入籍とは、戸籍法上では、もともとある戸籍に誰かが入ることです。入籍には、再婚した方が連れてきた子供を筆頭者の戸籍に変更する場合や、離婚後に子供の姓を父親の苗字から母親の苗字に変更するケースがあります。
この時に使われる書類が、入籍届になり入籍はもともとある戸籍が使われ、婚姻届は夫婦で新しい戸籍を作ります。このように結婚して入籍するという表現は、本来は正しい使い方とはいえません。
婚姻に伴う結婚とは、夫婦になって新しい世帯を作ることになり、婚姻届が使われます。日本では結婚して夫婦になるときは、入籍届ではなく婚姻届を役所に提出することになります。
このように結婚したということは、婚姻届を提出して夫婦になったと考えるのが一般的ですが、世間では入籍したと言うことがあります。
結婚観も多様化してきていて、現在は婚姻届を出さない事実婚などもあります。
入籍する際に提出する婚姻届に必要な書類と準備するものには、婚姻届以外に戸籍謄本を用意しなければならない場合があります。また、婚姻届を提出する際には、身分証明書を持っていく必要があります。
入籍する際に提出する婚姻届には結婚する二人の旧姓の印鑑を押す必要があります。そのため、婚姻届に使った旧姓の印鑑を持っていくと、間違いがあった場合に訂正印として使えますので持っていくことをおすすめします。
結婚による入籍には、もちろん提出物に婚姻届が必要です。この婚姻届は全国の市区町村の役所や出張所でもらうことが出来ます。
役所の開庁時間帯だけでなく、平日に忙しくて開庁時間に行けない時は、役所の夜間・時間外受付でももらうことが出来ます。さらに、役所のホームページからダウンロードして印刷することも出来ます。婚姻届は2通ほど予備を用意しておくと、書き間違えたときにも安心です。
入籍する際に提出する婚姻届に必要なものには、戸籍謄本があり戸籍の内容すべてを写した書類で、配偶者や子供などの戸籍に入っている全員の身分を証明するものとなります。
戸籍謄本と違う書類に戸籍抄本があり、これは戸籍の内容の一部を抜粋して写した書類のことで、個人事項証明とも言われます。
婚姻届の提出時には、戸籍謄本が必要となります。また、ふたりの居住地と同じ場所の役所に婚姻届を提出する場合は必要ありません。
入籍する際に提出する婚姻届に必要なものには、本人確認書類が必要です。入籍に必要な婚姻届を届け出る際は、本人確認書類として運転免許証、パスポート、保険証、マイナンバーカードなどの公的な書類が挙げられます。
もちろん、本人確認書類は有効期限があるものは有効期限内のものに限られ、1点の提示でよいものと、2点以上の提示が必要なものがあります。婚姻届けを出す際には忘れないように用意しなければなりません。
入籍する際に提出する婚姻届に必要なものに旧姓の印鑑が必要です。結婚する2人の旧姓の印鑑は婚姻届にも押印しますが、提出する婚姻届に記入間違いなどがあった際に、訂正印として使えますので、婚姻届けの提出時に持っていくことをおすすめします。
ただし、押印する印鑑はゴム印やシャチハタは、時間とともに変形してしまうので認められません。変形しにくい素材の印鑑であれば、三文判や認印でもかまいません。
入籍する際に提出する婚姻届に必要なものに、20歳以上の証人2名の署名と捺印が必要になります。この20歳以上の証人には、親・仲人・友人・兄弟など、20歳以上の方なら誰でも問題ありません。
入籍する際に提出する婚姻届に署名と捺印をもらう時は、予備の用紙にも署名・捺印をお願いしておくことが良いでしょう。また、訂正が必要になった場合も考慮して捨印を押してもらっておくことも必要です。
入籍する際に婚姻届を提出する時の注意点4つ紹介します。入籍する際に提出する婚姻届は間違いが無いように注意して記入します。準備した婚姻届を出せる自治体を確認し、どこの役所に提出するかを決めます。
婚姻届を役所へ提出に行くときは、二人の旧姓の印鑑を持参した方が、書き間違いなどに対応できて便利です。夜間や休日に提出する場合は役所のどこに持っていくかを事前に確認しておきましょう。
入籍する際に婚姻届を提出する時の注意点には、婚姻届の記入ミスがないようにしましょう。書きなれていない公文書の、しかも初めて書く方が多い婚姻届ですので、どんなに気を付けていても、ミスが出ることはあります。
間違いがあったとしても、役所の職員の指示どおりに訂正すれば提出日に受理してもらえます。特定の日に婚姻届けを出したい方も、訂正すれば婚姻届を受理してもらえます。
入籍する際に婚姻届を提出する時の注意点として、婚姻届をどこの役所に出せるか確認します。夫または妻になる人の本籍地のある自治体に婚姻届を提出できます。また、他にも夫または妻の所在地でも婚姻届は受理されます。
ここで問題になるのが所在地は、どこになるかです。所在地とは現在いる場所を指しますが、旅行中の場所や、夫婦の思い出の地での役所に行っても受理してもらえることがあります。
入籍する際に婚姻届を提出する時の注意点として、念のために印鑑を持参することをおすすめします。特に婚姻届けを遠隔地の役所に提出する場合には、記入に不備があると訂正しなければならず、訂正印が必要になりますので、その日に受理してもらうためには印鑑を忘れないようにするべきです。
持参する印鑑は結婚する二人の旧姓の婚姻届けに使用した印鑑になります。証人の印鑑を押した予備の婚姻届けも用意しておきましょう。
入籍する際に婚姻届を提出する時の注意点として、夜間や休日など役所が開庁していない時は、事前に役所に婚姻届の受理について確認しておくことをおすすめします。
基本的に土日や祝日、夜間など、役所が開庁していない日でも、婚姻届の提出は可能になっています。しかし、開庁時間外に婚姻届を提出する場合は、窓口が通常の窓口ではなく時間外の窓口になり場所が変わりますので確認しておくようにしましょう。
この書籍の内容は、男はウルトラマン、女はシンデレラを望んでいる心理傾向を持っています。著者はそんな心理を持つ男女のカップルを、結婚カウンセラーとして数多くの問題を解決してきました。
そんな男女の思考・行動の違いについて、わかりやすく解説した本がこの著書で、結婚前はもちろん、倦怠期やそして破局寸前の夫婦にも役に立つ内容になっています。効き目抜群の男女の愛の処方箋として、読んでおくといいでしょう。
入籍日を決めるおすすめの日和を7つ紹介します。
まず、暦の上で縁起の良い日である大安があり、結婚式の当日に婚姻届けを出して入籍して結婚記念日にするカップルも多いです。
入籍日は二人の記念日である付き合い始めた日や、クリスマスなどのイベント日、そして年間の祝日を選ぶこともあります。他には良い夫婦の日の11月22日など語呂のよい日も選ばれ、特に理由がなくよい日を選ぶカップルもいます。
入籍日を決めるおすすめの日和として、暦の上で縁起のよい日を選ぶことがあります。暦で縁起がよいのは大安の日や一粒万倍日(何に関しても良し)と呼ばれる日です。
縁起のよい日を選ぶことで結婚生活が、うまくいきますようにという願いを込めて願掛けします。大安は一日中が吉となり、入籍には最高の日といわれています。一粒万倍日はあまり使われませんが、一粒が万倍になるとされお米が豊かに実ることを意味しているよい日です。
入籍日を決めるおすすめの日和として、結婚式の当日もよく選ばれます。結婚式の前や後に婚姻届けを提出すると、入籍日と結婚式の日が同じ日になります。結婚式の日を入籍日にすれば、結婚記念日をどちらの日にするか悩むこともなくなりますので選ぶカップルは多いです。
また、結婚式という人生の大きなイベントを行った日を入籍日にしておけば、二人がその日を忘れることもなく、毎年結婚記念日をお祝いできるようになります。
入籍日を決めるおすすめの日和の選び方として、二人の記念日を入籍日にする方法があります。二人の記念日を入籍の日に選ぶカップルは結構多くなっています。
二人の記念日とは、例えば付き合い始めた日とか、プロポーズした日、そして結婚を相手の親にお願いに行った日などがあります。二人の記念日を入籍日に選ぶことで、二人の結婚記念日を忘れることなく人生を歩むことが出来るのがメリットになります。
入籍日を決めるおすすめの日和として、一年の大きなイベントの日にするカップルも多く人気があります。入籍日を1年のイベントにする方法として、1月1日の元日、2月14日のバレンタインデー、3月14日のホワイトデー、7月7日の七夕、そして12月24日のクリスマスイブがあります。
大きなイベント日に合わせることで、イベントのお祝いの雰囲気と一緒に祝えるのが魅力で結婚記念日を忘れることもなくなります。
入籍日を決めるおすすめの日和として、一年にある祝日を入籍日にするのもおすすめです。祝日は毎年お休みになるので忘れないし、結婚記念日のお祝いも仕事が無くてやりやすく、旅行へ行ったりすることも可能です。
ただし、祝日の中で、11月3日の文化の日のように毎年必ず祝日となる日付固定のふさわしい日がある反面、成人の日のように毎年1月の第2月曜日のように日付が変わってしまう祝日もありますので注意が必要です。
入籍日を決めるおすすめの日和の選び方として、語呂合わせで入籍日を選ぶこともあります。入籍に使える素敵な語呂合わせの日付は様々あります。例えばよく選ばれるのが2月2日で「夫婦」の語呂合わせです。
夫婦に関するものには4月22日の「良い夫婦の日」、11月22日の「いい夫婦の日」があります。他にも素敵な入籍に適した語呂合わせの日付があり、1月8日が「一番ハッピー」、8月10日が「ハート」となりよく使われます。
入籍日を決めるおすすめの日和に、特に理由が無く選ぶカップルもいます。入籍の日にこだわらずに、いつであってもその日が自分たちの記念日として毎年お祝いをすれば、お祝いの日が増えることになります。
入籍の日を毎年あるイベントの日に合わせるのもよいですが、自分たちの大事な日を決めてお祝いするのもよいことです。何もない日だからこそ忘れずにいようという意思を持ち続けることが出来ます。
婚姻届が役所に受理されるとその日から、入籍したという法律上の効力が発生します。婚姻届が受理されないと法律上の結婚にならないので、受理してもらえればその日が入籍日になります。
その日を入籍日としたいときは、記入ミスが無いようにして提出します。ただし、役所の窓口が閉まっている休日や夜間では提出日が入籍日となり、役所の窓口が開いてから内容の確認が行われて提出日が入籍日として扱われます。