結婚報告を成功させるコツ10選|失敗しないための注意点もあわせて紹介

結婚報告とは

結婚報告とは、「自分が結婚する」ということを親族や友人、職場の人たちに知らせることをいいます。結婚することで引っ越しをしたり生活が変わってくるため、親族や友人に結婚報告する必要があります。


職場についても同じです。仕事に結婚は関係ないように見えますが、働いている人が結婚して扶養者ができると税金の計算が変わったり、手続きしなければならないことがあったりするので結婚報告が必要です。

結婚報告をする人の順番

いざ結婚報告をすることになったらどういう順番で報告すればよいのでしょうか。


一般的には、まず新郎新婦となる2人の両親と親族、そして職場の上司から同僚、友人たちという順番です。先に親しい友人に話しておきたいということもあるでしょう。必ずしもこの順番でなければならない、という訳ではありません。


しかし、とくにこだわりがないのであれば一般的といわれる上記の順番が無難です。

結婚報告のコツ10選

結婚報告で気をつけたいポイントがいくつかありますので、ここからはどういう風に報告すればよいのか、結婚報告のコツについて紹介します。


結婚報告をするタイミングは、相手にとっても重要ですよね。


伝えてみたけどいい反応をされなかった、周囲からの目が変わってしまった、などという経験をされている方もいるのではないでしょうか。


もしかすると、伝え方や順番などに問題があった可能性があります。

【親族】結婚報告のコツ1:式に呼ぶなら詳細も兼ねて

親族に結婚報告をする場合、結婚式に呼ぶのであれば「いつ結婚するのか」「どこで結婚するのか」など、結婚式の詳細が決まってから報告するのがよいでしょう。


多くの場合、結婚式には親族を呼びます。結婚報告をされれば結婚式に呼ばれるのかどうか気になるところです。


結婚式場や日程などの詳細が決まってから結婚報告をすれば、式に参加する新郎新婦の親族も必要な準備を始めやすいでしょう。

【親族】結婚報告のコツ2:親にお願いしてもOK

直接連絡をとっていない親族がいる方、親族の連絡先を知らないという方もいるでしょう。そういったケースでは両親に親族への結婚報告をお願いしても問題ありません。


まずは親に結婚報告をするのですから、親がそれぞれ呼んだ方がよい親族というのを決めてくれる場合があります。その親族を結婚式に呼ぶかどうかも含めて、可能であれば親族への結婚報告は親に任せてしまった方がよいでしょう。

【親族】結婚報告のコツ3:思い入れのある人は直接がベター

特別仲良くしている親族や、付き合いがあったり思い入れのある親族には、なるべく直接会って結婚報告するのがベターでしょう。


電話やメールで伝えるよりも、直接会って報告する方が丁寧であり、仲の良い人やお世話になった親族には直接伝えてみるのもよいでしょう。


親からの結婚報告と二重報告になるのを防ぐため、直接結婚報告したいという人は前もってリストアップして共有しておくとよいでしょう。

【友人】結婚報告のコツ4:招待状を出す前に報告

友人へ結婚報告をする場合は、両親への報告後や、式場・日程などの詳細が決まった後にして、さらに招待状を出す前までに済ましておくのがよいでしょう。


とくに友人たちに結婚式で余興やスピーチなどの依頼をする場合は、できるだけ早めに結婚報告と依頼をしておくのがマナーです。


一般的には、式場や日程が決まった段階で早々に結婚報告し、それと共に余興やスピーチの依頼をしたりすることもあります。依頼を受けてくれた場合は、招待状をもって正式に依頼をする流れです。

【友人】結婚報告のコツ5:電話でも失礼に当たらない

特別親しい友人には直接会って結婚報告したいものですが、なかなかそうできない場合は電話で報告しても失礼にはあたりません。


とくに長年の友人や幼馴染といった場合、現在はお互い遠方に住んでいて直接会うことが難しいケースがあります。距離的な問題や時間的な問題で会うことが難しいならば、電話で結婚報告をしても問題はありません。

【友人】結婚報告のコツ6:グループなら同じタイミングで全員に

いつも一緒にお出かけする友人グループや、LINEのグループなどある時はグループの中で報告漏れがないように、全員に同じタイミングで結婚報告するようにしましょう。


グループ内に報告された人とされていない人がでてこないようにしたいですよね。


大勢の友人に結婚報告をする必要がある場合は、そうした漏れを防ぐためにきちんと確認しておくことをおすすめします。

【職場】結婚報告のコツ7:式の3か月前が目安

職場での結婚報告については早ければ早いほどよいですが、少なくとも式の3か月前までにはすませておくようにしましょう。


結婚するにあたって、結婚式や新婚旅行などの予定を入れるために休みをとらなければなりません。


会社が社員の結婚手続きをする必要があるので、先の予定を立てるためにも手続きにかかる時間など考慮して結婚式の3か月前、招待状を出す頃には職場に結婚報告しましょう。

【職場】結婚報告のコツ8:退職・休職の場合は早めに

もしも結婚を機に退職または休職したいという希望がある場合は、早めに結婚報告することが求められるでしょう。


予定通りスムーズに物事を進めるためにも、結婚報告と共に退職・休職の予定を早めに伝えるのがベストです。また会社によっては退職についての報告をいつまでにする、といった規則を決めている場合があります。就業規則をチェックしておいた方がよいでしょう。

【職場】結婚報告のコツ9:報告する人の順番に注意

職場で結婚報告をする際にもっとも気をつけなければならないのは、直属の上司から同僚、といった順番を守って報告することです。


今後の上司との関係を考えても、周囲の同僚から上司にあなたの結婚情報が伝わる、といった状況は避けた方が賢明です。同僚に結婚の話をする前にまずは上司に時間をとってもらい、結婚報告をすませておきましょう。

【職場】結婚報告のコツ10:就業時間外で報告を

職場で結婚報告をする場合はタイミングを見ることも重要であるため、なるべく昼休みの時間帯や仕事が終わった後、または就業開始前などの就業時間外に報告するようにしましょう。


就業時間中は上司や他の人も仕事があるため、結婚報告をするタイミングとしてはふさわしくありません。他の人の仕事を邪魔しないよう、結婚報告をするタイミングに気をつけてください。

結婚報告で失敗しないための注意点3選

結婚報告をした後で気まずくなったり遠巻きにされてしまったり、失敗をしてしまうことがあります。どうして結婚することを報告するだけなのに、失敗してしまうのでしょうか。


ここでは、結婚報告で失敗しないための注意点を紹介します。うっかり失敗しないためにも、ぜひチェックしておいてください。

結婚報告で失敗しないための注意点1:SNSへの上げ方には要注意

多人数に結婚報告をするにはSNSが便利ですが、親しい人にもいきなりSNSで報告してショックを与えることや、一斉送信で大切なメッセージとは受け取ってもらえないことがあります。


一度に多人数に知らせるのは便利ではありますが、仲が良いのに口頭でなくSNSだなんて、と思われてしまうことや、手抜きと受け取られてしまう可能性があります。仲の良い人には事前に直接報告すること、一斉ではなく1人ずつ報告するのがよいでしょう。

結婚報告で失敗しないための注意点2:結婚後の事も添えて

とくに職場上司への結婚報告では、結婚した後どうするのか具体的な予定も一緒に伝えるようにしましょう。


現在は共働き世帯が増えたとはいえ結婚を機に退職する人もいるので、上司としては聞いておきたい部分です。また結婚前後で仕事に影響がでる場合もあるため、できることなら上司へ結婚報告をする際は結婚式場や日程が決まった後の方がよいでしょう。

結婚報告で失敗しないための注意点3:情報解禁日を設ける

結婚報告で人間関係のトラブルを起こさないためにも、「情報解禁日」を設けてその日までは結婚について他言しないようにしてもらうのがおすすめです。


親しい人には先に連絡したいものです。しかし、その人が周囲の人にいってしまえば本人が知らないところで結婚の話が出回り、どうして報告してくれないのかと思う人も出てきてしまうでしょう。情報解禁日までは口外禁止とし、皆に知らせるタイミングを合わせましょう。

マナーに気をつけてスムーズに結婚報告をしよう

結婚報告は結婚の予定を報告するだけなのに、周囲の人間関係にトラブルが起こったりする可能性が少なからずあります。大切なことは、親しい相手であればあるほど失礼にならない伝え方をする必要があるということです。


結婚報告をする時はコツを押さえてきちんとマナーを守り、順番を守って報告しましょう。