婚約指輪と結婚指輪の選び方とは!違いや相場と購入する方法3つを紹介

婚約指輪と結婚指輪の違い

婚約指輪と結婚指輪の大きな違いは、指輪を渡すシチュエーションと指輪の持つ意味です。婚約指輪は男性が女性にプロポーズする際に渡す指輪で、ダイヤモンドが華やかにあしらわれたデザインが多い傾向にあります。


結婚指輪は結婚式当日にお互いで指輪を贈り合うもので、デザインはシンプルで凹凸感のないものを選びます。どちらも愛の証となる指輪ですが、それぞれによって指輪の持つ意味が異なります。

婚約指輪の意味

婚約指輪には、愛の証という意味があります。婚約指輪は英語で「エンゲージリング」と呼ばれ、男性から女性にプロポーズする際に渡す指輪を表します。


日本においては、婚約指輪は右手の薬指に着けるのが一般的ですが、ヨーロッパでは左手の薬指に着けるのが習慣化されている国もあります。

結婚指輪の意味

結婚指輪には、永遠の愛や絆という意味があります。結婚式当日にお互いで交換する指輪のことを表し、英語では「マリッジリング」と呼ばれています。


結婚指輪はお互いの左手薬指につけ、結婚式後も結婚した証として装着するのが一般的です。婚約指輪よりもシンプルなデザインが多く、普段の生活に邪魔にならないデザインが人気を集めています。

婚約指輪と結婚指輪の相場

婚約指輪の相場は20~30万円程度、結婚指輪の相場は2人セットで20万円前後が平均的です。


かつて、婚約指輪は給与の3か月分というイメージが強い傾向にありましたが、現在は購入者の経済状況や年代によっても金額は異なります。結婚指輪は普段から身に着けるものなので、お互いで予算やデザインを相談してから購入するといいでしょう。

婚約指輪の相場

婚約指輪の平均相場は20~30万円程度です。婚約指輪の相場は年代や年収によっても異なり、20代を含む若い世代は10~20万円程度、30代以上の場合はやや価格が高くなる傾向にあります。


婚約指輪は、宝石の大きさや数によっても値段が異なり、年収1,000万円以上の方は50万円以上の指輪を贈る場合もあります。

結婚指輪の相場

結婚指輪の相場は10~15万円の間です。結婚指輪は比較的シンプルなデザインのため、婚約指輪よりも価格が低くなります。


男女でペアにする方も多く、女性の場合は小さなダイヤモンドが埋め込まれたデザインを好み、男性よりもやや価格が高い傾向にあります。

婚約指輪の選び方ポイント3つ

婚約指輪を選ぶポイントは、相手の好きなブランドやデザインを事前にチェックしておき、相手の好みに合わせたデザインを選ぶことです。


普段相手が着けているアクセサリーをよく観察し、どんなアクセサリーが好きなのか、指輪のサイズもさりげなくチェックするようにしましょう。

婚約指輪の選び方ポイント1:ブランドで選ぶ

婚約指輪を選ぶポイントの1つ目は、相手が好きなアクセサリーブランドの指輪を選ぶことです。


女性が好きなアクセサリーブランドというと、ティファニーやカルティエなどの高級ブランドをはじめ、王道のブランドがいくつか存在します。ブランドによってデザインが異なりますが、相手が好きなブランドであれば、比較的どんなデザインでも喜ばれるのでおすすめです。

婚約指輪の選び方ポイント2:デザインで選ぶ

婚約指輪を選ぶポイントの2つ目は、指輪のデザインを決めてから選ぶことです。


婚約指輪は、大きなダイヤモンドが1粒乗ったソリティアと呼ばれるものや、小粒のダイヤモンドが敷き詰められたパヴェなど、さまざまな指輪のデザインがあります。相手の服装や好みのデザインを事前にチェックしておき、デザイン重視で指輪を選ぶのも1つの方法です。

婚約指輪の選び方ポイント3:ダイヤモンドの品質で選ぶ

婚約指輪を選ぶポイントの3つ目は、ダイヤモンドの価値や品質を基準に選ぶことです。ダイヤモンドには4Cと呼ばれる評価基準があり、「Carat(カラット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティ―)」「Cut(カット)」に分かれています。


もっとも知られているのが「カラット」で、ダイヤモンドの重さを意味する言葉になります。カラット数が大きいほどダイヤモンドが大きくなり、価格も高くなります。

結婚指輪の選び方のコツ4つ

結婚指輪を選ぶ際のポイントは、生活の邪魔にならないシンプルなデザインを選ぶことです。


大きなダイヤモンドや宝石が付いたデザインは、普段の生活でどこかにぶつけたり、服や生地が指輪に引っ掛かったりして、物を傷つけてしまう原因になり得ます。結婚指輪は表面がフラットなデザインが多いので、内側にオリジナルの刻印を施すのがおすすめです。

結婚指輪の選び方のコツ1:手の形に合うフォルムや幅

結婚指輪の選び方のコツ1つ目は、手の形にあったフォルムや幅の指輪を選ぶことです。指輪の幅が細めのタイプはどんな手の形にも合わせやすく、圧迫感がないため人気を集めています。


また、少しうねりのあるフォルムのデザインは、指に自然なフィット感があり、指輪が苦手な方にもおすすめのフォルムです。指輪の幅が太くなると締めつけを感じやすくなるため、幅やフォルムに注意して選びましょう。

結婚指輪の選び方のコツ2:素材

結婚指輪の選び方のコツ2つ目は、指輪の素材にこだわることです。結婚指輪の定番素材といえば、プラチナやゴールドを使用したものが多い傾向にあります。


金属に敏感な方は、錆びにくいステンレスがおすすめです。素材によって光沢感や輝きのイメージが異なるので、普段の服装と合わせやすい素材を選ぶのが重要なポイントです。

結婚指輪の選び方のコツ3:ダイヤモンドの有無

結婚指輪の選び方のコツ3つ目は、ダイヤモンドの有無で選ぶことです。


男性の結婚指輪は、単色でシンプルなデザインのものが多い傾向にありますが、女性の場合は、小さなダイヤモンドを埋め込んだデザインを好む傾向にあるでしょう。ダイヤモンドは1粒から複数までいろいろなデザインがあり、ダイヤモンドの数によって価格が異なります。

結婚指輪の選び方のコツ4:婚約指輪と重ねづけする場合

結婚指輪の選び方のコツ4つ目は、女性の場合において、婚約指輪と重ねづけするか否かを決めることです。


婚約指輪は記念として保管する人もいれば、普段から結婚指輪と一緒に着けたいという人もいます。婚約指輪と重ねづけする場合は、同じ素材やカラーのものを選び、バランスを見ながらデザインを選ぶのがおすすめです。

婚約指輪と結婚指輪を購入する方法3つ

2人の愛の証となる婚約指輪や結婚指輪には、「既製品」「セミオーダー」「オーダーメイド」の3つの購入方法があります。どの購入方法にするかは、指輪の予算やどんなデザインの指輪がいいかなどを、2人で相談して決めるといいでしょう。


オーダーメイドは価格が高いイメージがありますが、デザインや素材を選ぶことで、既製品と変わらない価格で購入することが可能です。

購入する方法1:既製品

既製品は、アクセサリーメーカーで販売されている指定されたデザインのことを意味します。


既製品のメリットは、バランスの取れたデザインと予算の範囲内で選びやすい点です。結婚指輪の場合はペアで販売しているケースも多く、どんなデザインにするか決まっていない人は、比較的選びやすいのでおすすめです。

購入する方法2:セミオーダー

セミオーダーとは、決まったパターンの中から、自分の好きなデザインや素材を組み合わせて作ることを意味します。


既製品に自分の好みのデザインがない人や工夫を少しこらしたい人などには、セミオーダーが良いでしょう。


例えば、指輪の内側に刻印をしたり、ちょっとしたアレンジで自分だけの指輪に仕上げることができます。

購入する方法3:オーダーメイド

オーダーメイドは、素材選びからデザインまで、すべて自分の好きなように指輪をデザインすることを意味します。オーダーメイドでは専門家に相談しながら進めていくので、これまでジュエリーを作ったことがない人でも安心して作ることが可能です。


また世界で1つだけの指輪を作りたい人は、ご自身で指輪を作ることもできます。指輪を作るまでには1か月程度かかるので、時間に余裕を持って作ることをおすすめします。

自分たちにぴったりのお気に入りの婚約指輪と結婚指輪を見つけよう

プロポーズの際に渡す婚約指輪と、結婚式で交換する結婚指輪では、価格やデザインなどが異なる傾向にあります。


今回ご紹介した指輪の選び方のコツやポイントなどを参考に、2人だけのお気に入りの指輪を見つけましょう。