赤ちゃんが生まれると、可愛いわが子の姿をカメラに収めたくなります。昨今では、SNSなど、その写真を披露する場はあるものの、フォトコンテストも忘れてはいけません。
フォトコンテストは、たくさん応募された写真の中から審査員による審査を経て、作品が認められるという魅力があります。また、賞金がもらえるコンテストもあります。
ここでは、赤ちゃんのフォトコンテストの魅力や赤ちゃんの写真の上手な撮り方を紹介します。
かわいい我が子の写真が撮れたらたくさんの人に見てもらいたくなってしまうものです。そんなときはInstagramなどに写真をのせるだけではなく、ぜひフォトコンテストに応募しましょう。
赤ちゃんのフォトコンテストは、遠く離れた両親や友人をはじめ、全国の人たちに我が子の可愛い姿を見てもらえるチャンスです。
それでは、たくさんある赤ちゃんのフォトコンテストの種類を見ていきましょう。
フォトコンテストを主催している企業の一つに、アパレル業界やベビーグッズ業界があります。例えば、アカチャンホンポやトイザらスなどのベビー・キッズ用品店などです。
フォトコンテストは、赤ちゃんと自社の商品が写った写真を募集することで、自社製品の顧客獲得にも一役買います。
また、フォトコンテストでパパ・ママの注目を自社に向けることができます。
出版社や新聞社主催のフォトコンテストもあります。育児書や育児雑誌などの出版社のほかに、新聞社などもフォトコンテストを開催しています。
育児書や育児雑誌の読者が応募者の中心ですが、フォトコンテストを機に新しい読者が増えることも期待できます。
例えば、朝日新聞デジタルの「これも、成長!おバかわいいね写真館」などがあります。
各市町村やテーマパークなど、地域でフォトコンテストを催すこともあります。各地の観光地で撮られた写真を募集すれば、その土地を訪れる人や関心を持つ人も増え、地域活性化をもたらします。
また募集の告示だけでなく、コンテストの結果も大々的に発表すれば、この地域にはこんな良い場所があったのか、と再認識する人も増えるでしょう。
生まれたばかりの新生児との生活は、閉塞された空間での生活になりがちです。しかし、写真を撮るという目的があれば、ちょっとだけでも散歩をしたり、家の中を掃除する気持ちになるなど、気分転換になるでしょう。
また、上手に写真が撮れれば気分が上がります。そして、フォトコンテストに応募すれば、写真を撮ったときの感動を誰かと共有できます。
ここでは、そんなフォトコンテストに参加するメリットを紹介します。
フォトコンテストに入賞すると、賞金やギフト券、ベビー用品などがプレゼントされることがあります。
写真館主催のコンテストでは無料撮影券や、アパレル店主催のコンテストでは衣料品がもらえることがあるため、応募者の中にはその景品が目当てでフォトコンテストに応募する人もいます。
フォトコンテストに入賞すると、主催者のウェブサイトに自分の写真が一定期間掲載されたり、SNSで公開されることがあります。すると、多くの人の目に触れる機会も得られ、我が子の可愛い姿を多くの人に見てもらえます。
また、それがベビー・キッズモデルへの足がかりになることもあるでしょう。
そして、何より写真を撮る技術が認められ、さらに我が子の姿が多くの人の目に触れたことは、良い記念となるでしょう。
フォトコンテストと聞くと敷居が高くて尻込みしてしまいがちですが、昨今のフォトコンテストはスマートフォンで撮った写真を応募できるものも多くあり、気軽に参加できます。
例えば、名前やメールアドレスを入力して写真を添付すれば即応募できるなど、デジタル機器操作が苦手な人でも、簡単に済むケースが増えています。
赤ちゃんフォトコンテストは、写真を通じて自社のブランドイメージや商品・サービスを浸透させるのに適した企業のマーケティング施策です。しかも、昨今はSNSなどを利用することで応募者を簡単に集めることができます。
そんな赤ちゃんフォトコンテストを主催している有名企業を紹介します。なお、応募資格の月齢・年齢、コンセプトもそれぞれの企画によって異なります。注意して探しましょう。
赤ちゃん用品の販売でおなじみのアカチャンホンポは、ホームページで赤ちゃんの写真を募集しています。 景品はありませんが、抽選で100名の写真が掲載されるため、当選する確率が高いといわれています。
応募できる形式はJPEGのみ、重さは2MB以内です。
Shalenyは甲信越を中心に17店舗を持つフォトスタジオです。Shalenyが主催するフォトコンテストは、1000円(税抜)で衣装、メイク、撮影を行ってくれたうえで、応募できます。
対象は6ヶ月から小学校1年生の子供です。
赤ちゃん用粉ミルク「雪印メグミルク ぴゅあ&たっち」のホームページでは、赤ちゃんの写真を募集しています。
そして、応募写真の中から3枚が 毎月「今月の赤ちゃん」としてトップページに掲載されます。スマートフォンでもパソコンでも応募でき、写真の容量は4MB以下です。
カメラのキタムラもフォトコンテストを主催しており、スマートフォンから一眼レフまで、子供から大人まで、応募できます。入賞作品は、雑誌・ホームページに掲載されます。応募方法は、カメラのキタムラ店頭に持ち込むか、コンテスト事務局へ郵送します。
赤ちゃんに限定したフォトコンテストではありませんが、人物が入っている写真も入賞しています。
ベビー用品メーカー、赤ちゃんの城のフォトコンテストは、毎回募集テーマがあり、テーマに沿った写真を募集しています。
大賞は1名で商品券20,000円分と1万円相当の商品を、社長賞(1名)は商品券10,000円分などの景品がもらえます。
応募方法 はInstagramで@akachannoshiroをフォローし、赤ちゃんの城のアイテムが一緒に写っていてテーマにあった写真に、ハッシュタグを付けて投稿します。
トイザらスはフォト&ムービーコンテストを行っています。このコンテストは不定期のキャンペーンとしてテーマが決められています。
Twitterアカウントより@TOYSRUS_JPを、Instagramアカウントより@toysrus_jpをフォローし、必要なハッシュタグをつけて対象商品とともに撮影された写真もしくはムービーを投稿します。
入賞者にはギフトカードなどがプレゼントされます。
じっとしてくれなかったりコロコロと表情が変わったりして、思い通りの写真を撮ることが難しい赤ちゃんですが、実はプロカメラマンにも撮ることができない写真をママが撮れることもあります。
赤ちゃんの写真を撮る上でのポイントは大きく分けて二つあります。赤ちゃんの自然な表情を引き出すことと、構図やカメラの選び方など技術的な問題です。
赤ちゃんフォトコンテストで入賞するための上手な撮り方のコツを紹介します。
カメラを選ぶときは、持ち運びのしやすさや軽さを意識して選びましょう。赤ちゃんを抱っこしなければいけないママにとって、重くて大きいカメラは不便で体に負担も大きいです。
多くのカメラがありますが、画質で選ぶならデジタル一眼レフカメラ、軽さで選ぶならミラーレスカメラ、手軽さで選ぶならスマートフォンです。
また、複数のカメラを用意し、同行者の有無によって持っていくものを変えても良いでしょう。
育児をしていると、ママやパパの心を癒すような赤ちゃんの笑顔を一日に何度も見るでしょう。ぜひその自然な笑顔をカメラに収めましょう。
赤ちゃんの笑顔を大人の都合で引き出すことは難しいでしょう。しかし、身近にいるママやパパなら、どんなときによく笑うか見当がつくはずです。
常に手の届くところにカメラを置いておき、赤ちゃんが自然な笑みを見せたときにシャッターを切りましょう。
赤ちゃんは、緊張でこわばったママやパパがカメラを向けていたら、同じように緊張してしまって笑うことができないでしょう。被写体の赤ちゃんだけでなく、カメラマンもリラックスして撮影しなければ良い写真は撮れません。
赤ちゃんにやさしく話しかけながら、焦らずに良い表情が出るのを待ちましょう。また、目を瞑ったり、ブレたりすることもあるので、ときには連写をして、素敵な一瞬を逃さないようにしましょう。
優しい雰囲気の写真にするためは、明るい色の布団などを背景に撮るのも撮影テクニックのひとつです。 その場合、フラッシュを使うと影が出てしまうので、日中の自然光が差し込む明るい室内で撮るのがポイントです。
さらに、フラッシュは赤ちゃんを驚かせてしまいます。ただし、自然の光と言っても窓をバックにしてしまうと逆光になるので、赤ちゃんの顔が暗く写ってしまうため注意が必要です。
スマートフォンが広く普及し、内蔵されているカメラは高画質になっています。それに伴い、写真を簡単に加工できるアプリも数多く入手でき、SNSなどへ積極的に投稿する人も増えています。
また、赤ちゃんの成長は著しく、その時期の写真はとても貴重な思い出となります。その変化と可愛さを家族だけで分かち合うのはもったいないことです。
ぜひ、上手に撮れたわが子の写真で、企業が主催するフォトコンテストに応募しましょう。