暑い夏は特に赤ちゃんとプールで水遊びをして楽しく涼みたいと考えるママ・パパは多いでしょう。そこで疑問になるのが、いつからプールデビューできるのかということです。赤ちゃんのプールデビューはお座りができるようになってからが良いタイミングと言われています。
お座りができるようになるタイミングは赤ちゃんによって違います。早くお座りする子ももちろんいますが、体力の事も考えると生後7か月以降が良いでしょう。
赤ちゃんをプールデビューさせようとしたとき、水の事故につながらないために大人は細心の注意をはらわなくてはいけません。大人でも初めての体験をすることは、思った以上に体力がいる事なので、様々なことに注意しましょう。
ここからは、赤ちゃんのプールデビューの注意点を7つ紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
自宅でビニールプールなどを使用してのプール遊びであれば、オムツが外れていなくても問題ないでしょう。しかし公共のプールを使用する場合はそうはいきません。
利用条件として「オムツが外れている事」や「水遊び用パンツ着用なら可」としているプールもあります。オムツが外れていないのであれば、利用しようと考えているプールが、水遊び用パンツ使用で利用することができるか確認が必要です。
赤ちゃんは大人が思った以上に浅いプールであっても溺れる事があります。公共施設のプールを利用する際には、赤ちゃんが安全に利用することができる水深であるか事前に確認をしておきましょう。
そして赤ちゃんがプールに入る際は、近くに大人がいて何があってもフォローできる体制でいましょう。
赤ちゃんはバシャバシャと音を立てて溺れるというより、静かに沈んでいくという溺れ方が多く見られます。深さがなくても溺れる事があるため、プールに入っているときは目を離してはいけません。
水温の低いプールでは赤ちゃんの体温が奪われていきます。自宅でのプールであればお湯で水温の調節も可能ですが、公共施設のプールでは難しいです。また普段とは違う遊びなので疲れやすくなります。
その為赤ちゃんが楽しそうであっても、長時間の遊泳は避け20分程度にしてください。
赤ちゃんは胃の発達が未熟なため、ミルクなど吐き戻ししやすいです。そのため食後や授乳後にはプールに入るのを避けた方が良いと言えます。
食後は最低でも30分はあけてから入れるようにしてください。
プールに入っていても汗はかきますし、動いているので熱くもなります。また気温が高ければ水温も高くなり、知らないうちに熱中症や脱水状態を起こしている事もあります。
こまめに休憩を取ったり水分補給をし、熱中症対策をすることが大切になってきます。また日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守りましょう。
公共施設のプールを利用することで心配なのが感染症にかかるリスクが高まることです。プールを通して感染が拡大してしまう事もあれば、ロッカーや脱衣所を利用することで感染してしまう事もあります。
プールで遊んでいる最中だけでなく、プールから上がった後も赤ちゃんの様子を観察する必要があります。またプールの後は必ずシャワーなどで洗い流してあげてください。
遊びに行くのであればプールデビューするのに準備万全な状態で出発したいでしょう。またあれを持ってくればよかった、これが必要だったと現地で買い足さなくて良いようにしっかりと準備をしていきましょう。
ここからは赤ちゃんのプールデビューに必要なもの、あったら便利なものを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
赤ちゃんの肌は敏感なため、強い日差しは刺激が強く赤くなってしまったり、肌があれることがあります。そのため野外のプールの場合は、帽子や日傘、UVカット機能のあるラッシュガードやテントを用意すると良いでしょう。
また赤ちゃんにも使う事ができる日焼け止めもありますので、しっかりと内容を確認して塗ってあげると良いでしょう。
プールにはたくさんの人が遊びに来ます。いざ食べ物や飲み物を売店で購入しようとしても、並んでいたり、食べられる物が売り切れている事もあります。
また赤ちゃん向けの飲食物が売っていないという可能性もあるため、赤ちゃんが普段飲食し慣れているものを準備しておくと良いです。
休憩場所がすぐに見つかるとは限りません。赤ちゃんに並んだり我慢したりする事は難しいですので、ごきげんでいられるよう用意しておく事もプールデビューに大切な事です。
赤ちゃん用のプールがあるからと大丈夫と思うかもしれませんが、浮き輪やスイムベストは持って行った方が良いです。
赤ちゃん用の浅いプールであっても溺れてしまう事もあるので、浮き輪やスイムベストを着用して安全に遊べるようにしましょう。
公共施設のプールでも使用可能になっている事もあり、トイレトレーニングが終わっていない赤ちゃんであっても、安心してプールデビューをすることができます。
オムツのように水を吸ってパンパンに膨らんでしまう事もなく、プールの中で動きやすい点や、間に合わなかった時に便の漏れも防いでくれるところがメリットです。
赤ちゃんのプールデビューをするのに選ばれるのがホテルのプールでしょう。ホテルのプールであれば休憩場所として、宿泊する部屋に戻るという選択ができます。
休憩場所を探す必要なく、食事もお昼寝もお部屋でゆっくり過ごすことができるので、赤ちゃんのプールデビューにぴったりと言えます。
ここではプールデビューにおすすめなホテルを8つ紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
大人から赤ちゃんまで楽しめる「水の王国ラグーン」は、屋内温水アミューズメントです。流れるプールなど大人が楽しめるプールだけでなく、赤ちゃんがママと一緒に楽しむことができる子供専用プール「パルパル」があります。
水深15cmの浅瀬プールはトイレトレーニングが終わっていなくても、水遊びパンツを着用すれば利用でき、プールデビューにぴったりでしょう。
授乳室やオムツ替えスペースも完備とプールデビューのママをしっかりサポートしてくれます。定山渓ビューホテルに宿泊していると14時から無料で利用できるのも嬉しいポイントと言えます。
屋内外に3カ所のプールがあり、大人から子供まで楽しむことができます。屋外プールであるガーデンプールには赤ちゃんのプールデビューにおすすめな水深30cmキッズプールや水深40cmキッズプールがあり、少しずつ深さを慣らしていくのにも向いているでしょう。
大人から子供まで楽しめる遊びのテーマパークであるハワイアンズにも赤ちゃんが楽しめるプールがあります。ウォータープール内にある「ワイワイオハナ」です。
ワイワイオハナでは、泳ぐ・浸かるだけでなく水と遊ぶや水と動くを体験できるテーマパークです。水深は幼児用プールで50cm、ベビープールで10cmに設定されており、ベビープールである天使の水場では水遊び用パンツを利用して遊ぶ事もできます。
休憩エリアや授乳ルーム、おむつ替えスペースも完備されているので、赤ちゃんのプールデビューでもくつろげるでしょう。
子供から大人まで様々なプールで楽しめるジャンボ海水プールには、小学3年生までの子供が利用できる「スパキッズ」があります。
屋内プールのため日焼けも天気の悪い日も気にせず遊べるのが嬉しいポイントです。またスパキッズ内は滑りにくい素材になっているので、歩き始めのお子さんでも安心でしょう。
ぴちゃぴちゃプールエリアは水深10cm、ソフトマットでできたスライダーは1歳のお子さんから体験可能です。
他にもたくさんの水の仕掛けがある「おもちゃプールエリア」、水深20cmのプールと12のアトラクションとスライダーでできた「アクアデッキエリア」、子供用の波プールと小さい子供が楽しめます。
ホテルグリーンプラザ東条湖は小さいお子さんが過ごしやすい客室や離乳食の用意など、ママ目線での気配りがされています。
東条湖おもちゃ王国の目の前にある、赤ちゃんや小さい子供に優しいサービスがいっぱいなホテルグリーンホテル東条湖を利用すれば、東条湖おもちゃ王国内のプールで赤ちゃんデビューも安心でしょう。
おもちゃ王国内のプール「アカプルコ」では、水深20cmから30cmのプールがあり、様々な仕掛けで遊ぶ事ができます。0・1歳の料金は無料、水遊び用パンツでの利用が可能です。
ホテルレオマの森には小さいお子様連れで利用している方に嬉しい、ファミリールームが用意されています。
赤ちゃんや小さいお子さんとの旅行では荷物が多くなってしまいますが、哺乳瓶の消毒器や子供用の歯ブラシ、離乳食やベビーソープなどが用意されています。
水遊び用オムツの上に水着を着用することで、ホテル内の屋内プールを利用でき、プールデビューを楽しむことができるでしょう。
宿泊者向けに杉乃井ホテルの館内にはキッズランドがあり、様々なアトラクションを楽しむことができます。
ホテル内には屋内プール「アクアビート」もあり、キッズ用プールも完備、屋外型温泉「ザ アクアガーデン」は水遊びパンツ着用で利用でき、水で消せるクレヨンで落書きすることもでき、小さいお子さんも楽しむことができるでしょう。
ファミリールームにはおもちゃや補助便座などが常備されているだけでなく、子供用全身シャンプーやおしりふきなどアメニティも充実しています。
ベビーベットが用意されたファミリールームを選ぶ事もできます。さらに資格を持っているスタッフがいるキッズルームを利用してお子さんを預ける事もできます。
館内には水遊びエリア「スプラッシュパーク」があり、水遊び用パンツの着用で利用することが可能、水深15cmのプールもあるので、プールデビューにもおすすめです。
プールデビューは赤ちゃんにとって刺激的なことで、水に慣れるという事だけでなく水で楽しく遊ぶ第一歩です。ママやパパにとっても初めてを体験する瞬間は、大切な思い出になるでしょう。
そんな大切なひと時を良いものにするためには、注意しなくてはいけない点や準備をしておくべき点があります。
プールデビューできる場所をさがす場合には、事前に施設にどのような設備があるかや、水遊び用のパンツが使用できるかなど確認してから出かけましょう。