モンベルの抱っこ紐とは?旧モデルとの違いやおすすめの理由を紹介

モンベルの抱っこ紐とは?

モンベルと言えば、大阪生まれのアウトドア総合メーカーですが、実は赤ちゃん用の抱っこ紐も販売しています。


モンベルの抱っこ紐の正式名称は、「ポケッタブル ベビーキャリア」です。軽量でコンパクトなため携帯にも便利で、赤ちゃんとのお出かけで大活躍してくれるでしょう。


本記事では、モンベルの抱っこ紐の特徴や使用方法、注意点などを紹介していきます。

モンベル抱っこ紐の新旧モデルの違い

モンベルの抱っこ紐が発売されて以来、パパやママの間の口コミで広がり、その後にモデルチェンジも行われています。


旧モデルは、前面のポケットにロゴマークが付いていましたが、新モデルはタグのみのシンプルなデザインに変更されています。カラーも旧モデルはブリックやリーフグリーンなどのカラーがありましたが、新モデルはベーシックなラインナップになっています。


また、生地にも改良がくわえられ、通気性にこだわる方には適した商品でしょう。

モンベルの抱っこ紐の特徴8選

モンベルの抱っこ紐はさまざまな点で魅力があり、使い勝手の良さが特徴とされています。


ここからは、モンベルの抱っこ紐の特徴8選を紹介していきます。購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。


出典:ポケッタブル ベビーキャリア|モンベル
参照:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133216

  • おんぶと抱っこの両方に使える
  • 高性能なのに費用が安い
  • 前面のポケットにたくさん入る
  • 頭の揺れを防止するフードが付いている
  • 身体にしっかりフィットする
  • デザインがシンプル
  • 持ち運びがしやすい
  • 通気性の良い素材が使われてる

1:おんぶと抱っこの両方に使える

モンベルの抱っこ紐は、2way仕様でおんぶと抱っこの両方に使えます。使用時期は、抱っこの場合は腰がすわって(6ヶ月くらい)から13kg(24ヶ月くらい)まで、おんぶの場合は腰がすわって(6ヶ月くらい)から15kg(36ヶ月くらい)までが目安です。


おんぶは抱っこと違って両手が空くため、赤ちゃんをおんぶしながらいろいろなことができてます。ただし、モンベルの抱っこ紐でおんぶしながら料理をしたり、自転車に乗ったりするのは危険が伴うためやめましょう。

2:高性能なのに費用が安い

モンベルの抱っこ紐は、高性能でありながら費用が安いところも魅力でしょう。モンベルの抱っこ紐はおんぶと抱っこの両方に使える2way仕様にもかかわらず、価格は税込み6,490円となっています。


コスパが良い抱っこ紐を探している方にもモンベルの抱っこ紐はおすすめです。セカンド抱っこ紐を買おうか迷っている方も、この価格なら手が出しやすいでしょう。

3:前面のポケットにたくさん入る

モンベルの抱っこ紐は、前面にポケットが付いていて小物が収納できます。


本体を折りたたんで収納するためのポケットですが、着用時にはスマートフォンや鍵、お菓子などの小物を収納するのにも使えます。


夏に保冷剤を入れたり、冬にカイロを入れたりしても良いでしょう。前面のポケットが暑さ対策や寒さ対策にも役立ってくれます。

4:頭の揺れを防止するフードが付いている

モンベルの抱っこ紐は、赤ちゃんの頭の揺れを防止するメッシュフードが付いています。フードで頭を支えてあげれば、赤ちゃんが眠ってしまったときや電車に乗るときなどにも安心でしょう。


抱っこしながら頭を手で支えてあげる必要がなくなり、両手が空きます。そして、日除けや防寒にも使えるでしょう。ポケットにフードがくっ付いているため、フードを紛失する心配もありません。

5:身体にしっかりフィットする

モンベルの抱っこ紐は、身体にしっかりフィットします。身体にフィットしない抱っこ紐を選ぶと、赤ちゃんの位置が下がってしまい、正しい抱っこができないことがあり、赤ちゃんをより重く感じてしまうでしょう。


赤ちゃんを楽に抱っこできるようにするには、身体にしっかりフィットする抱っこ紐を選ぶようにしてください。モンベルの抱っこ紐は生地が薄く、身体にしっかりフィットするため、スリング感覚で使えるでしょう。

6:デザインがシンプル

モンベルの抱っこ紐は、デザインがシンプルなので、男性でも女性でも普段の洋服になじみやすいという点も特徴の一つです。カラーはブラック・ネイビー・タンの3色で、ベーシックな色が揃っています。


さまざまな服装にも合うため、アウトドアはもちろん、タウンユースでも活躍してくれる抱っこ紐でしょう。スーツ姿の男性でも違和感なく着用でき、おしゃれなパパやママにおすすめです。

7:持ち運びがしやすい

モンベルの抱っこ紐は、軽量でコンパクトなため持ち運びがしやすいでしょう。モンベルの抱っこ紐の重量は372gで、一般的な抱っこ紐と比べると軽く作られています。


ポケッタブル仕様で、前面のポケットに本体をコンパクトに収納できるため、バッグに入れて携帯しやすいのも特徴です。


もし、ベビーカーで出かけても、必要になったらサッと取り出せるため、携帯用のセカンド抱っこ紐にもおすすめです。

8:通気性の良い素材が使われてる

モンベルの抱っこ紐は、通気性の良い素材が使われてるため、1年中快適に使えるでしょう。腰ベルトや背当てなど、身体に触れる部分がメッシュ素材になっているため、抱っこする人も赤ちゃんも蒸れにくい造りになっています。


洗濯機で丸洗い可能で、汗などで汚れたらすぐに洗えるところもポイントです。汚れやすい抱っこ紐を清潔に使いたいという方におすすめです。

モンベルの抱っこ紐の使用方法4つ

モンベルの抱っこ紐の使い方に最初は戸惑う場合もありますが、慣れてしまえば使い方はとてもシンプルです。ここからは、モンベルの抱っこ紐の使用方法4つを紹介します。


なお、使用に関しては、公式ホームページや通販サイトなどで使用方法を再度しっかり確認の上、自己責任で使用するようにしてください。

  • 抱っこ紐のたたみ方
  • 抱っこ紐で抱っこの仕方
  • 抱っこ紐でおんぶの仕方
  • 抱っこ紐のお手入れの仕方

1:抱っこ紐のたたみ方

まずは、抱っこ紐のたたみ方を紹介します。モンベルの抱っこ紐は、ポケッタブル仕様で、折りたたむと前面のポケットに収納できます。


たたむときは、まず抱っこ紐を裏返してください。ポケットと同じ幅になるように肩ベルトや腰ベルトを折りたたんだら、腰ベルトの方からくるくると丸めていきます。ポケットをくるんと裏返して本体を収納し、ファスナーを閉めたら完了です。

2:抱っこ紐で抱っこの仕方

次に、モンベルの抱っこ紐の抱っこでの使用方法を紹介します。まず、腰ベルトを装着しますが、バックルを留めるときはループの下を通して、カチッと音が鳴るまでバックルを差し込んでください。


赤ちゃんを抱き上げたら、両足を開脚させます。そして、右手で赤ちゃんを支えながら、左の肩ベルトに左腕を通し、抱っこ紐の上から左手で赤ちゃんを抱きながら右の肩ベルトに右腕を通します。


固定用のベルトを留めてベルトの長さを調節し、赤ちゃんの腕や足が抱っこ紐から正しく出ていることを確認したら、ストラップを調節して完了です。

3:抱っこ紐でおんぶの仕方

次に、モンベルの抱っこ紐のおんぶでの使用方法を紹介します。まず、腰ベルトを少し緩めに装着したら、右側の腰に下げてください。


赤ちゃんを抱き上げて、右手で支えながら左手で抱っこ紐を赤ちゃんに被せます。抱っこ紐の上から赤ちゃんを支えるようにして右手に持ち替えたら、抱っこ紐をゆっくりと後ろへ回して左の肩ベルトに左腕を通します。


赤ちゃんを右手で支えながら左手で右の肩ベルトを持ち、赤ちゃんを抱っこ紐で支えながら、右の肩ベルトに右手を通してください。右の肩ベルトがずり落ちないように、右手で右の肩ベルトを持ちながら赤ちゃんを背中に移動させます。


固定用のベルトを留めてベルトの長さを調節し、赤ちゃんの腕や足が抱っこ紐から正しく出ていることを確認したら、ストラップを調節して完了です。

4:抱っこ紐のお手入れの仕方

次に、モンベルの抱っこ紐のお手入れ方法を紹介します。


モンベルの抱っこ紐は、洗濯機で丸洗いできます。洗濯機で洗うときは、ネットに入れて洗ってください。生地を傷める可能性があるため、ドライクリーニングは避けましょう。


保管するときは、直射日光や高温になる場所を避けて、風通しの良い場所で保管してください。


詳しい洗濯方法や保管方法については、洗濯表示を確認しましょう。

モンベルの抱っこ紐の注意点3つ

モンベルの抱っこ紐を使用する際に注意したいポイントがいくつかあります。ここからは、モンベルの抱っこ紐の注意点3つを紹介していきます。注意点を十分に確認してから、購入するようにしてください。


出典:取扱説明書 ポケッタブル ベビーキャリア|モンベル
参照:https://webshop.montbell.jp/goods/instruction/1133216.pdf

  • 長時間の使用は避ける
  • 前向きでの抱っこでの使用はできない
  • ほ乳後30分の使用は控える

1:長時間の使用は避ける

モンベルの抱っこ紐は、軽量でコンパクトですが、肩ベルトが薄くてクッション性がないため長時間の使用は控えましょう。赤ちゃんの体重が直接加わるため、一般的な抱っこ紐よりも肩や腰に負担がかかりやすいです。


長時間使用したい場合は、おんぶで使用する方が疲れにくくなりますが、赤ちゃんの体調や装着状況も確認しつつ、連続での使用は2時間までにしましょう。

2:前向きでの抱っこでの使用はできない

モンベルの抱っこ紐は、対面抱きとおんぶでの使用を目的に作られているため、前向きでの抱っこには使用できません。前向き抱っこをしたい場合には、前向き抱っこ用の抱っこ紐を使用するようにしましょう。

3:ほ乳後30分の使用は控える

モンベルの抱っこ紐は、ほ乳後すぐに使用すると赤ちゃんのお腹を圧迫してしまうことがあるため、ほ乳後30分程度は使用を控えましょう。消化吸収の妨げになる恐れがあります。

モンベル抱っこ紐とあわせて使えるアイテム

モンベルの抱っこ紐には、別売りのオプション品もあります。モンベル抱っこ紐と一緒に使用することで、より快適にお出かけが楽しめるでしょう。最後に、モンベル抱っこ紐とあわせて使えるアイテムを紹介します。

モンベル 「ポケッタブル ベビーキャリア ウォーマー」

モンベルの抱っこ紐とあわせて使えるアイテムの1つ目は、「ポケッタブル ベビーキャリア ウォーマー」です。抱っこ紐やベビーカーに取り付けられる保温カバーで、赤ちゃんの足先までカバーしてくれます。


寒い時期のお出かけにピッタリです。はっ水加工が施されているため、雨に濡れても保温力をキープできます。汚れもつきにくく、汚れたら自宅で洗濯できます。

モンベル 「ポケッタブル ベビーキャリア レインカバー」

モンベルの抱っこ紐とあわせて使えるアイテムの2つ目は、「ポケッタブル ベビーキャリア レインカバー」です。防水生地を使用したレインカバーで、雨の日のお出かけに重宝するのではないでしょうか。


風除けにもなり、ウインドブレーカーとしての使用も可能です。雨からも風からも赤ちゃんを守ってくれます。


また、携帯可能なポケッタブル仕様で、クリップを使えばベビーカーへの取り付けも可能です。

モンベルの抱っこ紐を知って購入時の参考にしよう

モンベルの抱っこ紐の特徴や使用方法、注意点などを紹介しました。


モンベルの抱っこ紐は、機能的な上に価格も手頃です。アウトドアでも、普段使いでも活躍してくれるでしょう。紹介した内容を参考に、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。