結婚するっていい事なの?7つのメリットと4つのデメリットを紹介!

結婚したい人の割合ってどれくらい?

内閣府の平成25年度の「少子化社会対策大綱の見直しに向けた意識調査」報告書には、20歳~59歳の男女を対象にした結婚したい人の割合が記載されています。


39歳以下の未婚の男女で将来結婚する意志があるかについては、「いずれは結婚したい」が45.1%、「2~3年以内に結婚したい」が16.8%、「すぐにでも結婚したい」が14.6%となっています。


一方で、39歳以下の未婚の男女で「結婚するつもりはない」と回答した人は23.5%と2割を超えています。

内閣府

「結婚は良いことばかり」7つのメリットを紹介

  • 家族ができる
  • 好きな相手と一緒に生活できる
  • 安心できる
  • 自分達の子供が持てる
  • 社会的信用が得られる
  • モチベーションが高まる
  • 将来の不安から解放される

結婚するメリットはたくさんありますのでご紹介します。


結婚することで好きな相手と家族として一緒に生活でき、二人で過ごす安心感を得られます。さらに、愛する人との子供を授かれば幸せもより一層増すことでしょう。


また、日本社会では結婚することで、社会的信用が得られることがあります。周りから認められれば、仕事へのモチベーションも高まるでしょう。


結婚後、共働きで生計を共にすれば収入の面で将来の不安から解放されるというメリットもあります。

メリット1:家族ができる

結婚するメリットのひとつが、家庭を持ち家族が出来ることです。


結婚して新しい家族が出来ることは、自分の居場所が出来ることになり、それがお互いの成長につながるというメリットになります。


家族が出来ることは自分の帰る場所が出来るということでもあり、大事な家族と一緒に暮らすことは自分の存在意義を高めることに繋がります。


人は一人で生きるよりも誰かと助け合いながら生きることが必要で、それが幸せにつながっていくのです。

メリット2:好きな相手と一緒に生活できる

結婚をすると、好きな相手と一緒に過ごせる素敵な生活が待っています。


一緒に生活するだけなら同棲でも変わりはありませんが、結婚することで正式なカップルと法律で認められることが大きなメリットになります。


結婚後は好きな相手と一緒に生活できるので、二人のきずなはより深まります。毎日同じ空間で生活していくことは、たまに会うこととは違った良さを与えてくれるでしょう。

メリット3:安心できる

結婚をすると、好きな人と共に過ごせる安心感が得られるでしょう。


家に帰って好きな人と一緒にいられるということは、一人で生活することに比べて大きな安心感を与えてくれます。その安心感は精神的な安心感だけでなく、なにかあった時でも互いに支え合うことが出来るという安心感もあります。


結婚して夫婦で支え合って生きていくことは、大きな安心感を得られるメリットになります。

メリット4:自分達の子供が持てる

自分達の子供が持てるのも、結婚するメリットのひとつでしょう。


結婚して子供ができない夫婦もいますが、多くの夫婦が子供を授かることになります。


自分たちの子供は何にも代えがたい宝です。自分たちの子供を育てていくことは、夫婦にとってもいろいろな経験を積むことになります。「夫婦は子供に育てられる」という言葉もよく耳にします。

メリット5:社会的信用が得られる

結婚することによって、社会的信用度が増すことがあります。


日本の文化では独身者は一人前とはみなされず、結婚して家庭を持ってこそ一人前と言われる場合が多くあります。それは、家族に対する義務や責任を果たしている人であれば、仕事を任せられるという考えがあるからです。


日本社会特有の事ではありますが、結婚して家庭を持つと仕事を任せられることが増えるかもしれません。

メリット6:モチベーションが高まる

結婚することで社会的信用を得た時に、結果として仕事に対するモチベーションが高まります。


他にも男性は結婚して家庭を持つことで、一家の大黒柱として仕事で稼がなければならないという考えを持つようになります。


妻を得たことでも仕事に対するモチベーションは高まりますが、子供を授かるとさらにモチベーションが高まることでしょう。

メリット7:将来の不安から解放される

結婚をすると、経済的な負担が減ることにより将来の不安から解放されることがあります。


夫婦で一緒に生活することで、生活にかかる特に大きな負担である住居費が抑えられます。支出が二人なので倍になることはなく、住居費以外にも食費や光熱水費が抑えられてきます。


さらに、最近では当たり前になってきている夫婦共稼ぎであると、収入も多くなり貯蓄も増えて将来への不安が減るでしょう。

「結婚はメリットばかりではない」4つのデメリットを紹介

  • 自分だけの時間が少なくなる
  • お金が自由に使えない
  • 他の異性と自由に遊べない
  • 家事の負担が増える

結婚の4つのデメリットを紹介します。


デメリットとしてまず挙げられるのが、自分だけの時間が少なくなることです。ほかにも、お金が自由に使えないことや他の異性と自由に遊べないことなどが挙げられます。


女性に多く見られる結婚のデメリットとしては、家事の負担が増えることも挙げられます。

デメリット1:自分だけの時間が少なくなる

結婚にもデメリットがあり、そのひとつが自由な時間が少なくなることです。


結婚をすると、どうしても自分のことに加えて配偶者のことに費やす時間が増えてきます。そして、その時間は優先的に取らなければならず、結果として自分の使える自由な時間は減ってしまいます。


家族と過ごす時間が最優先と考えている人ばかりではないので、自由な時間が無くなることは結婚の大きなデメリットになるとも言えます。

デメリット2:お金が自由に使えない

結婚するデメリットと考えられるのが、お金を自由に使えないことです。


独身時代に比べるとお金の使い道は限られてしまい、お金の自由度は少なくなってしまいます。結婚をすると、自分のお金として使うのではなく家計として使い道が決まってきてしまいます。


飲みに行って散財すること、エステや服飾に思い切ってお金をつぎ込むことはできなくなってしまいます。

デメリット3:他の異性と自由に遊べない

他の異性と自由に遊べなくなることも、結婚するデメリットと言えるでしょう。


当然、結婚したら自由に恋愛することは許されません。独身者であればこの点は自由ですが、結婚後は強く配偶者に縛られることになるでしょう。


結婚していなければ異性との恋愛は自由ですが、結婚してからの配偶者以外との恋愛は、法的にも問題があり不貞行為となってしまいます。


不貞行為があると、社会的な信頼を失うことになってしまいます。

デメリット4:家事の負担が増える

結婚後には、家事の負担が増える場合があります。


結婚して二人で生活すると家事の種類は変わらなくても、量は二人分になって増えてしまいます。増えた量を二人で分担してこなしていけば良いのですが、一般的にどうしても女性が担当する家事の量が増えてしまいがちです。


さらに、共稼ぎの夫婦で家事の分担バランスが女性に傾いてしまうと、女性の家事に関する作業量は生活を圧迫してしまうでしょう。

結婚したら受けられる優遇制度メリット5つ

結婚したら受けられる優遇制を5つ紹介します。


結婚するメリットとして国からの扶養控除の制度があります。ほかにも扶養に入ることで、社会保険の費用負担が軽減されるメリットもあります。


さらに扶養に入ることで年金扶養控除が受けることができ、費用負担が無くなるメリットも大きいでしょう。その他にも、扶養家族手当や育児手当などがあります。

優遇1:国からの扶養控除

結婚したら受けられる優遇制度のひとつに、国からの扶養控除があります。


共働き世帯ではほとんど適用されない場合が多いですが、女性が専業主婦やパート程度の働きであれば、主に働いている男性の給与所得に対して扶養控除が受けられます。


この配偶者の扶養控除は2018年以降において、配偶者の年収が150万円以下で一定条件を満たせば38万円が所得控除されるという制度です。この金額を超えて収入を得ても年収が201万円までは、一定条件を満たせば配偶者特別控除が受けられます。

国税庁

優遇2:社会保険の扶養

結婚をすると、配偶者の社会保険の扶養に入れることがあります。


妻を社会保険の扶養に入れると、社会保険料の支払い負担が軽減できるメリットがあります。


この社会保険料控除は結婚していなければ対象にならず、同棲している場合は対象外なので結婚することに大きなメリットがあります。内縁関係の場合でも手続きは大変ですが、社会保険料控除が認められる場合もあります。

国税庁

優遇3:年金扶養控除

年金の支払控除が受けられるのも、結婚する大きなメリットと言えるでしょう。


社会保険に加入している夫婦は配偶者を扶養に入れることで、配偶者は国民年金の第3号被保険者となり国民年金の支払いが不要になります。


この第3号被保険者が適用されるためには、配偶者の年収が130万円未満で有ることが必要です。また、年収106万円以上の配偶者では、一定条件を満たすと社会保険と厚生年金の両方の加入が必要になります。

日本年金日本年金機構

優遇4:児童扶養手当

その他にも、結婚したら受けられる優遇制度として児童扶養手当があります。


この児童扶養手当は、出産・子ども関連の手当てになっています。働いている女性が妊娠すると、産前と産後休業中に出産手当金として標準月額報酬の3分の2相当の額が受け取れます。


そして一定条件が必要ですが、育児休業開始から180日目までは月給の67%、181日目以降は月給の50%が育児休業給付金として受け取れます。

厚生労働省 児童扶養手当

優遇5:児童手当

最後に、育児・子供関連の優遇制度として児童手当があります。


児童手当は国の制度ではなく、就職している会社や企業ごとに決めている手当です。


確実ではありませんが、勤め先の会社からの手当としてもらえる場合がありますので、結婚したら調べておくことをおすすめします。


これは勤め先の会社から配偶者や子供がいる社員に対して支給される手当で、会社によっては家族手当などの名目になっています。

内閣府 児童手当制度

結婚はメリットだけではない!

結婚はメリットだけではなくデメリットもあることを紹介してきましたが、結婚のデメリットは何といっても自由が無くなることです。


結婚は家庭をもつ夫婦の契約ですから、互いの行動をその契約の範囲で規制することになります。専業主婦はゆっくり友人とお話していても、夕方には家庭に帰らなくてはなりません。


女性にとって、家庭を取るか自由を取るかで結婚のメリットとデメリットがはっきり出てしまいます。夫婦で協力し支え合うことで、豊かで幸せの多い結婚生活を送りましょう。