赤ちゃんと一緒に外食できるのは、いつ頃からなのでしょうか。生後1か月の検診が終われば、外食に連れていくママもいます。
赤ちゃんを外食に連れて行くのは、首や腰がすわる生後3か月を目安にするのがよいでしょう。
また、人が多く集まる場所は赤ちゃんにとって刺激が強い可能性も考慮する必要があります。赤ちゃんと外食に行く際に気を付けるべきポイントを確認しましょう。
赤ちゃんを連れての外出では、食事はどうしたらよいのか悩んでしまうママも多いことでしょう。
赤ちゃんの首や腰が据わってくると、ベビーカーに長い時間座っていられるようになります。そのため、長時間のお出かけもできるようになってきます。
作った離乳食を持ち込むのか、市販のベビーフードを持ち込むのか、ママの食べるものを分けてあげるのか、事前に考えて行動しましょう。
外食の際には、赤ちゃんのためにレトルト離乳食を持ち込むことをおすすめします。
衛生面で安心できるうえ、汁こぼれなどの心配もありません。普段から食べ慣れているベビーフードであれば、赤ちゃんも抵抗なく食事ができるでしょう。パパとママも、自分の好きなものをオーダーできます。
事前にレトルト離乳食の持ち込みが可能かどうかを、お店に確認してください。
自宅で離乳食を作って持ち歩く場合は、離乳食が傷まないように気をつけましょう。気温が高い時期などは、離乳食が傷んでしまう可能性があります。持ち歩く時間や保存方法などを工夫しましょう。
いつもと同じ離乳食を食べてもらえるので、赤ちゃんにもママにもストレスがありません。汁こぼれが心配なので、密閉容器に入れるようにしましょう。
手作り離乳食を持ち込んでもいいか、お店には必ず事前に確認しておきましょう。
赤ちゃんの食べる分を大人のメニューから取り分ける場合は、うどんや白ごはん、雑炊、コーンスープや野菜の煮物、茶わん蒸しなどがおすすめです。
うどんは細かくカットする、ごはんや煮物はつぶすというように、食べやすい工夫をしましょう。麺類をカットする離乳食用のはさみやスプーンなどを持参すれば、お店にも迷惑をかけずに済みます。
大人向けのメニューの場合、味付けが濃くないか確認してから赤ちゃんに食べさせてあげましょう。
一般的に、離乳食の開始は月齢5か月頃と言われています。
今まで母乳やミルクだった場合、離乳食初期のポイントは「トロトロ」です。ポタージュのような状態をイメージするとよいでしょう。
サイトにもいろいろな離乳食が紹介されているので、参考にされてはいかがでしょうか。ここではおすすめの離乳食のレシピを紹介していきます。
離乳食レシピ1つ目は、離乳食後期におすすめのメニューです。
全ての野菜とささみ8gを細かく切り、耐熱容器に入れます。だし汁小さじ2を加えて、500Wの電子レンジで3分加熱します。ささみをしらすに代えても美味しいです。
ホットケーキミックスと片栗粉を混ぜ合わせた後、野菜とささみを合わせ、フライパンで焼いていきます。やや強めの弱火で、焼き色がついたら裏返します。
フタをして2分程度蒸し焼きにして完成です。
材料 (離乳食後期後半(10〜11か月頃)1食分) ■ 【野菜たっぷりもちもちニラチヂミ】主食です☆ 玉ねぎ正味15g にんじん正味15g ニラ10g しらす8g だし汁小さじ2 ●和光堂の『赤ちゃんのやさしいホットケーキミックス(プレーン)』21g ●片栗粉9g ○だし汁(かつおと昆布の合わせだし)20g ○しょうゆ小さじ1/10 ○レモン汁3滴 ごま油少量
https://cookpad.com/recipe/6427314
離乳食レシピ2つ目は、離乳食中期のおすすめメニューです。
まず初めに具材の下ごしらえをします。ささみは筋を取り、野菜は全て細かく切ります。かぼちゃとジャガイモ、ブロッコリー、ささみの順に鍋に入れて、柔らかくなるまでかつお昆布だしで煮ます。
具材が煮えたら、取り出してみじん切りにします。みじん切りにした具材を再び鍋に戻し、煮汁100mlと豆乳を加えて弱火でゆっくり煮込んで、出来上がりです。
材料 (1人分) 鶏ささみ10g ブロッコリー(穂先)10g かぼちゃ20g じゃがいも10g かつお昆布だし300ml 豆乳(無調整)30ml
https://cookpad.com/recipe/4494227
離乳食レシピ3つ目は、おにぎりのレシピです。おにぎりが食べられるようになったら、ぜひ挑戦してみてください。
乾燥芽ひじきを水に戻して、水気を切ります。材料を全てボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。よく混ざったら、食べやすい大きさのおにぎりを握り、完成です。
材料 (おにぎり8個分くらい) ツナ水煮缶1缶 乾燥芽ひじき約3g 刻み青ねぎ大さじ1 味噌小さじ1 マヨネーズ小さじ1 白ごま小さじ1
https://cookpad.com/recipe/4572805
離乳食レシピ4つ目は、離乳食中期におすすめのメニューです。
マカロニを表記されている時間より1分長く茹で、取り出して細かく刻みます。きな粉と砂糖を混ぜた後、刻んだマカロニを加え、よく和えて完成です。
きな粉の風味がやみつきになるレシピです。
材料 (おおよそ1食分) マカロニ(早ゆでタイプ)10g きな粉大さじ1/2 砂糖ごく少量
https://cookpad.com/recipe/6427516
赤ちゃんとの外食には、レトルトの離乳食を持参するのがおすすめです。
衛生的で、持ち運びも簡単です。パパとママも自分の好きな物をオーダーできますし、栄養バランスの面からも安心して食べさせることができます。普段からレトルト離乳食を食べている赤ちゃんなら、慣れている味なので安心して食べてくれるでしょう。
キユーピーや和光堂では人気の離乳食が揃っています。おすすめのレトルト離乳食を紹介していきます。
月齢12か月からおすすめの離乳食で、主食とおかずがセットになったタイプです。
まろやか和風ランチは人気メニュ―の「すき焼き風煮物」と「まぐろの炊き込みごはん」のアソートセットです。
やさしい味で家で作った離乳食をイメージしています。カップ容器に入っているので外出先でも、そのまま食べることができます。もちろん着色料・保存料・香料は不使用となっています。
他にもかれいの和風煮セットなど、3種類あります。
和光堂ブランドの「はじめての離乳食」シリーズは、月齢5か月の離乳食開始時期におすすめです。「素材の裏ごし」として知られている人気商品です。
お湯で溶くだけで食べやすく、おかゆやスープのトッピングとしても使えます。1包にキューブ状で3個入り、1個が一匙分となっています。
この「裏ごしにんじん」は国産にんじん使用で、シリーズを通して砂糖、食塩は不使用です。他にもホウレンソウ、トウモロコシなどがあります。
和光堂ブランドの、月齢7か月頃からの離乳食中期にぴったりな「赤ちゃんのお弁当」です。カップ入りで、スプーンも付いているので食器などを用意する必要がありません。お出かけのときや、赤ちゃんとパパのお留守番のときにも便利です。
「やわらか鶏のおかゆ」と「白身魚と野菜の洋風煮込み」とのアソートセットで、レンジで温めてもそのままでも美味しく食べられます。7大アレルゲンは不使用です。
キユーピーのビン詰めの離乳食で、月齢5か月からのタイプです。ビン詰めなので、中身が見えて安心感があります。もちろん、そのまま食べさせやすく、お出かけ時にも便利です。
昆布だしで炊いたおかゆに削り節が入っています。7大アレルゲン不使用、着色料・保存料・香料不使用です。他に「かぼちゃとさつまいも」「ももと白ぶどう」があります。
「レバーと野菜の洋風弁当」は和光堂の栄養マルシェのシリーズの1つで、月齢9か月からのタイプです。
人気の「鶏と野菜のリゾット」と「レバーと野菜の洋風煮込み」のアソートセットです。スプーン付きで、お出かけのときも食器不要のタイプとなっています。
レンジで温めてもそのままでも美味しく食べることができます。もちろん7大アレルゲンは不使用となっています。
赤ちゃんを連れて外食に行く場合は、お店選びがとても大切です。
そもそも赤ちゃん連れが可能なのか、離乳食メニューは置いているのか、できるだけ事前にお店のサイトなどで調べてから行きましょう。そして、お店のルールに従って、お互いに気持ちよく外食を楽しみたいものです。
確認すること1つ目は、赤ちゃん連れでの入店ができるかどうかを確認しておくということです。高級レストランや料亭などといった格式高い雰囲気のお店では、赤ちゃん連れの入店をお断りしている場合もあります。
また、食事中に赤ちゃんが寝てしまった場合や、ベビーチェア代わりとしてベビーカーが活躍する場合もあります。ベビーカーを店内に入れてもいいか、確認してから入店するようにしましょう。
確認すること2つ目は、離乳食の持ち込みが可能かどうか、許可をとってから入店するということです。
お店のサイトで、赤ちゃん連れの場合の入店ルールが明記されている場合もあります。サイトに記載がない場合には、電話で確認するのがいいでしょう。
事前の確認がなく入店する際も、いきなりベビーカーで入らず、入り口でお店の方に声をかけるようしましょう。離乳食を持ち込む場合は食器なども用意しておくと安心です。
確認すること3つ目は、離乳食メニューがあるかどうかということです。事前にお店のサイトで確認しておけば、安心して外食できます。
最近は離乳食メニューとキッズメニューの両方を置いているお店も増えています。特にファミリーレストランでは多くのお店が用意しているのではないでしょうか。
離乳食を用意しているお店なら簡易エプロンなど、赤ちゃんの食事に必要な備品も提供してくれるところが多いです。
確認すること4つ目は、赤ちゃん向けのサービスがあるかどうかということです。おむつ交換台や授乳室を設けているお店は、赤ちゃん用の食器の貸し出しをしてくれたり、お湯を提供してくれたりなど、赤ちゃん向けのサービスがある場合が多いです。
事前に分かっていれば赤ちゃんの荷物が少なく、身軽に外食を楽しむことができます。
赤ちゃんがぐずったときなども授乳室に赤ちゃんを連れて行けるので、ママの気持ちも楽になります。
確認すること5つ目は、個室があるかどうかです。食事中に赤ちゃんがぐずったり、泣き出したりしてしまうとお店や他のお客さんにも気を使ってしまいます。
個室なら、赤ちゃんが泣き出しても気を使わずにすみます。また、個室でなくても、お座敷のあるお店なら、赤ちゃんを寝かせておくこともできます。
できるだけ個室のあるレストランを選ぶのがおすすめです。
赤ちゃんと一緒に外食をする際には、食べ慣れた味の離乳食を準備しておくと安心です。
ベビーフードは、パッケージに対象月齢が明記されているので参考にしましょう。外食の際に持ち歩く場合は、ビンに入ったものやレトルトがおすすめです。
事前に赤ちゃんに食べさせてみて、お気に入りの離乳食を見つけておくと、外出先でも安心して食べさせることができるでしょう。