結婚式を挙げるのにぴったりな時期はいつ?季節別のメリットデメリット16選

結婚式の時期はどのように決める?

二人が結婚を決意して結婚式をしようと決めたら、その時期をいつにするかを話し合っていくことになります。せっかく結婚式をするのであれば、お呼びする方々にも来やすく満足できる時期を選びたいですね。


結婚式の人気時期は春や秋になりますが、当然、人気のある時期や日取りは結婚式の費用が高いことが多く、また招待するゲストさんが忙しい時期でもあります。そんな結婚式の時期にお悩みの方は是非お読みください。

【季節別】結婚式の時期のメリットデメリット16選

結婚式の時期のメリットデメリットを、春夏秋冬のそれぞれの季節ごとに比較して行きます。四季の中で結婚式に人気のあるのが春と秋になっています。大きな理由としては気温が安定していて、衣装選びに余裕が出ることや女性のお化粧が落ちにくくて良いことです。


四季の中で夏は暑いので衣装などは選びにくいのですが、明るい太陽の下で式ができますし、6月はジューンブライドとして人気があります。冬は寒さ対策が必要ですが、空気が冷えて美しく神聖な式が行えます。

春は秋と同じく結婚式に人気の季節で、秋と同じく気温が寒くもなく、暑くもなく安定していて過ごしやすい季節です。また、桜の季節であり華やいだムードのある季節でもあることが結婚式に人気の季節です。


年度末の忙しさも3月で終わり、4月は仕事の忙しさから解き放され、招待客もスケジュールが空けやすい季節なのが結婚式に良い季節とされる一因です。ただし、GWなどゲストの予定が決まっている可能性があるのが難点です。

メリット1:気温が安定している

春の時期に行われる結婚式は、時期としては秋と同じく人気があります。春の時期の結婚式の人気の理由の一つは気温が安定していることです。


春は気候が良い時期で、暑さ寒さがなく過ごしやすい季節になっています。暑さ寒さのない時期なので、新郎新婦だけでなく招待されるゲストも服装を気にしないで参加できる爽やかな季節です。


秋も同じですが春はとくに気候が良く、屋外でも木々が芽吹いて気持ちがよく、様々な結婚式のイベントを組むことができます。

メリット2:桜の季節

4月は桜の咲く時期です。桜は日本人の誰もが好きな、華やかで温かい雰囲気を持っていて、その桜の咲く中で結婚式を行うことができることも春の結婚式に人気がある理由のひとつといえるでしょう。


しかも、春に咲く桜には入学式のイメージがあるので、新たな旅立ちを祝福するイメージを持つために結婚式のイメージにもあっています。


また、桜の花のピンク色は女性の好む色になっていて、桜の花は新婦さんのきれいなイメージを高めてくれます。

デメリット1:年度末は仕事で忙しい

春は結婚式を行うのに気候もよく、桜の咲く華やかなメリットのある季節ですが、デメリットも有り、その一つが早春の時期が年度末の忙しい時期に重なっていることです。


早春の木々が芽吹き出す過ごしやすい時期の3月末は、仕事場では異動や年度末の締めで大忙しの時期でもあります。この忙しい早春の時期に結婚式を開催することは、この点が大きなデメリットになります。

デメリット2:連休の予定が決まっている可能性も

他にも春の時期に結婚式を開催するデメリットの一つが、5月のゴールデンウィークなどの大型連休の時期があります。この時期の中日に結婚式を開催してしまうと、ゲストの中にはもう家族などで出かける予定を立ててしまっている場合があります。


この時期に結婚式を開催することは、ゲストの予定を惑わしてしまうことになりかねません。春に結婚式をする場合には、ゴールデンウィークの中日は避けて開催することがおすすめです。

夏の時期は熱くて過ごしづらく、結婚式には向いた時期とは言えません。しかし夏ならではの、海や太陽のテーマの結婚式にはぴったりの時期で、海で知り合って結婚式に臨む新郎新婦にはとても良い時期です。


また、花嫁が幸せになれるという言い伝えがあって人気のある6月は、ジューンブライドと言われ人気がある時期です。


ただ、夏はとにかく暑いことと、梅雨の時期でもあるので雨が降りやすいのがデメリットになります。

メリット1:海や太陽のテーマの結婚式にぴったり

夏の時期の結婚式は気候としては暑くて結婚式の衣装には似つかわしくはないのですが、夏の持つイメージである明るい太陽や海は素敵なイメージを持っています。


そんな太陽や海をテーマにした結婚式とするならば、夏はそんなカップルに向いた結婚式の時期でしょう。


サーフィンや夏の海で知り合って結婚式を迎えた新郎新婦なら、海や太陽のイメージで開催する結婚式は素敵な式になります。

メリット2:ジューンブライド

初夏の6月は女性の憧れるジューンブライドの月です。ジューンブライドには6月に結婚する花嫁は幸せになれるという有名な言い伝えがあって結婚式には人気のある月の一つになります。


しかし、梅雨の時期でもあり雨は心配な点です。そのため、雨の少ないところで結婚式をしてしまうのも良い方法です。例えば国内では沖縄県や北海道、海外ではヨーロッパやハワイなどなら、梅雨の天気の崩れもなくジューンブライドが安心してできます。

デメリット3:とにかく暑い

夏の時期の結婚式の一番の問題点と対策が必要になるのが、とにかく暑い時期であるということです。ゲストは結婚式に参加するのにあたりスーツを着ていきますが、暑くてたまりません。


女性陣は汗をかくことでお化粧が崩れてしまいますので、結婚式になる前にお化粧のチェックが必要になります。


また、暑さの中参列していると最悪の場合は熱中症になってしまう可能性もありますので、こまめな水分補給が必要です。

デメリット4:雨が降りやすい

初夏から夏本番の間には梅雨があり、この時期は降水量が多い時期になっています。新郎新婦もゲストの方も集まる際や屋外での結婚式のイベントで雨に悩まされることになります。


ただ、雨のない地域で結婚式をしてしまえば問題がないわけで、海外や国内リゾート地で結婚式を挙げてしまえば、雨の影響も受けずに素敵な結婚式を挙げることができます。ハワイやバリ島などのリゾート地はこの時期は結婚式のベストシーズンと言えます。

秋は紅葉のシーズンで、涼しくなって汗もかきにくくなって、女性はお化粧崩れもなくなり、男性はスーツを着やすくなって結婚式に良いシーズンです。また、食べ物もおいしい食材が旬になり食事もおいしい時期です。


そのため秋は結婚式の人気のシーズンです。人気のある秋の時期は、結婚式が集中しやすく、他のカップルと被りやすく、式場確保のための競争率が高いのが難点です。

メリット1:紅葉

秋の良さは気候の良さだけではありません。樹々が紅葉して色づいてくる秋は色とりどりの植物に彩られる素敵な季節です。暑くも寒くもない秋はカラフルなスーツや衣装が着られますのでおしゃれも楽しめます。


紅葉の彩るガーデンウェディングをはじめとする屋外の演出も美しく、気持ちよく結婚式に参加できる時期です。紅葉の下で写真撮影も記憶に残る演出になります。

メリット2:食べ物がおいしい

秋の特徴は食欲の秋と言われるように、食べ物がたくさん実り美味しい食材にあふれる季節になります。結婚式を秋に開催することで、宴席の食材の幅が広がり美味しいものをゲストに提供することができます。


秋のウェディングは食料の美味しさから新郎新婦にも人気が高く、ゲストにも喜ばれる時期になります。

デメリット3:式場確保の競争率が高まる

秋の時期に行われる結婚式は人気が高いです。天候にも恵まれ晴れの日も多く、気温も高くなく穏やかな日が多いことが人気の理由です。


ただ、結婚式の人気の高い月であるのはその理由からだけでなく、語呂合わせでも11月7日(いいなの日)や11月22日(良い夫婦の日)があるため、その日を選ぶカップルが多く、式場確保の競争率が高い時期になっています。

デメリット4:ほかのカップルの結婚式と被る

結婚式の時期として人気が高く、さらに語呂合わせがよく人気の高い日が多いために、結婚式が多く開催されます。そのため結婚式が他のカップルと重なりやすくなってしまい、呼ばれるゲストも招待が重なってしまうことが多くなってしまいます。


ゲストに対しては他のカップルの出席で予定がふさがってしまう前に、早めに日程を知らせて出席をお願いするなどの配慮が必要な時期になっています。

結婚式の時期として冬は、寒いですが反面、空気が澄んでいて神聖な雰囲気があります。また、結婚式のテーマを雪のテーマにすると、ぴったりのイメージの結婚式が行なえます。


ただ、冬の寒さで体調を崩しやすいことや、風邪をひきやすいシーズンなので、新郎新婦も体調の管理が必要ですし、ゲストも急な体調悪化で来られなくなる場合が想定されます。


また、冬は雪が降る悪天候もありますので、地域によっては急な降雪で交通機関の乱れにも要注意な季節でもあります。

メリット1:空気が澄んでいて神聖な雰囲気

冬の時期は冷え込んでいるので空気が透明な感じがして、空気が澄んでいます。そのため、神聖で厳かな雰囲気があります。空気が澄んでいるのでイルミネーションがきれいになりますし、日没が早く暗くなるのが早いのもイルミネーションに適しています。


キャンドルライトやLEDライトを使用して結婚式場の中や外をイルミネーションで彩れば、とても神聖で幻想的な雰囲気を醸し出すことができます。冬ならではの結婚式を演出することができます。

メリット2:雪のテーマにぴったり

冬の時期の結婚式のメリットには、冬でしかできないテーマの結婚式ができることがメリットです。式のテーマを決めるのは、新郎新婦が最初に悩む問題ですが、冬の結婚式に関しては冬のテーマは数多いので、冬の時期に結婚式を挙げるのならあまり悩まずに済みます。


冬の時期には、12月にはクリスマスがあり、これをテーマにするなら結婚式場の中は、モミの木のクリスマスツリーで装飾し、街のクリスマスムードも相まってクリスマスモードの中で結婚式が行えます。


1月はお正月、2月にはバレンタインデー、そして冬を通して雪や氷がテーマに選べます。

デメリット3:体調を崩しやすい

冬の結婚式は、時期的に風邪やインフルエンザのシーズンに重なってしまい、新郎新婦もゲストの方々も急な体調不良になりやすい時期に当たります。


特に新郎新婦は結婚式を迎えるにあたり、準備や新婚旅行の手配、そして自分たちの仕事の調整などで、とても忙しい時期になりますので、冬に結婚式を挙げる場合は疲れから体調を崩さないように特に日頃の体調管理が必要です。

デメリット4:交通機関の乱れに要注意

降雪に弱い温暖な土地や都会では、冬の時期にたまに積もるぐらいの降雪に見舞われることがあります。


このような地域では雪に慣れていないため、降雪により交通機関が止まってしまったり、乱れが発生して結婚式に向かうことができなかったり、時間がかかってしまう恐れがあります。


このような降雪の影響で交通機関が止まってしまうケースを考慮して、冬の時期の結婚式では、交通の便が良い場所にある式場を利用するか、もしもの場合に備えて近くに前泊できるホテルがある結婚式場を選ぶのも考慮した方が良いです。

結婚式の時期を決める4ステップ

結婚式の時期を決める4ステップを紹介していきます。結婚式を行う時期である季節を決める前に、結婚式を平日に行うか、休日に行うかを決めることが必要です。それが決まったら結婚式を日中に行うか夜に行うかを決めなくてはいけません。


他にも結婚式までの期間を長く取れるかどうかや、結婚式の費用を抑えて行いたいかなども大きく関係してきます。一般的に良いお日柄に結婚式を行う場合は、結婚式の費用は高めになってしまいます。

ステップ1:平日か休日か

一般的にカレンダー上の休日は土日祝日ですから、結婚式が行われる日取りとしては土日祝日が圧倒的に人気は高くなっています。人気が高いために結婚式の費用は、土日祝日に行う場合は高くなってしまいます。


平日は人気のある時期や会場であっても空いていて予約しやすいことが多く、しかも平日割引さえあり費用面でも有利に結婚式を行うことができます。平日に休みになる業界であれば平日の結婚式はメリットが多くなります。

ステップ2:日中かナイトウェディングか

夜間に行われる結婚式を、ナイトウェディングと呼んでいます。一般的には結婚式は日中に行われることが多くなっていますが、17時以降に行われるナイトウェディングは、会場が空いていることが多くなっています。


式場からすると効率的に会場を使えることから、比較的安く結婚式を行えるよう設定されています。ナイトウェディングに抵抗が無く、ゲストの帰宅や宿泊に問題がないのであればナイトウェディングは選択肢の一つになります。

ステップ3:式までの期間

長い準備期間があっても、結婚式の本格的な準備が始まって一番忙しくなるのは、結婚式の3~4ヶ月前からが一般的です。


式場を早くから予約しておいても、すぐに式場のスタッフと細かい打ち合わせは意味がありません。早くから打ち合わせても、ゲスト人数も未定ですし、式のイメージについても新郎新婦二人の意思が定まらないこともあります。


本格的な準備が始まる前に、衣装選びや指輪選び、そして式のイメージ作りをしておくと良いです。

1年以上待てる

結婚式までゆとりがあり、1年以上待てるような長期間の準備ではスケジュールを押さえて準備を進めていくことが必要です。


結婚式までに1年待てる場合は、時間があるのでブライダルフェアや式場見学会などに参加してカップルの二人が結婚式のイメージを作り上げることができます。


そして仕事の都合などの合間を使って結婚式の打ち合わせや準備のスケジュールをしていくことができます。スケジュールをしっかり組むことで、間近に慌てることもなくなります。

1年以内には挙げたい

1年以内には挙げたいような短期間で結婚式の準備をしなければならない場合に大切なのは、するべきことをしっかり把握して準備をすることです。


結婚式の準備に必要な事柄は長期間でも短期間でもさほど変わりません。準備にどうしても時間がかかってしまうことは省略してしまえば、その分準備期間を短縮できます。


短期間で結婚式を準備する場合に大事なことは、結婚式までにするべき準備についてを全て時系列に把握して行うべきことをリスト化して間違いない結婚式の準備を進めることです。

とにかく安く済ませたい

結婚式をとにかく安く済ませたいと考えている場合には、時期も大事ですが細かい日取りも考慮しなければなりません。結婚式は人気のある時期や日程があり、人気の高いときは結婚式の費用もかさんでしまいます。


大安の日を避けること、そして人気のない仏滅の日に結婚式を挙げることは、結婚式を安く済ませることができる大きな要因になります。


休日よりも平日の方が安く結婚式を行うことができますし、夜間に行えばより安く済みます。

ステップ4:お日柄

結婚式の準備を進めていくうえで大事なのが、お日柄を選ぶことです。お日柄とは暦占いのようなもので、物事を行う際に吉日かどうかを示したといわれるものです。


現在は根拠のないこととして、あまり重視されなくなってきて、若い新郎新婦では考慮しない方も増えてきました。


しかし、若い世代の新郎新婦よりも親の世代が気にする場合が多く、仏滅などの日程で結婚式を設定するときは、両家のご両親にまず相談しておく必要があります。

自分たちにぴったりの時期を見つけて幸せな結婚式にしよう

自分たちにぴったりの時期を見つけて新しいカップルが幸せになれるような結婚式にしてください。ぴったりの時期を見つけるステップとして、まず平日挙式とナイトウェディングにするかを選択します。


これを決めたうえで、結婚式の大まかな時期を決めます。長い準備期間を用意できるのなら人気の高い春や秋の時期を選べますが、短い準備期間しかないときは空いている時期の結婚式を選択します。そのうえで、お日柄も考慮していきましょう。