結婚式の予算の決め方3選!予算を考える際の見積書で確認しておく5つ

結婚式っていくらかかるの

結婚が決まったら、結婚式を挙げたいと思う人が多いでしょう。結婚式の費用はどのくらいかかるのでしょうか。特に、マタニティ婚などで急に結婚が決まった場合は、十分な予算が準備できていないこともあるでしょう。   この記事では、結婚式の予算、見積書の内訳、予算が足りないときの対処法などをご紹介していきます。

結婚式の予算の決め方3選

ここでは、結婚式の予算の決め方を3つご紹介します。お互いの預貯金や参加者から頂けるご祝儀、親族からの援助があるかどうかなどを考えながら、予算を決めていきます。   また、招待客の数や会場、結婚式の内容などによって予算は大きく変わってきます。

予算の決め方1:持ち出し金額を話し合う

持ち出し金とは、自己負担金のことです。結婚式では、参加者からご祝儀を頂くことが一般的ですので、それを差し引いて自分たちが支払える金額を話し合う必要があります。   夫婦のどちらがどれぐらい負担するのか、親からの援助は受けられるのか、結婚に向けて新たに貯金を始めるのかなどを相談しましょう。   当然ながら、預貯金全てを持ち出し金にしてはいけません。結婚後には色々な費用が必要になることも考えておきましょう。

自己負担額の相場

ゼクシィ結婚トレンド調査2019によると「挙式、披露宴・披露パーティ」のカップルの自己負担額平均は149.5万円という結果でした。どんな結婚式にするかによって大きく変わってきます。相場を参考にしながら、持ち出し金額をよく考えましょう。

予算の決め方2:ご祝儀やお祝い金額の目安

結婚資金の一部にご祝儀を充てる場合は、その相場を知る必要があります。昔ほどの差はありませんが、地域によっても異なります。親族関係、友人関係でも異なります。そういった相場を理解した上で、総額いくら頂けそうかを算出してみましょう。   ただし、思っていたほどもらえなかったり、ご祝儀を持参しない人がいるという例があったりしますので、少なめに見積もっておく方が無難でしょう。

予算の決め方3:親族から結婚費用の援助金

当日に頂くご祝儀とは別に、親からの援助金がもらえる場合もあるでしょう。ウエディングパークで行われた【結婚式の費用負担に関するアンケート】によると、7割以上のカップルが親から結婚式費用の援助を受けていることが分かります。   結婚式にはかなりの金額がかかりますので、親から援助してもらえる場合は、遠慮なく甘えていいでしょう。ただし、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

予算を考える際の見積書で確認しておくべきこと5つ

結婚式を挙げるときには、その会場のプランナーが見積書を作ってくれます。見積書には会場使用料を始め、挙式料、料理、衣装…など、色々な項目があります。   やりたいことすべてをやると、予算をオーバーしてしまうこともあるでしょう。ここでは、見積書で確認しておくべきことを5つご紹介します。

見積書の見方1:見積書の構成

見積書の構成を知っておきましょう。代表的なものを挙げていきますと、「挙式料」「料理」「飲み物」「新郎新婦の衣装」「控え室料」「会場費/席料」「美容着付け」「音響照明」「介添料」「ケーキ」「装花」「写真」「印刷物」「プロデュース料」「サービス料」などです。   この項目名を見て、分からないものがないようにしておきましょう。そして、どこにお金をかけたいのか、どこを節約するのかを考えていきます。

見積書の見方2:予算とのバランスを取る

予算とのバランスを取りましょう。やりたいことをすべてやると予算オーバーになりかねません。見積書の構成を把握し、お金をかけるバランスを考えましょう。   例えば、挙式料は、神前式か人前式かなど挙式のスタイルによっても金額が変わってきます。料理代は、料理のグレードや参加人数によって金額が大きく異なります。衣装代は、衣装によって金額が異なるだけでなく、お色直しをするかどうかによって大きく変わってきます。

見積書の見方3:招待ゲスト数が変わる際には

見積書の項目で、大きな出費となるのが料理代です。   ですから、招待ゲスト数を調整することで、予算のバランスを考えることができます。契約後に人数の変更は出来るのですが、大きな変更がきかない場合があります。収容人数に合わせた部屋が空いているかどうかという問題があるからです。   また、変更期限が決まっている場合もあります。その期限を過ぎると、人数が減る場合は料金が変わらないこともありますので気をつけましょう。

見積書の見方4:「一式」や「セット」の内容に注意する

見積書の数量欄には「一式」「セット」と描かれている場合があります。「一式」と書いてあるから大丈夫と思っていたら、思っていたものは含まれていなかった、ということがあります。   予算オーバーという結果につながってしまうので、「一式」「セット」の中には何が含まれているかということを確認しておきましょう。例えば、衣装一式の中にアクセサリーやベール、グローブなども含まれているのかどうかは会場によって異なります。

見積書の見方5:「お車代」や「宿泊費」は記載されていない

見積書の中には、「お車代」や「宿泊費」は含まれていません。なぜなら、結婚式の見積書は結婚式の会場に支払う費用だからです。「お車代」は、お世話になった方や遠方からの親族や友人のために支払う交通費のことで、宿泊費を含む場合もあります。   また、結婚式の受付やスピーチなどを手伝ってくれた方にお礼の代わりに「お車代」として渡すこともあります。それらが見積書には含まれていないことを知って予算を立てましょう。

予算が足りないときの対処法2つ

結婚式の準備を進めていく中で、思っていた以上に出費があって予算が足りなくなることがあります。理想的な結婚式を実現しようと思うと、ほとんどのカップルが予算オーバーを経験しています。一生の思い出に残る素敵な結婚式にしたい、けど資金が足りない…そんなとき、どのように対処すればよいのでしょうか。ここでは、2つの方法をご紹介します。

足りないときの対処法1:結婚式当日までに貯金する

予算オーバーが分かってから、改めて貯金をする方法があります。   結婚式費用の予算は「ふたりの貯蓄」+「これからの貯蓄」+「入ってくるお金」という式で算出します。現時点での貯蓄や入ってくるお金を合わせても、予算がオーバーしている場合は、これからの貯蓄が必要となります。   結婚式場に支払う期日までどれだけ貯蓄できるかを計画しましょう。素敵な式を挙げるという目標に向かって二人で貯蓄するなら頑張れるでしょう。

足りないときの対処法2:節約術を活用する

結婚式の予算が足りないときは節約術を活用しましょう。現在の生活を節約して貯蓄するのはもちろん、開催時期を見直したり、結婚式で必要なものを自分たちで準備することで節約はできます。   全てプラン通り用意されているのも楽ですが、必要なものを自分たちで準備するために買い物をしたり、手作りをしたりして使う時間も楽しめるでしょう。   節約も楽しくゆとりをもってやってみましょう。

開催時期を見直そう

予算オーバーを防ぐ方法の一つとして、開催時期を見直すことが挙げられます。開催時期を見直す理由には二つあります。一つ目は、貯蓄をするために延期するというものです。   もう一つは、オフシーズンに結婚式を挙げるというものです。夏と冬は結婚式のオフシーズンで、比較的安く結婚式が挙げられます。また、六輝や曜日、時間帯でも料金が変わります。仏滅などを気にしないのであれば、割引が設定されていることもあります。

手作りアイテムでの節約方法

手作りアイテムを用意して節約することもできます。ウェルカムボードやブーケ、上映する映像、参加者へのお土産を手作りにして持ち込むカップルはたくさんいます。中にはアクセサリーやドレスを手作りするというカップルもいます。   また、手作りだけでなく、カメラマンやヘアメイクは技術のある友人に頼むといった方法もあります。ただ、これらの方法ができない会場もありますので、事前に確認しておくことが必要です。

結婚式の予算シミュレーション してみよう

結婚式の予算を考えるにあたって、スマホアプリや結婚サイトで予算をシミュレートすることができます。見落としがないように細かな出費も合わせて予算を組めるといいでしょう。   ここでは「マイナビシミュレーション」と「ゼクシィアプリ」の二つのシミュレーション方法をご紹介します。

予算シミュレーション1:マイナビシミュレーション

マイナビウエディングのサイトには、予算シミュレーション機能があります。   まず、結婚式をあげたい地域を選びます。その地域の結婚式場がたくさん紹介されますので、好きな会場を選びます。   「費用シミュレーション」というタブがありますので、そこをクリックします。招待人数を設定し、見積りの内訳表にあるものから不要なものを外します。   必須項目は外せないようになっているので、自分たちで用意できないものも分かりやすいです。

予算シミュレーション2:Wedding Park

Wedding Parkのサイトには、公式見積もりから結婚式場を探せるページがあります。   都道府県と招待人数を選び、こだわりを選んで検索すれば、会場ごとのプランの費用が表示され、プランをクリックすると見積書を見ることができます。   結婚式にかかる費用を事前に把握しながら会場を選ぶことができるので、式を挙げないつもりだったカップルも、このぐらいの費用ならやってみようかなと思えるかもしれません。

結婚式の予算の立て方を理解しよう

結婚式にはたくさんのお金がかかります。予めどのぐらいのお金が、どんなことにかかるのかを把握しておくことが大切です。   その上で、自分たちが準備できるお金、援助してもらえるお金、お祝いでいただけるお金なども想定し、さらに貯蓄が必要なのか、開催時期をどうするのかを考えたり、自分たちで用意できるものを準備したりしていきます。   結婚式でかかる費用や、対処法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。   予算の立て方をしっかり理解して、一生の思い出になる素敵な結婚式にしましょう。