠報告もおすすめです。
100均ショップのグッズやボックスを使って、オリジナルのサプライズボックスを作りましょう。中には、妊娠検査薬やエコー写真、メッセージカードはもちろん、赤ちゃんの靴下や、クッキーなどのお菓子を添えるのもおすすめです。
お祝いの曲が流れるメッセージカードを添えるのも良いでしょう。自分だけのオリジナルボックスを作って、パートナーや両親を驚かせましょう。
どうしてもアイデアが浮かばない場合は、誕生日だけでなく、普通の日にさりげなくプレゼントを渡すだけでもサプライズが演出できます。もちろんプレゼントには、妊娠を報告するメッセージを添えて、パートナーや両親へ渡しましょう。
プレゼントは、相手が喜ぶものを選んだうえで、シンプルな花束を添えるのもおすすめです。
花の種類は、ガーベラやカーネーション、バラなどもおすすめですが、両親の好きな花から選ぶことが最適でしょう。
上の子へのサプライズは、日常の会話の中でさり気なく伝えてみましょう。
ある程度年齢を重ねた子であれば、「お姉ちゃんになるんだよ」「もうすぐ弟が生まれるよ」など、シンプルな言葉で伝え、兄弟が生まれることを教えます。
まだ上の子の年齢が幼い場合は、お腹に子どもの手を当ててあげて、「ここに赤ちゃんがいるんだよ」と、お腹の中に赤ちゃんがいることを優しく教えてあげましょう。
上の子へ妊娠報告する場合は、驚かせるだけでなく、子どもの気持ちを気遣いながら伝えてあげることがポイントです。
ここまで、サプライズで妊娠報告する方法14選を紹介しました。ここからは、それらに使えるおすすめのグッズ6選を紹介します。
中には妊娠報告の際だけでなく、性別が分かったタイミングに使えるグッズや、出産後に実用的に使えるグッズもあります。プレゼントになにを選べばいいか迷った際などに、参考にしてみましょう。
サプライズで妊娠報告する際におすすめのグッズが、MIKIHOUSEのアイテム付おむつケーキです。
ケーキの形をした可愛らしいおむつセットで、デコレーションは実際に使える赤ちゃんのおもちゃが使われています。出産後にしっかり使える、実用的なプレゼントと言えるでしょう。
focettaのギフトケーキは、妊娠報告のサプライズにぴったりのケーキです。
「赤ちゃんを授かった」というメッセージが可愛らしく華やかにデコレーションされています。やわらかい具材と、アルコールを使わず作られているため、子どもから年配の方まで食べやすいケーキとなっています。
Perriberryのバルーンは、赤ちゃんの性別発表に使えるメッセージが書かれています。
妊娠報告だけでなく、性別が判明した場合にもサプライズを企画してみましょう。男の子の場合は青い紙吹雪、女の子の場合はピンクの紙吹雪を入れ、バルーンを割って正解を教えてあげましょう。
日常の中でさりげないサプライズを演出したい場合におすすめなのが、アプリコスのサプライズマグカップです。
カップの底に隠されている英語のメッセージが、飲み干すと見えてくるという仕組みになっています。メッセージが透けてしまわないように、飲み物はコーヒーやココアなど、濃い色のものを選んでサプライズしましょう。
ココロコの親子ペアルック名入れTシャツは、赤ちゃんが誕生した後に、親子でペアルックを楽しめる商品です。
また、名入れなしでもオーダー可能なため、妊娠報告の際はサプライズ用にデザインだけお揃いのものを選び、名前が決まってからまた新たに名入れのタイプを選び直すと良いでしょう。
LeChienのぬいぐるみ電報は、メッセージやデザイン、ぬいぐるみのカラーが多数あるため、好みに合ったものが選びやすくなっています。
ぬいぐるみの大きさは高さ23cmほどで、記念として保存するだけでなく、赤ちゃんへのプレゼントとしても使えるでしょう。
両親にサプライズで妊娠報告する際には、6つのポイントを押さえておきましょう。
嬉しい報告は、ついつい気持ちが浮かれてしまいがちですが、両家に失礼のないよう配慮することが大切です。気配りを忘れずに、素敵なサプライズを企画しましょう。
両親にサプライズで妊娠報告する場合は、できるだけ同じ時期に両家に報告しましょう。
どちらか一方だけに早く報告したり、遅く報告したりなど、報告の時期が大きくズレてしまうと、相手に角が立ちやすくなる可能性があります。
同じ時期にプレゼントや手紙を郵送したり、両家が揃う日に報告したりするなど、時期がズレない工夫をしましょう。
サプライズで妊娠報告する前に、両親の性格を把握しておきましょう。中には、サプライズが苦手な人や、サプライズを「悪ふざけ」と感じる人もいるでしょう。
両親がサプライズを許容できるタイプなのかどうか、事前に把握しておくことが大切です。
妊娠報告をする際は、つわりがひどい時や出産時に、里帰りをする予定があるかどうかについても話しておくことが大切です。
いざという時に両親の助けを得られるよう、事前に話し合い、両親の側にも里帰りの受け入れ準備をしておいてもらいましょう。
また、里帰りをする予定がない場合も「予定していない」ということをはっきりと伝えることが肝心です。曖昧なままでは、両親も準備すべきかどうか迷ってしまうため、この点については事前にしっかりと話し合っておきましょう。
両親への妊娠報告は、できるだけ2人で直接報告することが望ましいですが、忙しくてなかなか難しい場合もあるでしょう。
しかしその場合も、SNSやLINEなどを使って両親に報告することは避けましょう。
SNSなどの報告は、人によっては報告を軽んじていると誤解される可能性があるため、おすすめできません。どうしても事情がある場合は、電話で報告し、「できるだけ早く伝えたかった」など、一言添えると良いでしょう。
両親への妊娠報告は、病院で診察を受けてからの報告が良いでしょう。
妊娠検査薬の精度は上がってきていますが、万が一という場合もあります。報告した後に「実は妊娠していなかった」となれば、両親をがっかりさせてしまうでしょう。そのため、診察を受けて確実に妊娠していると確信を得てから、両親へ報告することをおすすめします。
また、より慎重になるのであれば、胎児の心音が確認できた後や、安定期に入ってからの時期に報告しましょう。
サプライズで両親に妊娠報告する際には、その様子を動画や写真に残すと良いでしょう。
動画や写真に残すことで、思い出を形として残すことができます。また、将来出産し、子どもが成長した後に、その様子を見せることもできるでしょう。
一生に一度の思い出の日をいつでも見返せるように保存しておきましょう。
本記事では、サプライズで妊娠報告する方法について紹介しました。妊娠報告は、サプライズされる側の気持ちも慮り、困惑させないようにすることが大前提です。
サプライズを喜んでくれるタイプの人へは、メッセージやグッズなどを工夫して、全力でサプライズを楽しみましょう。その際は、その様子を動画や写真に残し、成長した我が子に見せてあげるのも良いでしょう。
サプライズのグッズは実用的なものにするか、視覚的に印象的なものにするかよく吟味し、相手の性格や好みに合致するものを選ぶように注意します。
一生に一度の思い出を成功させるために、事前準備を万全にして、サプライズに挑戦してみましょう。