婚約指輪の値段相場をブランド別6選!婚約指輪選びのポイント3つ

そもそも婚約指輪とは?

一般的に、プロポーズの際に男性から女性に贈られる指輪のことを「婚約指輪」と言います。「男性から指輪を差し出されてプロポーズされる」というシチュエーションは、言わば女性の憧れです。   そして、女性がそのプロポーズを受けて結婚が決まれば、次は結婚指輪を購入する人が多いでしょう。   つまり、結婚するまでには「婚約」と「結婚」の2種類の指輪が必要になるのですが、ここでは「婚約指輪」について詳しく見て行きます。

婚約指輪と結婚指輪の違い

「婚約指輪」が婚約を記念して男性が女性に贈る指輪であるのに対し、「結婚指輪」は結婚式の際に新郎新婦が交換する指輪であるという違いがあります。   婚約指輪はプロポーズの際に贈るというシチュエーションが定番ですが、今はプロポーズ後に2人で結婚指輪と一緒に選ぶということも増えてきています。   また、婚約指輪と結婚指輪がセットで付けられるデザインの物も増えてきていますので、色々な指輪を見てみるとよいでしょう。

気になる婚約指輪の値段相場

前述のとおり、「婚約指輪」はプロポーズをする際に必要となる指輪です。   しかし、結婚のその先を考えれば、婚約指輪だけでなく、結婚指輪や挙式費用、新生活に向けての準備など、たくさんのお金が必要となります。   そのため、費用のことを考えた場合に、婚約指輪にはどれくらいの予算を充てれば良いのかなどを悩んでしまう人も多いでしょう。   次に、婚約指輪の値段の相場を見て行きましょう。

婚約指輪の値段相場:全体的な値段相場は20~30万ほど

以前までは、給料の3ヶ月分の指輪が主流とされていましたが、長く続く不景気の中では、なかなか給料の3ヶ月分の指輪を準備することは難しいのが現実です。   また、社会全体でも平均収入が落ちているため、たとえ給料の3ヶ月分の指輪であっても、以前ほど高額な指輪が準備できないということもあります。   そのため、年代に関係のない全体的な値段相場であれば20~30万ほどの価格帯の婚約指輪を選ぶ人が多くなっています。

婚約指輪の値段相場:年代別にみる値段相場

現在の婚約指輪の全体的な値段相場は、およそ20~30万と言われています。   しかし、全体ではなく年代別でみれば、その値段相場は少し変わってきます。さらに、年代別による婚約指輪の値段相場を見ることで、いくつかの傾向が見えてきます。   ここからは、その傾向や年代別による値段相場などについてご紹介して行きますので、婚約指輪を選ぶ際の判断材料の1つにしましょう。

20代前半

20代前半では、多くの人が値段相場である20~30万円ほどの婚約指輪を購入しています。   しかしながら、「まだ働き始めたばかり」という人も多く、収入面にそれほど余裕がないという人も多いので、高額な指輪を購入できないという場合もあります。   そのため20代前半では、全年代と比較しても10万円未満の指輪を購入するという人が多く見られます。また、高額な婚約指輪を購入するという人も少ない年代となっています。

20代後半

20代後半になると、20代前半と比べて婚約指輪にかける予算が大きくなる傾向があり、その相場は30~39万円ほどとなっています。   20代の前半と後半で値段相場に差が出て来るのは、30代に近くなると徐々に経済的に安定してくる人が増え、やや高額な指輪の購入が検討できるようになってくるという理由があります。

30代

働き始めたばかりの20代前半から、だんだん経済的に安定してくる20代後半では、婚約指輪の値段相場に少しずつ差が出て来ます。   しかし、経済的に安定していくとは言っても、20代後半から30代では収入が大きく変化するということは、20代の時期と比べると少ないでしょう。   そのことから、30代での婚約指輪の値段相場もそれほど大きく上がることはなく、40万円前後となっています。

40代以上

40代も、30代と比べて婚約指輪の値段相場に大きな差はありません。   しかし、20代の若い世代と比べると、全体的に婚約指輪の値段相場は上がり、それに比例して10万円未満の婚約指輪を購入する人が減るため、高額な婚約指輪を購入する人が増えています。   これも、年齢が上がることで経済的に余裕が出ることが理由の1つとなっています。

「相場別」婚約指輪ブランド6つを紹介

ここまで見てきたように、婚約指輪の全体的な値段相場は20~30万円ほどです。しかし、婚約指輪には10万円未満で購入できる物もあれば、50万円以上する高額な物もあります。   婚約指輪は気持ちが大切であり、値段が高ければ良いという物でもありません。   予算に合わせた価格帯の中で、贈る相手の気持ちに寄り添いながら、ブランドやデザインなどを選びましょう。

相場別婚約指輪1:10万円未満で買えるブランド

10万円未満で婚約指輪が購入できるブランドには、「GALA JEWELRY」や「SUEHIRO(スエヒロ)」、「BIJOUPIKO(ビジュピコ)」などがあります。   10万円未満であっても、婚約指輪を購入することはでき、可愛いデザインの物もあります。予算にゆとりがあればダイヤモンドのグレードだけを変えてもらうという対応をしてもらえる場合もあります。

相場別婚約指輪2:10万円台で買えるブランド

10万円台の婚約指輪を扱っている人気ブランドには、「4℃ BRIDAL」や「BRILLIANCE+」、「ケイウノ ブライダル」、「ENUOVE(イノーヴェ)」などがあります。   婚約指輪の全体的な値段相場は20~30万円ほどですが、今後も結婚指輪や挙式費用、新生活の準備などに大きなお金が必要となります。   そのため、無理のない範囲の価格帯ということで、10万円台の婚約指輪も人気が高くなっています。

相場別婚約指輪3:20万円台で買えるブランド

20万円台は婚約指輪の値段相場の範囲となるので、ブランドやデザインの選択肢が多いです。そのため、可愛い物から、大人っぽい物までデザインの幅が広いです。   20万円台の婚約指輪を取り扱うブランドは多くありますが、人気なのは「銀座ダイヤモンドシライシ」や「I-PRIMO(アイプリモ)」、「EXELCO DIAMOND(エクセルコ ダイヤモンド)」などがあります。

相場別婚約指輪4:30万円台で買えるブランド

30万円台で人気があるブランドには、「Cartier(カルティエ)」や「EXELCO DIAMOND(エクセルコダイヤモンド)」、「Tiffany & Co.(ティファニー)」などがあります。   30万円台も婚約指輪の値段相場の範囲ですので、20万円台と同様に選べるデザインやブランドが多いです。   また、30万円台になってくると大人っぽいデザインの物も増えてきて、ハイブランドの指輪も多くなってきます。

相場別婚約指輪5:40万円台で買えるブランド

40万円台で人気のあるブランドには、「杢目金屋(もくめがねや)」や「ROYAL ASSCHER」、「EXELCO DIAMOND(エクセルコ ダイヤモンド)」などがあります。   40万円台ともなってくると、婚約指輪の値段相場よりも高額となるため、ハイブランドも物が多くなったり、ダイヤも0.5カラットほどの大粒な物が多くなったり、プラチナ素材が使われているなどの華やかなデザインが増えます。

相場別婚約指輪6:50万円以上するブランド

50万円以上の婚約指輪を扱う人気ブランドには、世界三大ダイヤモンドブランドの「ROYAL ASSCHER」や、京都発祥で1200年もの歴史を持つ「NIWAKA(俄)」、世界三大ダイヤモンドカットブランドの「ラザールダイヤモンド」などがあります。   50万円以上する婚約指輪であれば良い品質の指輪を購入することができ、この価格帯になってくると、女性が憧れるブランドの指輪も購入することが可能となってきます。

婚約指輪選びのポイント3つ

結婚を決めて、いざ婚約指輪を購入しようと考えても、ジュエリーについて詳しくないという男性も多く、婚約指輪の選び方がわからないということも多いでしょう。   婚約指輪を購入する際は、彼女と一緒に選ぶという男性もいますが、「プロポーズで贈りたい」と男性だけで婚約指輪を選ぶということもあります。   そのような場合には、以下の3つのポイントに注目をして、まずは候補を絞ることから始めましょう。

婚約指輪選びのポイント1:ダイヤモンドの質「4C」を知る

ダイヤモンドの質はカット、カラー、クラリティ、カラットで決まります。   これらは頭文字を取って「4C」と呼ばれていますが、「4C」はダイヤモンドの国際的な品質基準であり、その評価が高いほど、価値のあるダイヤモンドとなります。   婚約指輪にはダイヤモンドが付いています。このダイヤモンドの質は、婚約指輪の値段に影響を与える要素の1つですので、しっかりと押さえておきましょう。

婚約指輪選びのポイント2:デザインの種類にこだわる

婚約指輪には、基本となるデザインが4つあります。   「ソリティア」はスタンダードな一粒石の指輪、「メレ」はセンターストーンとメレと呼ばれる小さな石を組み合わせたデザインです。   また、「パヴェ」は石畳のようにメレを敷き詰めたデザインで、「エタニティ」は同一サイズの石をリング全体に並べて埋め込んだデザインです。   これらは、見た目の印象が変わるだけでなく、それぞれに意味を持つので選ぶ際の判断材料にしましょう。

婚約指輪選びのポイント3:いろいろな素材から選ぶ

婚約指輪のリングを選ぶ時は、値段やデザインだけでなく素材にも注意して選びましょう。   婚約指輪は結婚指輪と合わせてセットで付けることもあるので、傷や変色などの劣化に強い素材を選びましょう。   たとえば、人気の素材である「プラチナ」は、熱に強くて変色もしにくいという特徴があり、同じく人気のある「ゴールド」は、変色しても手入れをしたり修理に出したりして、元に戻すことができます。

納得のいく指輪選びで幸せになろう

結婚する二人にとって、「婚約指輪は」一生の思い出として残るものです。   また「婚約指輪」は、プロポーズの際に男性が女性に贈ったり、結婚するカップルが一緒に選んだりなど、新しい人生の第一歩の証でもあります。   そのため、男性一人で選ぶにしても、2人で選ぶにしても、お互いが納得行くまで指輪を探しましょう。金額だけにとらわれず、二人の気持ちを大切にしながら、幸せな結婚を迎えて下さい。