【専門家監修】赤ちゃんにおすすめのとうもろこしレシピ10選!保存方法は?

赤ちゃんはいつからとうもろこしを食べていい?

とうもろこしは甘味もあり、離乳食初期から与えることができる食材です。離乳食として初期から与えることはできますが、時期によって与え方や量は異なります。


・離乳食初期(5ヶ月〜6ヶ月)は茹でてから裏ごしをし、与えましょう。
・離乳食中期(7ヶ月〜8ヶ月)は茹でてからみじん切りしましょう。
・離乳食後期(9ヶ月〜10ヶ月)は茹でてから細くきりましょう。
・離乳食完了期(11ヶ月〜18ヶ月)は茹でて粒状のままあげましょう。


とうもろこしは一粒ひと粒に皮があるので、歯がない赤ちゃんは口に残りやすく飲み込みにくいです。初期にはしっかり裏ごししてあげましょう。大変な場合は瓶などのベビーフードや缶詰もありますので活用してみましょう。

とうもろこしの選び方のポイントは?

とうもろこしは夏野菜ですので、夏には生のとうもろこしを茹でて使うのが赤ちゃんにとっては一番です。しかし、茹でて裏ごしするのは子育て中のママにとっては大変な作業です。


そこで、缶詰の粒とうもろこしを使うと多少時短にはなりますが、裏ごしはしなければなりません。クリームとして売られているものもありますが、添加物や塩分が入っているので表示を良くみて選びましょう。


離乳食に使うものはなるべく無添加で塩や砂糖が使われてないものにしましょう。

赤ちゃんにおすすめのとうもろこしレシピ10選

ここからは赤ちゃんの成長に合わせてとうもろこしを使ったおすすめレシピを紹介します。初期のペースト状のものから、離乳食完了期の粒とうもろこしのレシピまでまとめてあります。


この記事を参考に、ぜひ赤ちゃんにおいしい、とうもろこし料理を作ってあげてください。

とうもろこしレシピ1:コーン豆腐

こちらのレシピは離乳食中期の7ヶ月頃からがおすすめです。コーンクリーム缶にだし汁を入れて味付けしていて、豆腐も入っているので滑らかな舌ざわりで赤ちゃんも食べやすくなっています。


材料
コーンクリーム  大さじ2
豆腐  大さじ2
だし汁 大さじ1


作り方
1.コーンクリームとだし汁を混ぜて、豆腐を加えます。
2.500Wの電子レンジで1分加熱します。


予算目安は300円で、調理時間約2分です。

とうもろこしレシピ2:コーン粥

離乳食初期にはしっかりと裏ごししたとうもろこしがベストです。飲み込みやすく、とうもろこしの甘味が赤ちゃんにとってとても美味しく感じるでしょう。


慣れてきたらアレンジも可能です。色々な味や食感を知ってもらい、食べる楽しさを感じてもらいましょう。


材料
コーン 15g
10倍粥 30g


作り方
コーンを裏ごししてお粥と混ぜたら完成です。


離乳食初期の赤ちゃんにおすすめのレシピです。予算目安は100円で調理時間は約15分と簡単にできます。

離乳食中期アレンジ

とうもろこし&ミルクのおかゆ


材料
ご飯  適量
とうもろこし  適量
粉ミルク  スプーン1


作り方
1.7倍粥を炊きます。
2.とうもろこしをブレンダーなどで撹拌して滑らかにします。
3.お粥をお茶碗に盛り、2のとうもろこしと粉ミルクを入れて混ぜたら完成です。


離乳食中期におすすめのレシピです。予算目安は200円前後で調理時間は10分です。

離乳食後期アレンジ

とうもろこし粥


材料
5倍粥  適量
コーン  5g


作り方
1.市販の冷凍とうもろこしペーストを解凍します。
2.5倍粥をお茶碗に入れ1を混ぜて完成です。


離乳食後期におすすめのレシピです。予算は100円で調理時間は5分です。

とうもろこしレシピ3:とうもろこしペースト

材料
とうもろこし 3本


作り方
1. 電子レンジで加熱します。(1本あたり500Wで2分程)
2.包丁で身をそぎ落とします。
3.2をペースト状になるまでフードプロセッサーに入れて撹拌して完成。完成したら製氷皿に入れて冷凍して保管してください。


離乳食にも使えて、ポタージュなど大人の料理にも使えます。

とうもろこしレシピ4:コーンスープ

甘くて食べやすいコーンスープは赤ちゃんの反応もとてもいいでしょう。口触りか滑らかなので離乳食初期から食べられます。


ここからはコーンスープを時期別でアレンジしたレシピを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

離乳食初期アレンジ

コーンクリームスープ


材料
とうもろこしフレーク   小さじ1
野菜スープ(ベビーフード )  大さじ1
固形ミルク       1/2個
市販のとろみ調整粉末   適量


作り方
1.とうもろこしフレークを戻します。
2.野菜スープを温めます。
3.2で固形ミルクを溶かし1と混ぜて完成です。


離乳食初期におすすめのレシピです。予算は200円前後で調理時間は10分です。

離乳食中期アレンジ

材料
豆腐  30g
とうもろこし粉末 適量
野菜のスープの素(ベビーフード)   小さじ1
ブロッコリーや緑の野菜  少量


作り方
1.ボールに豆腐を入れてひたひたに水を入れ、電子レンジで1分加熱します。
2.豆腐をブレンダーで撹拌します。
3.とうもろこしの粉末とスープの素を混ぜます。
4.ブロッコリーの穂先や小松菜のペーストなどを少量のせます。


離乳食中期におすすめのレシピです。予算目安は200円で調理時間目安は10分です。野菜もタンパク質も取れるメニューです。ぜひ試してみてください。

離乳食後期アレンジ

材料
とうもろこしフレーク  15g
水  60g
甘酒  100g
塩  少々
乾燥パセリ  少々


作り方
1.とうもろこしフレークを水と混ぜます。
2.甘酒を少しずつ加えてのばしていき、沸騰させないように温めます。
3.パセリをのせて完成です。


離乳食後期におすすめのレシピです。予算目安は300円で調理時間目安は10分です。

甘酒は米と米麹竹で作られたものを使用しています。赤ちゃんでも消化吸収が良い発酵食品になります。


パセリは9ヶ月頃から使用出来ます。栄養の多い食材なので彩りとして是非使ってください。

とうもろこしレシピ5:コーン煮

材料
玉ねぎ 小1個
かぶ  少1個
マカロニ 10g
コーンクリーム缶 ミニ1缶
牛乳 1カップ


作り方
1.玉ねぎをみじん切りにします。
2.かぶは厚めに皮を剥いて細かく刻みます。
3.マカロニは茹でて細かく刻みます。
4.コーンクリーム缶を裏ごしします。
5.鍋にバターを入れて玉ねぎを焦がさないように炒め、しんなりしたら水を入れて煮ます。
6.5にマカロニ、かぶを入れて少し煮ます。
7.コーンクリームと牛乳を入れて混ぜてたら完成です。


離乳食中期におすすめのレシピです。予算目安は300円前後で調理時間は20分です。かぶ意外にも人参やブロッコリーなどを代用してもよいでしょう。

離乳食中期アレンジ

歯が少しずつ生えてくる離乳食中期は、少しずつ柔らかい固形のものを入れて慣れていきましょう。


材料
たまねぎ 小1個
かぶ 小1個
マカロニ 10g
コーンクリーム缶 小1缶
水 1カップ
牛乳 1カップ
バター 少量


作り方
1.玉ねぎをみじん切りにし、厚く皮をむいて細かくしたかぶと合わせます。
2.マカロニをゆでて刻み、コーンクリームをこします。
3.バターを入れ、たまねぎを痛めしんなりしたら水を加えます。
4.たまねぎが柔らかくなったらかぶとマカロニを入れて煮ます。
5.こしたコーンクリームと牛乳を入れて煮ると完成です。


離乳食中期のレシピにおすすめのレシピです。予算の目安は500円前後で調理目安は約15分です。

離乳食後期アレンジ

手づかみ食べができてくる離乳食後期はパンなどで対応してあげましょう。こちらのレシピは卵を使ってないのでアレルギーも安心です。


材料
白菜 2枚
スイートコーン 30g
タラ 2切れ
牛乳 100cc
水 200cc
コンソメ ひとつまみ
パセリ 適量


作り方
1.白菜を2センチのサイズにカットします。
2.沸かしたお湯にタラを入れ、火を通します。火を通す際に使ったお湯は捨てずにとっておきましょう。
3.ゆで汁を100ccに調節し、白菜とコーンを入れておよそ5分煮ます。
4.牛乳とコンソメを加え、煮立たせて火を止めます。
5.タラを小分けの皿に入れて、4を流し入れたら完成です。細かく刻んだパセリはお好みの量をかけてください。


離乳食後期におすすめのレシピです。材料費の目安は400円前後で、調理時間の目安は10分です。

とうもろこしレシピ6:コーンのトースト

材料
6枚切り食パン   1枚
裏ごしコーン   40g
牛乳       大さじ3


作り方
1.耐熱皿に牛乳と裏ごしコーンを入れてレンジで1分30秒加熱します。
2. 1に一口サイズに切った食パンを浸します。
3. フライパンで両面を焼きます。焦げやすいのでフライパン用ホイルを敷くとよいです。


離乳食中期におすすめのレシピです。予算は150円前後で調理時間は10分です。

とうもろこしレシピ7:コーンサラダ

材料
とうもろこし  30g
小松菜   20g
醤油    2滴
かつお節  少量


作り方
1.とうもろこしと小松菜は茹でて粗いみじん切りにします。
2.1に醤油とかつお節を混ぜて完成です。


離乳食後期におすすめのレシピです。予算は100円前後で調理時間は15分です。

とうもろこしレシピ8:コーンふりかけ

材料
ツナ缶  1缶
玉ねぎ  20g
とうもろこし  20〜30g
青のり  お好みで


作り方
1.ツナ缶が塩入の場合は熱湯をかけて塩抜きします。
2.とうもろこしと玉ねぎは細かく切ります。
3.1と2をフライパンでパラパラになるまでじっくり弱火から中火で煎ります。強火にすると焦げやすいので注意しましょう。
4. お好みで青のりを混ぜて完成です。


少し水分を残してソフトふりかけにしても美味しいです。離乳食後期におすすめのレシピです。予算は200円前後で調理時間は15分です。

とうもろこしレシピ9:とうもろこしおやき

材料
裏ごしとうもろこし  60g
絹豆腐        100g
片栗粉       大さじ4
水         大さじ1/2


作り方
1.ダマ防止のため豆腐をよく潰してから片栗粉を混ぜます。
2.1と裏ごししたとうもろこしに水を加えながら混ぜます。豆腐の水気が多い場合は不要です。
3.テフロン加工のフライパンで生地をスプーンで落としながら両面3分蓋をして焼きます。
4.火の通りが心配な場合はレンジで30秒程温めます。


離乳食後期におすすめのレシピです。予算は150円前後で調理時間は10分です。

とうもろこしレシピ10:とうもろこしごはん

材料
ご飯    お茶碗2杯
バター   ティースプーン1杯程度
コーン    1/2缶
納豆     1パック
出汁醤油   ひと回し
ブロックリースプラウト  適量
とろけるチーズ     ひとつかみ


作り方
1.ご飯をバターで炒めます。
2.1に混ぜた納豆とコーンを入れます。
3.チーズを入れて溶けたら出汁醤油を回しいれます。
4.彩りでブロッコリースプラウトをのせて完成です。


離乳食完了期におすすめのレシピです。予算は300円前後で調理時間は15分です。

とうもろこしの保存方法

これまでとうもろこしのレシピを紹介してきましたが、ここでは常温保存や冷凍方法などについて解説します。


生とうもろこし冷蔵方法
皮をつけたままキッチンペーパーで包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。保存目安は2〜3日です。


生のとうもろこしの冷凍方法
とうもろこしのひげは切り落とし、まわりりの土は取り払います。そのままラップに包んで保存袋に入れしっかり袋を閉じます。冷凍庫保存で1ヶ月程度持ちます。


茹でたとうもろこしの冷蔵方法
茹でたとうもろこしを熱いうちにラップをして、粗熱をとり冷蔵庫で保存します。3〜4日程度持ちます。


茹でたとうもろこしの冷凍方法
かために茹でて3〜4cmの輪切りにして保存袋か保存容器に入れて保存する。保存目安は1ヶ月程度です。


離乳食の場合だと、茹でたとうもろこしをペースト状にして保存することも多いでしょう。ペーストの冷凍保存は製氷皿に入れて1ヶ月程度保存できます。冷蔵保存は1〜2日で使い切りましょう。

とうもろこしを赤ちゃんに食べさせるときの注意点

とうもろこしには食物繊維やビタミンが含まれていて、赤ちゃんに必要な栄養素がたくさん入っています。さらに甘味もあるので赤ちゃんにはとても食べやすい食材です。


しかし、とうもろこしの実は一粒一粒に薄皮がついていて、歯がない赤ちゃんは非常に食べづらく消化もしづらいでしょう。月齢に合わせて調理方法が異なるので気をつけて与えましょう。


離乳食初期は必ず裏ごししてペースト状にし、中期を過ぎた赤ちゃんにはお腹の調子をみながらみじん切りで与えてあげましょう。

赤ちゃんにおすすめのとうもろこしレシピを知ろう

とうもろこしは離乳食初期から食べられて、月齢によって様々なアレンジ方法があります。


甘味があるので赤ちゃんにとっても食べやすい食材ですので、こちらで紹介したレシピを是非試してみてください。様々な味や食感で食べる楽しさを知ってもらいましょう。