結婚式で着るウェディングドレスが決まれば、そのウェディングドレスのデザインに合わせて、次はアクセサリーを選んでいくことになります。また、結婚式で身につけるアクセサリーなどは、ブライダルアクセサリーや小物などと呼ばれています。
ブライダルアクセサリーにはベール、ヘッドアクセサリー、ネックレス、イヤリングなどがあり、ピアスやグローブ、シューズなどもブライダルアクセサリーとなります。
主役である新婦はいろいろなブライダルアクセサリーを身につけますが、結婚式に呼ばれた側のゲストは鮮やかなアクセサリーを身につけることはできません。
そのため、ゲストはあまり派手すぎないアクセサリーを身につけるようにしなければなりません。結婚式で身につけられるアクセサリー3点を抑えておきましょう。
ネックレスはデザインの種類が多いため、派手すぎず、地味すぎないデザインのものを見つけることが重要です。
結婚式に身につけるネックレスを選ぶ際によく迷うのは、ロングタイプかショートタイプです。結婚式ではどちらかを身につけないといけないという決まりはありませんが、ショートはフォーマル、ロングは硬すぎないカジュアルという印象を与えます。
イヤリングは結婚式が行われる場所や時間帯によって適したデザインが異なります。
明るい時間帯に結婚式が行われる場合には、日光を反射して記念撮影に支障をきたしたり、周囲に不快感を与えてしまう可能性があるので、あまりキラキラしたデザインのものは避けるようにしましょう。
夜であれば、照明によって華やかさが出るので、派手すぎなければキラキラしたデザインのものを身につけても大丈夫です。
ネックレスやイヤリングはアクセサリーとして定番なので、結婚式に身につけて行きやすいデザインも数多くあります。
ヘアアクセサリーも結婚式へ身につけて行けるデザインのものはありますが、新婦よりも目立たないように注意しなければいけません。
また、花のモチーフや革素材や黒真珠、カジュアルすぎるものなど、避けるべきデザインが多いので身につける場合には注意が必要です。
結婚式で身につけるアクセサリーには、ネックレス、イヤリング、ヘアアクセサリーがあります。アクセサリーには選び方や、身につける際のマナーがあります。
新婦にとっては一生の思い出として記憶に残る結婚式なので、失礼のないようにしっかりと結婚式やアクセサリーの知識を事前に確認しておきましょう。
結婚式で身につけるアクセサリーは、基本的に新婦よりも目立ってはいけないという決まりがあります。しかし、結婚式という華やかでめでたい場なので、新婦より目立たないようにしようとしすぎてもいけません。
また、アクセサリーとドレスのまとまりを意識する必要があります。もし、選び方を間違ってしまうと、全体の印象がまとまらなくなってしまうこともあるため、慎重に選びましょう。
ネックレスのように首周りに身につけるアクセサリーは、顔の輪郭に合わせて選ぶと良いでしょう。丸顔タイプの人はアクセサリーによって子供っぽさが出てしまうことがあるので、縦長やVネック型のシンプルなデザインで大人っぽさを出すと良いでしょう。
面長タイプの人は逆に短めで首元にフィットするようなネックレスを選びましょう。ベースタイプの人は曲線ラインを意識したネックレスを選びましょう。
結婚式で身につけるイヤリングは結婚式の雰囲気やネックレスのデザインとの組み合わせで選びます。
友人の結婚式のようにアットホームな雰囲気で行われる場合には、本人が似合うと思う少しおしゃれを意識したデザインの物を選んでも良いでしょう。
職場の上司がいるような少し硬い雰囲気になりそうな場合には、おしゃれよりもフォーマルを意識したデザインの物を選びましょう。
結婚式にヘアアクセサリーを身につけていく場合には、新婦よりも目立たないように注意しなければいけません。また、結婚式では身につけて行ってはいけないデザインや素材などにも注意が必要です。
困りやすいヘアアクセサリーですが、リボンやカチューシャ、バレッタなどが結婚式で身につけやすいです。
結婚式では主役である新婦よりも目立たないようにすることが基本です。しかし、新婦より目立たなくするということ以外にも、結婚式ではいろいろなマナーを守らなければいけません。
そのため、身につけるアクセサリーにも、守るべきマナーがあります。もし、マナーを知らないままでいると、結婚式で恥をかいてしまったり、周囲に不快感を与えたり、迷惑をかけたりすることもあるので、必ず把握しておきましょう。
結婚式が昼間に行われる場合には、日光の反射のことを考えて、あまりキラキラしたデザインの物は選ばないことはイヤリングと同様です。また、あまりカジュアルすぎるデザインは避けましょう。
結婚式のネックレスの定番と言えば真珠です。しかし、黒いドレスに白の真珠のネックレスの組み合わせや、黒真珠のネックレスはマナー上は問題はありませんが、お葬式を連想させるため避けた方が無難でしょう。
イヤリングは歩いたり、首を動かしたりなどしたときにぶらぶらと揺れる物は、家庭が揺れてしまうという印象を与えるため、マナー違反と思っている人がいます。厳密にはマナー違反ではありませんが、縁起が悪いということで避ける方が無難でしょう。
また、ぶらぶらと揺れるような大きなイヤリングだったり、長いタイプのイヤリングは目立ってしまうこともあるので、小ぶりで目立たない物を身につけた方が良いでしょう。
ヘアアクセサリーには避けるべきデザインや素材があります。まず花がモチーフのデザインは身につけてはいけません。花を身につけられるのは結婚式の主役である新婦です。
また、カジュアルすぎるデザインも避けるようにしましょう。他にも、革やファーは動物の殺生をイメージさせるので、避けましょう。
結婚式でのゲストは新婦よりも目立ってはいけないという大前提があります。しかし、目立たないようにしながらも、結婚式というお祝いの場なのであまり地味すぎる格好になってもいけません。
そのため、結婚式に身につけていくアクセサリーを選ぶ際に悩んでしまうという人は多くいます。そのような場合に、無難に身につけられる人気のアクセサリーがあります。
ネックレスでは安定した使いやすさから真珠の人気が高いです。その真珠のネックレスにはショートとロングがありますが、ロング、ショート、ブレスレットの3wayで使えるマルチタイプが結婚式に使いやすくて人気があります。
また、一連のショートタイプも結婚式だけでなく、冠婚葬祭の多くの場面で使える汎用性の高さから人気があります。
イヤリングも真珠が使いやすくて、安定した人気があります。ただし、真珠の形が不揃いのバロックパールはカジュアルな印象を与えてしまうことがあるので、できれば真円の真珠のイヤリングを選びましょう。
真珠以外ではムーンストーンやアメジストなどの天然石も人気があります。これらは落ち着いた色合いで、あまりキラキラとしないため、結婚式のアクセサリーの素材として適しています。
先に述べた通り、ヘアアクセサリーは新婦よりも派手にならないように加減が必要であったり、使うことを避けるべきデザインなどがあったりと、使い方が難しいです。そのため、リボンやカチューシャなどを使うことが無難です。
また、ヘアスタイルを華やかにして、ヘアアクセサリーを使わない選択肢もあります。
結婚式はお祝いの場なので、縁起の悪いことを避けたり、マナーを守らなければいけません。アクセサリーの身につけ方も同様です。
もし、結婚式で避けるべきアクセサリーを身につけてしまうと、新郎新婦や周囲の人に対して失礼となってしまうこともあるので、必ずマナーは把握しておくようにしましょう。
結婚式のゲストとして、主役の新婦よりも目立ってはいけません。これは誰もが知っている基本のマナーです。
そのため、ゴージャスなネックレスや大きなイヤリング、ゴールドやビジューが多く使われたヘアアクセサリーなどの目立つアクセサリーは避けるようにしましょう。
結婚式ではアクセサリーと季節感は合わせておくこともマナーとなっています。そのため、アクセサリーは季節に合わせて素材やカラーを選ぶ必要があります。
ただし、サテン素材はフォーマルな印象を与えるので、季節問わず使えて便利です。
真珠は使い方によっては、注意が必要です。特に、ブラックパールはお葬式を強くイメージさせることがあるため、避けることが無難です。
本来は、ブラックパールを結婚式で身につけることはマナー違反ではありせん。しかし、ブラックパールは、お葬式を連想して、嫌な気持ちになってしまう人もいるため、配慮として避けるようにしましょう。
結婚式にお呼ばれした際には、マナーなどいろいろと注意しないといけないので、どんなものを身につけていいのか悩んでしまうこともあります。
しかし、結婚式は新郎新婦の新たな門出を祝う場です。マナーを気にして不安な表情で祝福をすることはできないので、マナーを把握して、しっかりとアクセサリーを整え、笑顔で新郎新婦を祝福しましょう。