おやすみホームシアターとは、おもちゃの一種であり搭載されたプロジェクターで天井や壁に映像を映し出すものです。
お部屋がプラネタリウムのようにファンタジーで幻想的になることから注目されています。また、おやすみホームシアターという名の通り、子供が眠れるようにする効果もあるのです。
綺麗な映像だけでなく、思わず眠たくなるような安らぎ効果のある音楽や読みきかせも流れます。
そんなおやすみホームシアターを赤ちゃんにも使ってみたい、でも具体的にどんな効果があるかよくわからない、という方もいらっしゃるでしょう。
そこでここからは、おやすみホームシアターを使うことで得られるメリットについて紹介します。これを読めば、おやすみホームシアターの魅力についてきちんと理解できるでしょう。
おやすみホームシアターは0歳の頃から幼稚園の頃までと、比較的長く使用することができるということがメリットの1つです。
子供の成長が早く、服などはもちろんおもちゃも飽きてしまったり、対象年齢に合わなくなって処分せざるを得ないことはとても多いでしょう。
しかし、おやすみホームシアターは入っている映像のバリエーションが豊富で、長い期間子供に使ってあげられます。
なかなかうまくいかない寝かしつけの手助けをしてくれるのがおやすみホームシアターの魅力の1つです。
リラックスできる映像と音楽で、赤ちゃんが落ち着いた気分になりすぐに寝てくれるでしょう。抱っこしたり、遅くまで起きるといった保護者の方の負担の軽減にもつながりおすすめです。
おやすみホームシアターの中には、家族で一緒に見るというものもあるので、家族全員で楽しめるのもポイントです。
また、おやすみホームシアターのリラックス効果は赤ちゃんや子供だけでなく、保護者の方にも感じていただけます。就寝前のゆったりとした時間を家族で過ごすのにぴったりです。
その効果というものも、保護者の方も一緒につい眠ってしまうというほどだと言われています。
1人で寝られるようになるためのトレーニングにもおやすみホームシアターはうってつけです。赤ちゃんが成長して幼児になってからも、1人寝の練習に使っているという保護者の方もいらっしゃいます。
今の寝かしつけですら大変なのに、本当に子どもは1人で寝られるのだろうか、と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。時間を要することは確かですが、1人寝トレーニングの際に保護者の方の負担を減らすことができます。
ホームシアターの良いところが分かったところで、いよいよ本格的に赤ちゃん用のホームシアターを選びたいと思った方もいらっしゃるでしょう。
そこでここからは、おやすみホームシアターの中でも赤ちゃんにおすすめのものを6つ紹介していきます。
それぞれの商品の特徴を解説するので、ぜひチェックしてみてください。
子どもに大人気のキャラクター・しまじろうのおやすみホームシアターです。
本体には、きらきら星変奏曲やトロイメライなどのクラシック曲が15曲収録されており、さらには森のくまさんや山の音楽家といった童謡が収録されたディスク2本が付いています。
しまじろうが登場する、ストーリー性のある絵のお陰で親子の会話も弾むでしょう。
スマホと連動させて使うことのできるおやすみホームシアター「おそらの絵本」のミニタイプです。
スマホのLEDライトと専門のプロジェクターを使うことで、天井に絵本を映し出すことができます。付属のディスクには、「おやすみ、エレン」などの人気絵本シリーズが収録されているとのことです。
自然な睡眠への導入はもちろん、絵本を読んだ時のワクワク感も充実しています。
ディズニーピクサーが公式で出しているおやすみホームシアターです。ディズニー作品やピクサーの名作を絵本やプロジェクターで楽しむことができます。
ディズニーならではの魅力的な映像を天井に投影してリラックス効果を得られるだけでなく、ディズニーキャラクターによる言葉遊びや、ひつじかぞえといった知育コンテンツも搭載されています。
楽しみながら勉強ができ、眠るのも楽しくなる、そんなおやすみホームシアターです。
こちらも子供から人気が高い、アンパンマンのおやすみホームシアターです。世界記録になるほど多数いるアンパンマンのキャラクターたちによる映像が、就寝前の子どもたちに素敵なひと時をプレゼントしてくれるでしょう。
アンパンマンを見た人なら誰もが口ずさめる「アンパンマンのマーチ」を始めとした15曲が収録されています。
また、付属のカートリッジ4枚には知育コンテンツも含まれているので、楽しみながら勉強ができるおやすみホームシアターです。
プロのプラネタリウムクリエイターが監修した、おやすみホームシアターの役割を持ったプラネタリウムとなっています。肉眼で見える星数よりもさらに多い、約1万個の星を見ることができるアイテムです。
角度調整機能が付いているため、天井だけでなく壁にも星空を投影することができます。また、15分のタイマー機能が付いているため、寝てしまった間つけっぱなしだったということもありません。
こちらもディズニーが公式で出しているおやすみホームシアターとなっており、さらに赤ちゃんの寝かしつけに特化したアイテムです。
32曲が内蔵されている他、ディスク2枚にそれぞれミッキーと仲間たちが寝ているイラストが流れる映像とプーさんとの冒険を描いた物語が収録されています。
他にも胎内音や波の音など、赤ちゃんの寝かしつけに良いとされる音にこだわった工夫もこらされている、優れものです。
これだけのおやすみホームシアターを見てみると、どれも良く思えてきます。たくさん良いものがあるのは分かったけれど、どう選んだら良いか分からない、という方もいらっしゃるでしょう。
そこでここからは、赤ちゃん用のおやすみホームシアターを選ぶポイントを紹介します。これを読めば、自宅や赤ちゃんにピッタリなおやすみホームシアターを選べるでしょう。
赤ちゃんのうちから特定のキャラクターに反応し、好きなキャラクターがハッキリとしているのならば、そのキャラクターが使われているおやすみホームシアターを使ってみましょう。
さきほども紹介した通り、子供に人気のキャラクターが使われた商品も発売されているので、ぜひチェックしてみてください。
好きなキャラクターが眠りを誘えば、きちんと寝てくれることもあるでしょう。
おやすみホームシアターの中には、月齢や年齢に合わせたメロディーを搭載したものもありますので、それを基準にして選ぶのも良いでしょう。
自分の赤ちゃんや子どもがどれぐらいの年齢かによって合うホームシアターも変わってくるものです。例えば月齢の低い赤ちゃんには胎内音を再現したタイプなどが向いています。
赤ちゃんが成長するにつれて絵本を読み聞かせるタイプのものに切り替える、という方法もあるので、ぜひチェックしてみてください。
おやすみホームシアターを選ぶ際、曲数や読み聞かせ、タイマーといった機能で選ぶという基準があるのも良いです。
内臓されている曲数が多いのはもちろん、後からディスクで追加できるかどうかで、子どもが飽きずにいられる可能性が高くなります。
読み聞かせ機能もあらかじめついているものか、保護者の方が読むものなのかそれぞれ違います。タイマー機能があれば子どもと眠ってしまった後でも音が消えるので安心です。
おやすみホームシアターの投影範囲によて映像の見え方が異なったり、部屋に合うかどうかは変わってきます。
子どもに映像を鮮明に楽しんでもらいたいという方は、投影派はコンパクトで、広いものよりもぼやけない映像が楽しめるのでおすすめです。
絵本を投影する場合はコンパクトな方を選んで内容に注目してもらいましょう。反対にプラネタリウムなら、投影範囲を広げることでより迫力を感じられます。
一口に赤ちゃんのためといっても、様々な工夫が凝らされたおやすみホームシアターがあることがよく分かりました。
そのため、選び方に迷ってしまうのではとなりますが、おやすみホームシアターのメリットや選び方のポイントを知ることで、より赤ちゃんや自分の家に合ったものを選ぶことができそうです。
赤ちゃんの素敵なおやすみタイムを一緒に過ごすためにも、おやすみホームシアターをきちんと選びましょう。