かけがえのない妊娠期間を、マタニティフォトアルバムを作ることで形に残そうと考えている方もいるのではないでしょうか。
約40週にわたる妊娠生活は楽しいことばかりではありません。ママは自身の不安定な体調とメンタルに付き合いながら、少しずつ「お母さん」になる準備をしていきます。
そんな不安が大きい妊娠期間の中で、体が変化していく様子を写真で残すことで親になる実感が湧いてくることでしょう。さらにマタニティフォトアルバムを作ることで、パパとの関係の変化や夫婦で赤ちゃんを楽しみに待つ気持ちを写真に残すことができます。
このように妊娠中のママの頑張りや体の変化、そして赤ちゃんを迎える前の夫婦の思い出を残すことができるということが、マタニティフォトアルバムを作る理由といえるでしょう。
マタニティフォトアルバムを作るためには、アルバムに載せるための写真の準備が必要です。
普段の旅行の写真やイベントの写真といったものではなく、変化するママの体の様子や周囲の方々とのやり取りを思い出すような、感情のこもった写真を撮るよう心がけましょう。フォトスタジオでマタニティフォトを撮るのもおすすめです。
また、アルバムのコンセプトや写真に添える言葉を決めるために、妊娠中のできごとや気持ちを文字で残しておくとよいでしょう。
ここからは、マタニティフォトアルバムを作る5ステップを紹介していきます。これからマタニティフォトアルバムを作る方で、作り方の手順を知りたい方は以下の内容をぜひ参考にしてみてください。
マタニティフォトアルバムは、作る人によってそのコンセプトが異なるのが特徴の1つです。
例えば「赤ちゃんの成長に焦点をあてたもの」を作るのであれば、週数ごとのお腹の大きさや赤ちゃんの様子を綴っていくアルバムになります。パパやママの気持ちの変化についても記しておけば、家族の歴史を刻むかけがえのないものになるでしょう。
一方、「文字数を極力おさえた写真集のようなもの」を作るのであれば、スタイリッシュで印象的なアルバムを作ることができます。このようなタイプのマタニティフォトアルバムは、完成後に周囲の人と共有して楽しむこともできるでしょう。
このように設定したテーマやコンセプトによって内容が大きく変わってくるため、作成に取り掛かる前にはっきりとアルバムのテーマやコンセプトを決めておくようにしましょう。
マタニティフォトアルバムのテーマやコンセプトが決まったら、アルバムの流れ・構成を決めていきます。
アルバムのページ数を考慮しながら、どのような内容をどのような順序で載せていくのか考えましょう。時系列で作っていくのが一般的ではありますが、「家族の反応」「赤ちゃんのために準備したもの」というように、カテゴリー別に内容を構成するのもおすすめです。
全体の流れや構成が決まったら、テーマにあった表紙、そして写真を選んでいきましょう。
表紙に使う写真はマタニティフォトアルバムのコンセプトに合致した、画質の良いものを選びましょう。また、写真は必ずしも人物が写ったものである必要はありません。
そして表紙が決まったら、アルバムの中に載せる写真を選んでいきます。たくさんの写真を載せたくなりますが、枚数が多くなると1枚あたりの印象が薄くなるため、写真は厳選していきましょう。
アルバムで使う写真を選んだら、レイアウトを決めて文字を入れていきましょう。
手作りのマタニティフォトアルバムを作る場合は、実際に台紙の上に並べてみます。スマホやPCでマタニティフォトブックを作る場合は、最後のページまで並べてからレビュー画面で写真のバランスを確認しましょう。
また、文字についてはアルバムのテーマやコンセプトを踏まえ、内容を決めていきます。文字数が多いと写真の印象が弱くなってしまうため、文字で表現する内容は厳選するようにしましょう。
最後に、スタンプやシールでデコレーションすると、よりオリジナリティあふれるマタニティフォトアルバムになるでしょう。
使用するスタンプやシールは、100均などでも購入可能です。SNSなどで情報収集をして、どのような雰囲気のアルバムにしたいかを決め、あなたらしいデコレーションをしてみましょう。
マタニティフォトアルバムを自作するためには、産前の時間を有効活用して少しずつ制作に取り組みましょう。赤ちゃんの誕生シーンをラストページに据えて、できるだけ出産の前に仕上げておくとよいでしょう。
また、フォトブックサービスを使うと、エコー写真を長期保管することが可能です。アルバムの写真の中に、エコー写真を入れることも検討してみてください。
ここまで、マタニティフォトアルバムを作るために必要な準備や、マタニティフォトアルバムを作るための5ステップなどについて紹介してきました。
マタニティフォトアルバムは妊娠中の写真を使って作るアルバムです。そのコンセプトやレイアウトなどを工夫することにより、世界で一つだけのマタニティフォトアルバムを作ることができます。また、エコー写真の保管方法としても有効です。
この記事を参考にしながら、自作のマタニティフォトアルバムを作ってみてください。