陣痛アプリとは、スマホで簡単に陣痛の時間を計ることができるものです。実際に陣痛が始まると、時計を見ながら自分で時間を確認するのが難しいことがあるため、陣痛アプリは人気があります。ボタンを押すだけで正確に時間を計れることがポイントです。
また陣痛アプリは、陣痛だけでなく他の機能や情報を備えたものもありますので、事前に選んでおくのがおすすめです。
陣痛アプリはたくさんありますが、どれも使い勝手や機能に違いがあります。ここでは、陣痛アプリを選ぶときのポイントを3つご説明します。陣痛アプリを取り入れる前に、ぜひこの3つはチェックしてみてください。
機能だけでなく、実際に陣痛が起きた時に使いやすい仕様になっているかも重要です。
陣痛アプリは、表示方法がシンプルで見やすいものがおすすめです。さまざまな機能が付いているものも魅力的ですが、一番重視したいのは陣痛の間隔が一目で分かるものです。陣痛の間隔は、長めのこともあれば急に短くなることもあります。
平均時間を見るためにも、今までの履歴がすぐに表示されるものが使いやすいです。また陣痛が痛くなってくるとゆっくり見るのが難しくなりますので、一瞬で見て分かるようなものがおすすめです。
陣痛時は痛みで心に余裕がないことがあるため、アプリを開ければ簡単な操作で使えるものがおすすめです。広告が出てきたり、なかなか陣痛を計る画面までたどり着かないものは、非常時に使いづらいです。
痛みが強くなっても、ボタン1つで計れる簡単なアプリであれば使いやすいです。緊急時を予測して、実際に1度使ってやり方を確かめておくと安心です。
3つ目のポイントは、陣痛の時間を計る以外にどんな機能があるか確認しておくのがおすすめです。必須ではありませんが、出産前や出産後に役立つこともあります。例えば陣痛の間隔を誰かと共有できる機能があれば、自分が大変なときでも今の状況をアプリで伝えることが可能です。
その他、妊娠週数に合わせてアドバイスがもらえるものもありますので、自分に合った機能が付いたものを選んでみてください。
妊婦さんに人気の陣痛アプリを、全部で11個ご紹介します。それぞれどんな特徴やメリットがあるのかご説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。陣痛アプリは、いざというとき慌てないためにも早めにダウンロードしておく事がおすすめです。
「陣痛きたかも」は、キッズデザイン賞を受賞したことのあるアプリです。とても可愛いデザインですので、陣痛中少しでも癒されたい人におすすめです。使い方がとても簡単で、陣痛が来たときにボタンを押すだけです。
陣痛の間隔や長さを計ることができ、一覧に履歴が出てくるため陣痛の状態が分かりやすいです。また妊娠や出産にまつわるさまざまな情報も提供されていますので、ちょっとした時間に不安なことを調べられます。
こちらのアプリは、お腹の張る時間や間隔が、24時間で分かりやすく表示されるアプリです。前駆陣痛か本陣痛か分かりにくいときにも便利です。通知領域に常に表示されるようにしておけば、すぐに時間を計れるのもポイントです。
またバックグラウンドでも測定が継続されるため、途中で別のことをしたいときにもおすすめです。後から編集することも可能ですので、痛みや間隔が不安定なときにもおすすめです。
こちらのアプリは、陣痛だけでなく胎動の回数も計ることができます。胎動の方は32週から34週頃におすすめで、10回動くのに何分かかったかを記録することができます。10カウント法は、赤ちゃんが元気かどうかを確かめる1つの方法でもあります。
陣痛の計り方も簡単で、始まりと終わりにボタンを押すだけです。全体的にとても可愛いイラストになっていますので、見た目でも楽しめるアプリを探している人におすすめです。
こちらは、陣痛が始まった時間と陣痛の間隔、陣痛の長さを計ることのできるアプリです。無駄を省いたシンプルな表示画面ですので、見やすさ重視の人におすすめです。スタートとストップボタンが大きく表示されており、陣痛が始まったときと終わったときに押すだけでOKです。
自動ロックしないをオンにしておけば、途中で画面が消えてしまうのを防ぐことができます。iPhoneユーザーにおすすめです。
こちらは、収縮スタートボタンと収縮終了ボタンを押すだけで簡単に計れる陣痛アプリです。本陣痛でなかった場合は、リセットボタンを押せば初期状態に戻ります。履歴には残りますので、後で見直したいときにも便利です。
クラシック音楽が流れるなど、陣痛の緊張感を和らげることができます。その他出産準備リストなどもありますので、出産が近い人はリストを見て準備することができます。
こちらは、ストップウォッチのように簡単に計れる陣痛アプリです。陣痛の時間を計る以外の機能も充実しており、出産予定日までの日にちや、その頃の赤ちゃんの様子を知ることができます。
助産師さんのアドバイスが付いていますので、しっかり監修されたアプリを使いたい人に向いています。その他、パワースポットの生写真を購入できる面白いサービスもあります。安産祈願に行きたくても行けない人におすすめです。
こちらは、陣痛だけでなく胎動も計れるアプリです。現在の赤ちゃんがどんな様子なのか、リアルな画像で見られるのもポイントです。どんな風に成長していくのか、イメージを掴みやすいです。
アメリカのアプリですが、日本産婦人科医のガイドラインに沿って作られていますので、安心して使うことができます。産婦人科医からのアドバイスを見たり、体重を記録したりと、さまざまな機能が充実しているのがメリットです。
こちらは、胎動の回数と陣痛の時間を計ることのできるアプリです。陣痛は履歴を残せますので、後で見返したいときにも便利です。また胎動カウントは、胎動が10回感じるまでにどれくらい時間がかかるのか計ることができます。
その他連絡先をいくつか登録できる機能がありますので、陣痛が来て焦ってしまったときにも安心です。34週以降は毎日そのときに合ったメッセージを見られるなど、サービスも充実しています。
こちらは、週数に合わせた赤ちゃんの可愛いイラストが見られる陣痛アプリです。陣痛カウンターの他、胎動カウンター、体重管理、妊娠カレンダー、アドバイスなどの機能が付いています。
エコー写真や毎日の記録を残すことができますので、アルバムのように使いたい人にもおすすめです。他の人と共有することも可能ですので、家族と妊娠生活を分かち合うことができます。
こちらは、シンプルな機能で使いやすいアプリを探している人におすすめです。全体的にすっきりとした画面で、すぐに陣痛の時間を計ることができます。
「陣痛きた」と「おさまった」の2つのボタンを押すだけで、陣痛の時間や間隔が記録されます。共有機能がありますので、遠くの家族にも速やかに今の状況を共有することができます。
こちらは、さまざまな国の人にダウンロードされている人気の陣痛アプリです。陣痛の状況を記録していくと、病院に行くべきタイミングも教えてくれます。タイマーは、陣痛の始まりと終わりにボタンを押すだけの簡単操作です。
シンプルで分かりやすいアプリを探している人におすすめです。
初めて妊娠した人は、前駆陣痛と本陣痛の違いが分かるのか不安になる人も多いことでしょう。前駆陣痛と本陣痛は違いが難しく、実際に陣痛が始まってもどちらか分からないこともあります。ここでは、多くの人が感じる前駆陣痛と本陣痛の違いをご説明します。
前駆陣痛とは、分娩が近づいたときの子宮の収縮運動のことです。時間や痛みが不規則であることが多いです。一方本陣痛は、規則的な陣痛のことで段々と痛みも強くなります。
本記事では、たくさんの陣痛アプリをご紹介しました。陣痛の時間が簡単に計れるシンプルなものもあれば、さまざまなサービスが利用できるものもあります。どの陣痛アプリが合うかは人によって違いますので、ぜひ自分に合うものを見つけてみてください。