赤ちゃんを迎えるための準備とは、赤ちゃんに必要なものを用意しておくことです。ベビーウエア・ベビーバス・ベビー用の寝具一式・オムツなどがあります。これらは退院後すぐ必要になるので用意しておきましょう。
本記事では、赤ちゃんを迎えるための準備とは何か、準備を始める時期とポイントについて紹介していきます。特に初めての出産という方は、何を準備して良いか不安な方もいるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんを迎えるための準備を開始する時期は、一般的に体調が安定する安定期(妊娠5~8ヶ月頃)に始める方が多いといわれています。安定期に入ると、それまであったつわりが治まる方が多く、流産の可能性が低くなるため体を動かすには最適です。
出産前に赤ちゃんを迎える準備をしておく理由は、産後はまともに買い物に行けないからです。産後は体の回復の時期が必要なため、外出は出産1ヶ月後からと医師から説明を受けます。
次は赤ちゃんを迎える準備のポイントについて紹介していきます。今回は、事前にリストアップすることをはじめ3つピックアップしていきます。
赤ちゃんを迎える準備に興味がある方は、参考にしてください。
赤ちゃんを迎える準備のポイントとして1つ目は、事前にリストアップすることです。事前にリストアップしておけば、買い忘れを防ぐことができます。病院からもらえるものや知人からもらえるものなど、買う必要がないものも調べましょう。
赤ちゃんを迎える準備では、出産前に準備しておくもの、出産後に購入でも良いもの、あると便利なものなどと分けて考えます。そして、出産前に準備しておくものだけ書きだしましょう。
赤ちゃんを迎える準備のポイントとして2つ目は、優先順位を決めることです。赤ちゃんを迎えるために、絶対に必要なものとそうでないものを考えておくほうが良いでしょう。
事前にリストアップした中で、あると便利なものに該当するものは優先順位が下になります。例えば、場所をとってしまうベビーベッドやクーハン、座布団を代用すれば良い授乳クッションなどは人によっては必要ないでしょう。
赤ちゃんを迎える準備のポイントとして3つ目は、1ヶ月検診を視野にいれることです。1ヶ月検診によって問題がなければ、医師から外出の許可が下りるので買い物に出ることが可能です。
1ヶ月検診後で間に合うものは、実際に必要かわからない不安もあるため購入しないほうが良いでしょう。例えば、生後1ヶ月から使えるベビーカーもありますが、このタイプは高価です。後々赤ちゃんを乗せてみてからの購入でも良いでしょう。
赤ちゃんを迎えるための準備リスト8つについて紹介していきます。赤ちゃんを迎えるための準備リストには、肌着やベビーウェア・寝具セット・お風呂グッズ・ケア用品・授乳や調乳グッズ・オムツやおしり拭きなどがあります。
家庭によって必要になるものは異なる部分もありますが、これから紹介するものは赤ちゃんの世話をする上で必要になります。出産後慌てないように必要か吟味し、揃えておきましょう。
赤ちゃんを迎える準備リスト1つ目が、肌着・ベビーウェアです。肌着は、裾が腰までの短肌着で、サイズは50~60cmを6枚程度用意しておきましょう。素材は通気性の良い綿100%が良いでしょう。
コンビ肌着といって膝まである肌着は、脚の動きが活発になる1ヶ月以降を目安に着せましょう。肌着の上に着せる洋服のベビーウェアは、5枚程度あると良いでしょう。ミルクの吐き戻しで汚れやすいので、飾りがなくシンプルなデザインがおすすめです。
赤ちゃんを迎える準備リスト2つ目は、寝具セットです。赤ちゃんは、体が柔らかいので硬めの敷布団がおすすめです。
敷布団用のシーツ、掛布団&カバーも必要になるでしょう。赤ちゃんはミルクの吐き戻しや汗をよくかくため、衛生的に洗い替え用も余分に用意しておきましょう。
ベビーベッドが必要だと感じている方は購入しておきましょう。出産後購入すると届いたときに組み立てでバタついてしまいます。
赤ちゃんを迎える準備リスト3つ目は、お風呂グッズです。赤ちゃんを沐浴させるためのベビーバスを購入しておきましょう。洗面台をそのまま利用できる方は、綺麗に掃除しておきましょう。
赤ちゃんの体を洗う洗剤は、大人のものは赤ちゃんの肌に刺激が強いので使用せず、赤ちゃん専用のベビーソープか沐浴剤を用意しましょう。体を洗うガーゼも必要です。
体を拭くためのバスタオルや着替えを洗濯する際は、肌への刺激が少ない天然の洗濯洗剤を使うと良いでしょう。
赤ちゃんを迎える準備リスト4つ目は、ケア用品です。用意しておいたほうが良い赤ちゃん用品は、爪きり、ベビー綿棒、赤ちゃんの保湿のためにベビーローションやクリームなどでしょう。
赤ちゃんの爪も伸びていくので、赤ちゃんの大きさに合わせた小さな爪切りは必要です。ベビー綿棒は通常の綿棒に比べるとかなり細く作られているので、赤ちゃんの耳だけではなく、鼻の掃除やへその緒のケアでも活躍するので準備しておきましょう。
赤ちゃんを迎える準備リスト5つ目は、授乳・調乳グッズです。母乳の場合は、乳頭が切れたりすることがあるので、乳頭ケアクリームも購入しておきましょう。
母乳で育てる人も、出が悪い時は搾乳機を利用することもあるでしょう。搾乳して哺乳瓶から飲ませるので、哺乳瓶も必要です。哺乳瓶は外出することも考えて、丈夫で軽いプラスチック製のものがおすすめです。また、哺乳瓶消毒器と哺乳瓶専用の洗剤も購入しておきましょう。
赤ちゃんを迎える準備リストとして6つ目は、オムツ・おしり拭きです。新生児のオムツはテープ型の新生児用を選びましょう。授乳のたびにオムツを交換することになるので、1日10~15回程度交換します。
新生児用は1パックに90枚前後入っているので、1パックで約1週間~10日分です。出産前に4パック用意しておくと安心でしょう。おしり拭きは、ずっと使用するものなので、まとめ買いしたほうが良いでしょう。
オムツ替えのために防水シートもあったほうが良いでしょう。オムツを捨てる蓋つきのゴミ箱や、オムツの臭いを軽減するために消臭スプレーも用意しておくと安心です。
赤ちゃんを迎える準備リスト7つ目は、お出かけグッズです。基本的に出産から1ヶ月は外出しないように医師から言われていますが、急に赤ちゃんの具合が悪くなり病院に行かなくてはいけない事態もありえます。
お出かけグッズは、マザーズバッグ・抱っこ紐・チャイルドシートなどが必要になるでしょう。抱っこ紐は新生児用として縦抱きができる形を購入しましょう。
その他に赤ちゃんに必要であろうアイテムを考えてみましょう。赤ちゃんの服を収納する衣類収納ケースや、熱が出てしまった時は体温計が必要になります。
また、だんだんと寝返りをうてるようになったり、体を動かし始める時期になると赤ちゃんが布団からはみ出してしまうこともあるので、ベビーマットがあると安心です。
授乳後の吐き戻しやよだれ、おむつ交換などで汚れたりすることもあるので、清潔に保てる素材が良いでしょう。
最後に、赤ちゃんを迎える日の準備の注意点3つについて紹介していきます。赤ちゃんを迎える日の準備の注意点3つには、タクシーでの注意点・自家用車での注意点・家の中での注意点、があります。
赤ちゃんは産まれたばかりで体が弱いので、病院から家に迎えてあげる日は充分に気をつけてあげましょう。
赤ちゃんを迎える日の注意点として1つ目は、タクシーです。 マイカーをもっていない場合は、赤ちゃんを連れて帰る日は病院からタクシーを利用することになるでしょう。
バス・タクシーについては、道路交通法施行令26条の3の2の第3項によってチャイルドシート使用義務が免除されていますが、子供向けサービスを展開しているタクシー会社もあります。
日の丸交通の子育てタクシーや日本交通のキッズタクシーでは、チャイルドシートを用意してもらえるので安心です。
赤ちゃんを迎える日の注意点として2つ目は、自家用車の場合です。日本の法律では、6歳未満の幼児にチャイルドシートの使用が義務づけられています。赤ちゃんの命を守るために必ず準備しておきましょう。
赤ちゃんには強い日差しは刺激が強すぎるため、窓用サンシェードの用意や衛生面向上のため、洗車をしておいたほうが良いでしょう。また、煙草の煙は赤ちゃんに悪いので、車内での喫煙も控えましょう。
赤ちゃんを迎える日の注意点として3つ目は、家の中の場合です。家の中は、赤ちゃんが過ごしやすい環境を作ります。温度は夏季26~28度、冬季20~25度、湿度は50~60%が目安です。温湿度計を用意して赤ちゃんが寝ている高さにセットしましょう。
赤ちゃんが寝る場所は、エアコンの風が直接当たらない所にしましょう。蛍光灯の真下や直射日光が当たる場所もNGです。掃除や換気もこまめに行いましょう。
赤ちゃんを迎えるための準備、準備を始める時期やポイントと準備リストについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんに必要と言われているものをあまり考えず購入すると、無駄になってしまうこともあるので、後で用意できるものは様子を見てから購入したほうが良いでしょう。
赤ちゃんの世話で忙しくなりますが、産後すぐはまだまだ体が不安定な時期です。体調を見ながら赤ちゃんを迎えるための準備を始めましょう。