妊娠をした後に、多くの方は新生児に必要なものを揃え始めます。その際に、大型家具からそろえようと考える方は少なくないはずです。
大型家具の中でもベビーベッドはまず候補に挙がりやすいのではないでしょうか。場所の問題もありますし、用途が新生児向けということもあり時期が限られてしまいます。
本記事ではベビーベッドの必要性について説明をしていきます。
生まれてくる新生児のために家具、道具などを取りそろえるとかなりの金額になります。また、ベビーベッドは用途が限られている割に、高額で場所もとってしまいます。
本当に必要かどうか迷う方も多い商品の1つです。
今回は、ベビーベットがあるとどのように役立つかを説明するために、ベビーベットの必要性を7つご紹介します。
新生児の他に近い年齢の子供がいる場合は、兄弟姉妹から新生児を守るためにもベビーベットがあるとよいでしょう。子どもたちも新生児には興味があり、いたずらをしたくなってしまうことがあります。
また、床に直に寝かせておくことで、高齢者の家族やまだ幼い子どもが踏んでしまうことも考えられます。
ベビーベットの必要性の1つに新生児に安全なスペースを確保するためという理由があります。
ベビーベットの必要性の1つには、新生児をほこりから守るという役割があります。
床に布団やマットを敷いて新生児を寝かせておくと床に落ちたほこりなどが舞ってしまうことがあります。
衛生的な観点から考えても、ほこりや菌から新生児を守るには、ベビーベットがあると便利だといえます。
新生児は音に敏感であるために、床の音が響いて安心して眠ることができない場合があります。また、誰かが歩いたときの床の振動がダイレクトに伝わるのも、新生児の睡眠の妨害になります。
そのような音の障害、振動から新生児を守るためにもベビーベットがあると便利です。
もしも家庭内で犬などのペットを飼育している場合はベビーベットがあった方がよいでしょう。犬などのペットが新生児を間違って噛んでしまったりすることがあるからです。事実、新生児に犬が噛みついてなくなってしまったケースもあります。
ベビーベットだと、ペットが間違って噛んだりするような事故を防ぐことができます。
ベビーベットの安全なスペースを確保するところでも記載したように、家庭内に新生児に似た年齢の兄弟・姉妹がいる場合は、彼らのいたずらから新生児を守ることができます。
新生児の兄弟・姉妹が新生児に年齢が近い場合は、嫉妬などもあり新生児に毛布を投げたり、おもちゃを投げつけたりする場合もあります。そのような兄弟姉妹からのいたずらを防ぐには、ベビーベットがあると便利です。
床に新生児向けの布団をしいたりしておくと、湿気がこもり布団がダメになりがちです。新生児は体温も高く、湿気がこもりやすいです。また月齢が少ない赤ん坊は一日の大半を寝て過ごします。
床にベビー向けの布団を敷くときに対策を練るのもいいですが、ベビーベッドだと床から高さがあり通気性が高いものも多く、湿度の管理がしやすいのであると便利です。
おむつを替えるたびに、床に新生児を置いている場合は腰を屈めたり、しゃがむ必要があります。ベビーベッドがあれば、高さがあるので体を屈める必要もなく、楽な姿勢でおむつの替えをすることができるので、便利です。
ここからはおすすめのベビーベット11選を紹介します。それぞれのベビーベットの特性を紹介しますので、自宅に合ったものはどれかを考えながら読み進めていきましょう。
オススメのベビーベットの1つが、カトージから販売されているミニ立ちベットです。カトージは、1954年に創立のベビー用品を企画製造し、販売をしている会社です。
カトージが製造しているミニ立ちベット(プチバニラ)は、新生児から24ヶ月対象でサイズはコンパクトな造りで場所をとらないうえに、高さが三段階調節できるようになっています。
アップリカから販売されているココネルエアーは、折り畳みすることができるのが特徴のベビーベットです。不要な時はベットについている開閉ロックを引くだけでベットを簡単に折りたたむことができます。
本格的に不要になった時は、付属の保存袋に入れて収納することができるので便利です。
グレコのパッキンプレイ プレイヤードは日本では、ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社が販売やアフターサービスを行っています。
このベビーベットの特徴は、ベビーベットとして使わない時は、赤ん坊を遊ばせることができるプレイヤードとして使うことができることです。使わない時は、付属の収納袋で保管ができます。キャスターがついて移動が楽です。
ファルスカ「ミニジョイントベッド」は、ベビーベットの柵を外すことができるうえに高さの調節が9段階ついているため、現在利用している大人のベッドとつなぐことで、赤ん坊の横に添い寝をすることができるのが特徴の1つです。
取り付けの際には工具いらずで、ベビーベットにはキャスターをつけることができるので移動も楽です。
ベビーベットの下は収納スペースとして活用できるので、おむつなどの必要なものを保管しておくのに便利です。
使用できる対象年齢は新生児から2歳までで、男女兼用で利用できるシンプルなデザインとカラーです。柵と柵の間は赤ん坊の頭が間違ってはまらないように8cm以下に作られていますので安全に利用できます。
スリーピー「ミニベット&デスク」は、子供の成長に合わせて、ベビーベットからデスク、収納棚と変化して利用することができるのが特徴の1つです。
5つの方法で使うことができるベビーベットのため、子供がベットとして使用できる2歳を過ぎた後も家具として大活躍してくれるおすすめの製品です。
スリーピー「ツースライドベッド」は両面開きが可能なベビーベットで、ベットの下は収納として利用ができるのが特徴の1つです。
ベットの床板は通気性がよいハードボードを使用しているほか、天然木をつかっているので、ホルムアルデヒドなどの害もありません。ストッパー付きのキャスターで移動も楽ですし、設置後は固定もしっかりできます。
ベビーベッド「そいねーる+(soinel+)」は、床板の高さ調節が15段階であるというのが特徴で、現在使用している大人のベットが高さ23~65cmまでならベビーベットとつないで添い寝ができるようになっています。
ベットとして使用できるのは、新生児から48ヶ月までとなっています。専用のマットがついてくるので、湿気もこもらずに快適に利用できます。
コンビから出ているカンタン組み立てベビーベッドは、サイズがコンパクトで場所をとらないのが魅力の1つです。
ベビーベットのサイズが小さめに作られているので、組み立てるのにも簡単なベットなうえに、ベットの柵は、上下スライド式なので場所を取らずに開閉ができます。
ストッケ「スリーピー」は、ルーマニアが製造国のベットで、ラウンドな形をしているのが最大の特徴です。
使用できる対象年齢も広くベビーベットとして0歳から36ヶ月まで利用したあとは、別売りのキットを使うことで10歳くらいまで長く利用することができるように考えて作られています。
サワベビー「S型スクレベビーベッド」はベビーベットの柵が横の開閉だけでなく、足元も開閉するタイプですので、赤ん坊の世話がしやすいのが特徴の1つです。床板の調節は、9段階あるので大人のベットを隣接して赤ん坊と添い寝が可能です。
ベビーベットを選ぶ時は、床板の高さ調節の自由度が高いものを選ぶのがおすすめです。現在大人が使っているベットの床の高さと合わせることで、添い寝をすることができるからです。
また、自分の身長、体格に合わせて床板の高さを調整することで、赤ん坊の世話をするのに前かがみになったりする時の腰の負担を減らすことができます。
赤ん坊のおむつの替えをするのに、ベビーベットがあると大変便利ですが、高さが身長などに合わない場合は腰への負担が増えてしまいます。そのあたりも考えて選びましょう。
先ほども床板のところで書きましたが、高さの調節ができると添い寝がしやすくなります。家の事情などを考えて、不要になった時に折りたたんですぐ収納できるか、赤ん坊との添い寝に適しているかなどを考えて選んでいきましょう。
また、ベビーベットとして使わなくなった後に、プレイヤードにすることができるか、机や収納棚に変換できるタイプなども販売されていますので長期にわたり使うことができる製品かどうかも見極めて購入しましょう。
ベビーベットは、使う時期は限られる割には場所を取るために、必要か不要かで悩む人が多い家具の1つです。
しかしベビーベットがあることで、おむつ替えも楽にできますし、床からの振動、音などで赤ん坊を起こしてしまう心配もなかったりと便利な家具であることも確かです。
新生児を生んですぐの女性も体が疲れているため、少しでも赤ちゃんが長く睡眠がとれたり、快適な環境で赤ん坊の世話ができるベビーベットの方が母親ケアにもつながります。
家の環境が許す限りベビーベットの購入を考え、赤ん坊、母親共に快適な環境で過ごせるようにしましょう。