カルティエ(Cartier)は、フランスのジュエリーブランドで、ハリーウィンストン、ヴァンクリーフ&アーペル、ブルガリ、ティファニーとならぶ「世界5大ジュエリー」と称されるハイブランドです。
ジュエリー、時計、レザーグッズなど日本でも人気で、カルティエで結婚指輪をあつらえたいという方も少なくありません。
ここではカルティエの人気結婚指輪10選と、カルティエの結婚指輪に魅かれる理由8選をご紹介します。
カルティエの歴史は古く、創業は1847年、ルイ=フランソワ・カルティエはフランスにあるヌーヴ・デ・プティ・シャン通りに宝飾店をオープンしました。
瞬く間に王族貴族たちを虜にしたカルティエは、パリのオペラ座付近に店舗を移転させたのです。これにより、今まで以上にセレブたちを顧客にすることができました。
1905年にはNYマンハッタン五番街に出店、日本初のカルティエブティックは1964年、原宿にオープンしました。
1993年、カルティエはリッシュモングループの傘下になり、現在も世界有数のラグジュアリーブランドとして名を馳せています。
ここからは、カルティエが誇る人気の結婚指輪10選をご紹介します。
ラグジュアリーな指輪、ゴージャスな指輪、シンプルな指輪とさまざまなデザインがあり、どれも幅広い年齢層に人気です。
若い新婚カップルはもちろんのこと、錫婚式(10年目)、銀婚式(25年目)と熟練カップルも大切な記念日にカルティエの指輪を買い求めています。
安心と信頼、そしてステイタスを誇るカルティエは世界有数のジュエリーブランドなのです。
BALLERINE WEDDING BAND(バレリーナ ウェディング リング)は、シンプルかつ美しいフォルムの結婚指輪です。
バレリーナの特徴はその独特で華麗なカーブで、女性の指を一層美しく引き立てます。種類はピンクゴールド、ピンクゴールドダイヤモンド、プラチナ、プラチナダイヤモンドがあります。
1970年代に誕生した「LOVEコレクション」は、無駄のない端整なビス、完成されたオーバルシェイプで多くのカップルを幸せの道へと導きました。
この結婚指輪は特徴的なビスをあしらったデザインで、リングのほかにブレスレット、ネックレス、イヤリングがあり、男女問わず人気のコレクションです。リングと合わせて身につけるとラグジュアリー感が増します。
種類はホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドダイヤモンド、ピンクゴールドダイヤモンド、イエローゴールドダイヤモンド、プラチナがあります。
2020年現在、廃盤のためカルティエ公式オンラインブティックでは購入できませんが、ラニエールは結婚指輪として根強い人気を誇るコレクションです。
シンプルながらも重厚感があり、凸凹のフォルムが美しいと評判です。廃盤のためカルティエでの購入はできませんが、中古ブランドショップやアンティークジュエリーショップなどでの購入が可能です。
どうしてもほしい、という方はネットなどでこまめにチェックしてみましょう。
カルティエのクラシック ウェディング リングは、シンプルながらもメゾンのクリエイティビティとスタイリッシュさが現れており、ラグジュアリー感あふれるデザインで人気です。
種類はイエローゴールド、イエローゴールドダイヤモンド、プラチナ、プラチナダイヤモンド、ピンクゴールド、ピンクゴールドダイヤモンドがあります。
リングの太さも種類があるので、男性用、女性用として人気の高い結婚指輪となっています。
1924年に誕生したTRINITY WEDDING BAND(トリニティ ウェディングリング)は、3つのリング、3つの色で神秘と調和を表している斬新なデザインのリングです。
この結婚指輪はフランスの小説家・詩人・劇作家のジャン・コクトーがラディゲ(愛する人)のためにカルティエに制作させたリングだと言われています。
種類はホワイトゴールド・ピンクゴールド・イエローゴールドの組み合わせとホワイトゴールドの3リング、ダイヤモンドをあしらったリングがあります。
CARTIER D’AMOUR WEDDING BAND(カルティエ ダムール ウェディング リング)は、途切れることのない環が、永遠の愛の証を象徴するリングとして人気です。
種類はプラチナ、ピンクゴールド、プラチナダイヤモンド、ピンクゴールドダイヤモンドからお選びいただけます。
シンプルだからこそ飽きのこない、永遠の愛を誓える結婚指輪だと言えるでしょう。
1924年に誕生したTRINITY RING(トリニティ リング)はルイ・カルティエが生み出したメゾンを象徴するジュエリーのひとつです。
3つのリング(ホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールド)が躍動し絡み合う、その独特のフォルムは長きにわたり世界中のジュエリー愛好家たちを魅了しました。
ウェディングリングとしてはもちろんのこと、3つのリングにダイヤモンドをあしらったデザインは男女問わず人気の結婚指輪です。
カルティエの美しいロゴとダイヤモンドがあしらわれたエングレーヴド リングは、永遠の愛の証を形にしたリングです。
リングには「Cartier」の文字とダイヤモンドが入っており、重厚感とラグジュアリー感があり、上品でシンプルなリングです。カジュアルにもエレガントにも合うデザインで、結婚指輪としてとても人気です。
飽きのこないデザインなので結婚指輪として世界中の多くの人たちに愛されています。
MAILLON PANTHÈRE WEDDING BAND(マイヨン パンテール ウェディング リング)は、メゾンを象徴する動物・豹(パンテール)の名をもつ結婚指輪で、そのデザインはパンテールのしなやかさと美しさを表現しています。
種類はイエローゴールド、イエローゴールドダイヤモンド、ピンクゴールド、ピンクゴールドダイヤモンド、ホワイトゴールド、ホワイトゴールドダイヤモンドからお選びいただけます。
カルティエ ハッピーバースデーリングは、Cartierの「C」をモチーフとしたロゴマークがデザインされたリングで、男女問わず定番人気の結婚指輪です。
種類はホワイトゴールドとピンクゴールドで、どちらもエレガントでラグジュアリー感あふれるデザインとなっています。
誰もがあこがれるハイジュエリーブランドのカルティエで、結婚指輪をつくりたいと願う女性は少なくありません。シンプルかつ重厚感があり飽きのこないデザインは、2人の永遠の愛の象徴として世界中の人たちに愛されています。
ここでは、そんなカルティエが愛される理由を8つご紹介します。知っていそうで知らなかった、カルティエというメゾンの魅力を再発見してみましょう。
カルティエは創業以来、王族貴族を顧客に栄えたジュエリーブランドです。そして21世紀の今もなお、世界中の王室御用達ブランドとして君臨しているのです。
19世紀末、英国王エドワード7世はカルティエに対し「Jeweller of kings, king of jeweler(王の宝石商、宝石商の王)」と称しています。カルティエはイギリス・チャールズ皇太子より「ロイヤルワラント(英国王室御用達)」を授かったブランドです。
王室のお墨付きブランドだからこそ、世界中の人たちがカルティエの結婚指輪にあこがれます。
カルティエの魅力は単なるファッション性だけではありません。19世紀末から続く伝統とそれに伴う技術、そこから生まれる永遠の気品が多くの人を魅了しています。
それは数あるジュエリーの中で、特に結婚指輪に現れています。豪華絢爛な宝石をあしらったものも美しいのですが、シンプルなデザインから沸き立つ重厚感は、カルティエならではのものです。
「歴史と伝統」という言葉をよく見聞きします。長い歴史を持つブランドやメゾンは、時代を牽引する存在であり、かつ古き良き伝統と技術を大切にしているからこそ、多くの人に愛されているのです。
カルティエの結婚指輪もそのひとつです。洗礼されたデザインをつくりだす職人たちの技術は、伝統から生まれたもので、それは普遍的な価値を持つものとなりました。
カルティエのジュエリーの多くは、シンプルで洗礼されたデザインが主流です。それはカルティエが身につける人を選ぶのではなく、身につける人がカルティエを選んでいるからです。
たとえば、若い人向けのブランドは大人っぽさに欠ける一面があります。しかしカルティエは幅広い年齢層に愛されているブランドです。若い人たちが身につけても、彼らにそなわった上品さを引き立てます。
大人がカルティエを身につければ、もともとそなわっていた美しさがより引き立つことでしょう。身につける人を選ばないカルティエだからこそ、人気の結婚指輪なのです。
カルティエはシンプルなクラシック ウェディング リングでも、そこには上品さと高級感が満ちあふれています。
一生に一度の大切な記念だからこそ、結婚指輪選びは重要です。カルティエならブランドの格式と高級感溢れる見映えがあって、一生モノとして大切にすることができます。
夫婦の愛の証だからこそ、一生モノを選びたいものです。
結婚指輪ならカルティエで、と思われている方の多くは、カルティエというグローバルな高級ブランド力を理解しているからこそ、選ばれているのではないでしょうか。
カルティエに魅了されている人たちは、ブランドの独創性、品質、デザイン、ラグジュアリー感を重視しています。それらすべてを兼ね備えているのがカルティエです。
歴史と伝統を誇るブランドはデザインが古いと思っていませんか。その真逆にいるのがカルティエです。歴史と伝統を誇り、かつ時代を牽引するデザイン性が秀でたブランドだと言えるでしょう。
これまでに誕生した数々のコレクションも、いまでは定番になっているものも多いのですが、誕生した当時は斬新でモダンなデザインだったのです。そのデザイン性は「普遍的」なものとなりました。
現在でも結婚指輪のほかにも、カルティエは時代を牽引するようなデザインを数多く生み出しています。そんなアグレッシブなブランドだからこそ、カルティエは人気なのです。
長い歴史を持つカルティエは、存在そのものが「文化」となりました。過去に発表されたコレクションも、現在のコレクションもすべて「文化」なのです。
それはカルティエが単なるジュエリーブランドではない、という証でもあります。カルティエだからこそ、カルティエにしかできないことを成し遂げているハイブランドと言えるでしょう。
男性からすれば、結婚指輪ひとつで女性は幸せになれるのか、と疑問に思われるかもしれません。そうです、女性にとって結婚指輪とは、それほど大切なものなのです。
ノーブランドの指輪でも、もちろん素敵なものはたくさんあります。しかし、敢えて伝統と技術、革新的なブランド力を持つカルティエを選ぶことは、女性にとって「最高の幸せ」の第一歩になるのです。