結婚記念日とは、結婚した日を記念する日であり、挙式を挙げた日と婚姻届を提出した日の2つの考え方があります。結婚記念日は「いつだっけ」と、うっかり忘れないようお互いが覚えやすい日にすることがおすすめです。
本記事では、結婚記念日をいつにするか決める方法・結婚記念日の定番の日はいつなのか、ということについて紹介していきます。「結婚しよう」と決めたもののいつがいいか悩んでいる方は参考にしてみてください。
まずはじめに、結婚記念日にする定番の日について紹介していきます。
結婚記念日にする定番の日には、婚姻届を出した日・結婚式の日・式と届け出が同日・付き合い始めた日、などがあります。
一般的にこれから紹介する日を、結婚記念日として考えている人が多いといわれています。自分たちの結婚記念日をいつにするか、お互いが納得した日に決めるためにも参考にしてみてください。
結婚記念日にする定番の日として1つ目は、婚姻届を出した日です。
婚姻届を出した日とは、婚姻届を役所に提出する日のことであり、書類に不備がなければ婚姻関係が成立します。
一般的に結婚記念日を、婚姻届を出した日とするカップルが多いようです。婚姻届を出す日は結婚式の前でも後でも良いので、お互いが納得できる日を選びましょう。
結婚記念日にする定番の日として2つ目は、結婚式の日です。結婚式の日とは、結婚式を挙げた日のことを指します。
結婚式は仕事の関係者、友人、親戚など多くの人から祝福された幸せな日ということもあり、結婚式を挙げた日を結婚記念日にするカップルも多いです。
「あの日の感動を忘れたくない」「この人と一生添い遂げるという誓いをしたのも結婚式」などの想いを大切にしたい方は、結婚式の日を結婚記念日に選んでも良いでしょう。
結婚記念日にする定番の日として3つ目は、式と届け出が同日です。結婚式と婚姻届を役所に出しに行く日を同じにするという方法です。
式を行なって役所に行く、またはその逆の流れになります。結婚記念日をまとめたい方にはおすすめですが、一日のスケジュールがどうしてもタイトになるので大変になることは間違いないでしょう。
婚姻届に不備があると記念日を一つにする予定が全てずれてしまうので、不備のないよう注意が必要です。
結婚記念日にする定番の日として4つ目は、付き合い始めた日です。付き合い始めた日というのは交際中から、記念日として大切にしてきたカップルは多いのではないでしょうか。
入籍日が巡ってくるたびに、告白をされた、もしくは告白した時のことを思い出すので、「いつまでも幸せな気持ちで関係を築きたい」という願いを込めることができるでしょう。
そのほか、同棲をはじめた日やプロポーズされた日も結婚記念日におすすめです。
付き合い始めた日を結婚記念日にした理由は、「交際開始日は、2人が恋人になった特別な日だから」「2人にとって一番最初の思い出の日だから」などの意見が多いです。
そのほか、いくつか記念日があるカップルにとっては、記念日をまとめたいという意味で、付き合い始めた日を結婚記念日にする理由にしているケースや、「新しい記念日を設けたら覚えるのが大変」という意見もあります。
次は、結婚記念日をいつにするか決める方法5つについて紹介していきます。結婚記念日をいつにするか、候補はいくつかありますが、2人にとって忘れにくい素敵な結婚記念日になるよう、よく考えましょう。
結婚記念日をいつにするか決める方法には、二人で話し合う・周りからアドバイスをもらう・入籍日と挙式日の両方を記念日にする・結婚サイトの口コミを参考にする・自分の好みで決める、などの方法があります。
結婚記念日をいつにするか決める方法の1つ目は、二人で話し合うことです。結婚記念日は二人にとって大切な日です。
片方の希望だけで選んでしまうカップルもありますが、お互い忘れない日にしたい気持ちがあるなら、二人できちんと話し合って納得する形で結婚記念日を決めたほうが良いでしょう。
結婚後、子供が生まれたりすれば目まぐるしく毎日は過ぎていきます。うっかり忘れないためにも、覚えやすい日にしたほうがいいでしょう。
結婚記念日をいつにするか決める方法の2つ目は、周りからアドバイスをもらうことです。いつにしたほうがいいか、悩んで決められない場合は、既に結婚している友人や同僚、両親などに相談してみましょう。
結婚記念日を持っている人に聞いておけば、「こういう日は忘れてしまいがちだからやめておいた方がいいよ」という日も教えてもらえることもあります。自分が思いつかなかった日にちを提案してくれる可能性もあります。
結婚記念日をいつにするか決める方法の3つ目は、入籍日と挙式日の両方を記念日することです。
前述したように、入籍日と挙式日の両方を記念日してしまうことで「いつが結婚記念日だったっけ」という迷いを消すことができます。
入籍日と挙式日、二つが別々の場合覚える日にちが増えてしまうので、ついつい忘れてしまうという事態が発生しやすいでしょう。
結婚記念日をいつにするか決める方法の4つ目は、結婚サイトの口コミを参考にすることです。記念日を増やしたいカップルには、付き合った日・結婚式の日を結婚記念日にしてしまうのは嫌という気持ちがあるでしょう。
口コミサイトを見てみると、「祝日にすれば毎年お祝いしやすいから」「忘れにくいように結婚式を挙げた日の前日にした」など、独特の決め方が紹介されているので、いつにするか悩んだときは参考案としておすすめです。
結婚記念日をいつにするか決める方法の5つ目は、自分の好みで決めるのも良いでしょう。
正直なところ、付き合った日を記念日として扱ってきていないカップルにとって、覚えにくい日を結婚記念日にしてしまうことは非常にリスキーです。
「結婚記念日がいつだったか忘れてしまった」ということにもならないように、2人にとって大切な日という認識を持つには、自分の好みで決めたり、覚えやすい日にしたほうが良いでしょう。
最後に、結婚記念日にできる日6つについて紹介していきます。付き合い始めた日以外にも結婚記念日におすすめの日はあります。
結婚記念日にできる日には、誕生日・11月22日・大安・天赦日・クリスマス・バレンタインデー、などがあります。
あくまで一例なので、これ以外の日にちに自分たちにとって本当に良い日がないのか、と考え直すきっかけにもなります。素敵な結婚記念日になるように、日にちについてよく考えましょう。
結婚記念日にできるおすすめの日として1つ目は、誕生日です。
どちらかの誕生日であれば、忘れる確率も低く、誕生日と結婚記念日というどちらもおめでたいイベントとして幸せな気持ちで過ごすことができます。お祝いが重なるので盛大に祝っても良いでしょう。
忘れにくいという面は薄れてしまいますが、記念日を増やしたい方は、お互いの誕生日の間の日に婚姻届を出して結婚記念日とするのもおすすめです。
結婚記念日にできるおすすめの日として2つ目は、11月22日です。11月22日は「いーふうふ」と読める語呂合わせから「いい夫婦の日」といわれている日です。11月22日と数字が重なり簡単で覚えやすいこともあり、結婚記念日としておすすめです。
11月22日以外にも、5月22日で「ご夫婦の日」、8月10日で「ハートの日」などもあります。自分たちにぴったりな日を見つけてみても良いでしょう。
結婚記念日にできるおすすめの日として3つ目は、大安です。大安とは、暦上、結婚、旅立ちや移転、開店など、何事を行うにも吉とされている日です。
結婚記念日は夫婦になるという二人の人生の新しいスタートでもあります。日本人らしく縁起を担いで、大安吉日を結婚記念日にするカップルも多いでしょう。大安を気にして日を選ぶことは、伝統的なものとして親世代からの印象も良い傾向にあります。
結婚記念日にできるおすすめの日として4つ目は、天赦日です。天赦日は、天が万物の罪をゆるしてくれる日という特に良い吉日であり、大安以上の吉日といわれています。
春は戊寅(つちのえとら)夏は甲午(きのえうま)秋は戊申(つちのえさる)冬は甲子(きのえね)と暦上決まっています。2020年の天赦日は、1/22・2/5・4/5・6/20・9/2・11/1・11/17、と年に6日程度しかないので大変貴重です。
結婚記念日にできるおすすめの日として5つ目は、クリスマスです。恋人たちのクリスマスとささやかれるように、12月25日を特別視し、この日はカップルで過ごしたいと考えてきた人は多いのではないでしょうか。
大切な日であったクリスマスを結婚記念日にすることで、交際していた時期にクリスマスにデートをしたことなど思い出して、話題に花を咲かせることもできるでしょう。
結婚記念日にできるおすすめの日として6つ目は、バレンタインデーです。バレンタインデーのチョイスもクリスマス同様イベントの日に合わせ、記念日と一緒にお祝いする方法です。
2月14日のバレンタインデーは、世界では大切な人に愛と感謝を届けるお祭りとして認識されている素敵な日です。日本では、女性から男性へチョコレートを渡し、愛を告白する日として親しまれているため、男性側も忘れにくくおすすめです。
結婚記念日を決める方法5つ、結婚記念日の定番の日についてなど紹介しましたがいかがでしたでしょうか。結婚記念日をいつにするか決めるのも思い出なので、2人で素敵な結婚記念日を見つけていきましょう。
結婚記念日を婚姻届を提出する日にしようと決めたら、あとは婚姻届をその日に提出するだけです。結婚記念日を結婚式を挙げる日にしたい場合は、式場がその日にあいているかが重要になるでしょう。