まず初めに赤ちゃんのおむつの種類を紹介していきます。 子育てに欠かせないおむつですが、赤ちゃんが使用するおむつにはどのような種類があるのでしょうか。
赤ちゃんのおむつは2種類のタイプがあります。紙おむつと布おむつです。この2つのおむつのタイプを詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんが使用するおむつの種類1つ目は紙おむつです。紙おむつは、赤ちゃんがおしっこやうんちをするたびに捨てて、新しいおむつと交換する使い捨てタイプになります。
保水性や吸水性がとても高いので、おむつかぶれや不機嫌になることが少ないのがメリットです。反対に、何回も新しいおむつに取り替えるため、特に新生児の時にはコストがかかるのがデメリットになります。最近では、いろいろなキャラクターとコラボしています。
赤ちゃんが使用するおむつの種類2つ目は布おむつです。布おむつは、赤ちゃんの肌にも優しいガーゼが使われていて、おむつを取り替えるたびに洗濯して何度も使えるタイプになります。
最近では、布おむつよりも紙おむつの方が主流になっていますが、布おむつにはいろいろな種類があり、メリットもたくさんあります。布おむつの種類や布おむつのメリットを知って、布おむつを試してみましょう。
布おむつを使うときに準備するものを紹介していきます。赤ちゃんが布おむつを使うには、どんな準備が必要になるのでしょうか。布おむつを使うときに知っておく必要なものは以下の3つです。
1.布おむつの種類
2.布おむつカバー
3.洗濯用バケツ
この布おむつに必要なものを3つ紹介していきますので、布おむつを使おうか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
布おむつを使うときの準備1つ目は、いろいろな種類の布おむつです。布おむつは、種類がさまざまあり、使い方などもそれぞれ異なります。
初めて購入する場合は、赤ちゃんにどのような布おむつを使用すればよいのかわからない方も多いでしょう。輪型の布おむつ、成形型の布おむつ、カバー一体型の布おむつそれぞれの特徴などを詳しく紹介していきます。
布おむつの種類1つ目は、輪型の布おむつです。輪型の布おむつは、昔から使われている布おむつで、大きな一枚の布が輪になるように縫い合わされているタイプになります。折り畳んで使用するため、お尻の小さな赤ちゃんに合わせてサイズを調節できるのが嬉しいポイントです。
また、布おむつ専用のカバーと一緒に使用するので、輪型の布おむつを利用する場合には、どちらとも準備する必要があります。
布おむつの種類2つ目は、成形型の布おむつです。成形型の布おむつは、折り畳まなくてもおむつカバーにセットするだけで使用できるタイプになります。
一枚でも吸水性があり、コンパクトなので洗濯する時に邪魔にならないのが嬉しいポイントです。折り畳んで使うのが面倒だったり大変だと感じる方には、成形型の布おむつがおすすめです。このタイプも、しっかり布おむつカバーと組み合わせて購入しましょう。
布おむつの種類3つ目は、カバー一体型の布おむつです。カバー一体型の布おむつは、おむつカバーと一体になっているタイプで、紙おむつのように付け替えがそのままできます。
輪型の布おむつや成形型の布おむつよりも価格が高くなりますが、布おむつカバーを購入しなくてよいので、別々に使用するのが大変な方におすすめです。また、可愛いデザインのものが多いのも特徴です。
布おむつを使うときの準備2つ目は、布おむつカバーです。布おむつカバーは、輪型の布おむつや成形型の布おむつと一緒に使うもので、テープタイプやスナップタイプ、パンツタイプなどの種類があります。
まだ立つことができない新生児にはテープタイプやスナップタイプ、立って歩くことが多くなる幼児期にはパンツタイプがおすすめです。デザインがさまざまあるので、お気に入りのデザインを見つけて購入しましょう。
布おむつを使うときの準備3つ目は、洗濯用バケツです。布おむつは1日に何度も取り替えるので、うんちやおしっこを流してから、汚れを落としやすくするためにつけ置きできる洗濯用バケツが必要になります。
汚れたまま放置しておくとシミやカビの原因となってしまうので、つけ置きできるバケツは布おむつには重要なアイテムです。また、おしっこ用とうんち用でバケツの種類を分けることで、より洗いやすくなるでしょう。
紙おむつではなく、布おむつにするメリットはどのようなものがあるのでしょうか。布おむつのメリットは以下の5つになります。
1.スキンシップの機会が多くなる
2.コストの節約になる
3.赤ちゃんの肌にやさしい
4.おむつはずれが進みやすい
5.ゴミが出ない
ここからは、布おむつのメリットを紹介していきます。この5つのメリットを詳しく見ていきましょう。
布おむつにするメリット1つ目は、スキンシップの機会が多くなることです。布おむつは、紙おむつよりも吸水性が弱いので取り替える頻度も高くなり、赤ちゃんと接する時間が増えます。
赤ちゃんのおむつを取り替えるたびに話しかけたり、体調の変化などを見ることができるので、何かいつもと違うことがあればすぐに気づけるのが嬉しいメリットです。
布おむつにするメリット2つ目は、コストの節約になることです。新生児の頃は特におむつを変える頻度が高いので、紙おむつの場合だとかなりの枚数を使用することになるでしょう。
しかし、布おむつの場合は複数枚用意しておけば洗って使えるため、洗剤費や光熱費などを考慮してもコストが大幅に抑えられます。さらに、在庫がなくなって焦ったり、何度も何度も買い込む必要がないのも嬉しいメリットです。
布おむつにするメリット3つ目は、赤ちゃんの肌にやさしいことです。ガーゼが使われている布おむつは、何度洗っても柔らかい生地をキープすることができるといわれ、赤ちゃんの肌にもやさしいのが特徴になります。
おむつ替えの頻度が増えることに加えて、赤ちゃんに合っている布おむつを選ぶことで、肌への負担を減らせるのは大きなメリットです。
布おむつにするメリット4つ目は、おむつはずれが進みやすいことです。布おむつは紙おむつに比べておしりが濡れる感覚がわかりやすいので、成長すると共におしっこやうんちのタイミングを伝えてくれるようになります。
なので、おむつの不快感を嫌がり、早めにトイレトレーニングを始められるでしょう。保育園や幼稚園への準備として、早めにおむつを外したい場合におすすめです。
布おむつにするメリット5つ目は、ゴミが出ないことです。布おむつは、洗濯すれば何度も使えるので、紙おむつのようにたくさんのゴミが出ないのが嬉しいメリットになります。
特に、新生児の頃はおむつを変える頻度が多く、夏になるとゴミ箱が臭うことがあるので、洗える布おむつはとても便利です。ゴミを増やしたくないという方におすすめです。
布おむつのデメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。布おむつのデメリットは以下の3つです。
1.紙おむつと比べて交換回数が多い
2.洗濯する手間がかかる
3.荷物がかさばる
次に、布おむつのデメリットを紹介していきます。この3つの布おむつのデメリットを詳しく見ていきましょう。
布おむつのデメリット1つ目は、紙おむつと比べて交換回数が多いことです。布おむつは、紙おむつよりも吸水性がよくないので、おむつを取り替える頻度が増えるのが特徴です。
赤ちゃんとスキンシップが取れて、体調の様子を見れるのはとてもメリットですが、赤ちゃんがうんちやおしっこの不快感で夜に起きてしまうことも多くなるので、お世話をする人の体調もみて使用することがポイントです。
布おむつのデメリット2つ目は、洗濯する手間がかかることです。布おむつは、赤ちゃんの肌にやさしいのが特徴ですが、うんちやおしっこで汚れるたびに毎回洗らう手間がかかります。
おしっこはサッと洗い流してからすぐ洗濯することもできますが、うんちはつけ置きをして汚れをよく落とす必要があるので、時間に余裕がある場合に使用するのがポイントです。
布おむつのデメリット3つ目は、荷物がかさばることです。布おむつの場合、紙おむつよりもコンパクトではないので、外出時に荷物になりやすいのが特徴です。
また、紙おむつの場合は専用のゴミ箱がありますが、布おむつの場合には外出中汚れたおむつをずっと持っておく必要があるので、臭わない袋なども必要になります。外出時には、紙おむつを合わせて使うなど工夫をしましょう。
紹介したように、布おむつには種類がさまざまあり、使用方法や使いやすさなどそれぞれ異なるのが特徴です。布おむつの使用方法は以下の2つになります。
1.輪型のおむつの場合
2.成形型のおむつの場合
この2つの布おむつの使い方を詳しく見ていきましょう。ここからは、布おむつの基本的な使い方を紹介していきます。
輪型おむつの場合は、まず布を広げて手前から奥に1回、右から左に半分折りたたみます。折り畳んだ布をおむつカバーに合わせ、ウエストベルトが赤ちゃんのおへその上の位置になるように下にひきます。
次に、布だけを赤ちゃんのお腹まであげて、大きい場合は余った部分を折り畳んであげましょう。その後に、おむつカバーを布と同様にお腹まであげ、ウエストベルトをしめて、足元のギャザーから布が出ないようすれば完成です。
成形型おむつの場合は、輪型おむつのように折りたたむ必要がないので、おむつカバーにそのままセットします。男の子の場合は前の方が濡れやすく、女の子の場合は後ろの方が濡れやすいので、赤ちゃんに合わせて位置を調整してあげましょう。
おむつカバーにセットしたら、おむつカバーのウエストベルトがおへその上にくるように赤ちゃんの下にひきます。ウエストベルトをしめてあげたら、足元のギャザーを調節すれば完成です。
布おむつの洗い方は、まず布に付いているうんちをトイレに流します。コロコロの場合はすぐ取れますが、ゆるい場合にはトイレットペーパーなどを使って取りのぞきましょう。ある程度のうんちが取れたら、バケツにぬるま湯を入れて汚れを落とします。
汚れが落ちたらバケツにつけ置きをし、ゆすいでから洗濯機でしっかり洗いましょう。汚れがなかなか落ちない場合は、洗濯板などを利用するとより効果的に落とせるでしょう。
布おむつを使用するときに準備するもの、布おむつのメリットとデメリット、布おむつの使い方、洗い方を紹介しました。
一般的には紙おむつが主流になっていますが、布おむつにもたくさんのメリットがあります。紙おむつだけでなく、布おむつも取り入れて上手に利用してみましょう。