プロポーズ前に指輪は用意すべきかどうかについて考えていきましょう。
もしもプロポーズ前に指輪を用意しようと計画したら、やるべきことがたくさんあります。まずは、指輪の種類は結婚指輪にするのか、婚約指輪にするのかを決めましょう。
また、プロポーズ前に指輪を用意すると決めたら、指輪のサイズやプロポーズのシチュエーションも考えなければいけません。綿密な計画が必要です。
婚約指輪の風習は、実は古代ローマの時代からありました。婚約指輪を贈ることは、とても重要視されていたといわれています。
鉄の輪である婚約指輪を贈ることは、結婚と同じ意味合いを持つほど大切な事でした。
日本で婚約指輪を送る風習が広まったのは、1950年代後半にダイヤモンドの輸入が始まった頃からです。西洋文化の広がりとともに婚約指輪の習慣も一般化されていきました。
結婚指輪と婚約指輪の違いは、結婚指輪が結婚の記念という意味で、婚約指輪は結婚の証に男性が女性に贈るものという意味です。
結婚指輪と婚約指輪の意味の違いを比べてみると、婚約指輪の方が婚姻に対する重みがあることがわかります。婚約時に高価な指輪が贈られる風習があるのは、このような考え方があるためとも言えます。
プロポーズのときに婚約指輪を渡す計画がある人は、事前にすべきことがいくつもあります。それらを5つの項目に分けて紹介していきます。
プロポーズのときに婚約指輪を渡そうと決めたら、指輪を渡すシチュエーションを自分でおぜん立てしなくてはなりません。相手の指輪のサイズも知っておく必要があります。素晴らしいプロポーズの瞬間を向かえるために、努力をしていきましょう。
プロポーズのときに婚約指輪を渡す予定なら、相手の指輪のサイズを知っておく必要があります。
相手が寝ているときなどに、糸やリボンでこっそり測っておきましょう。指輪を置きっぱなしにしているチャンスがあれば、そのときに測ることもできます。
彼女の好みのデザインやブランドを事前にリサーチしておくことも大切です。相手がふだん身につけているアクセサリーや会話の中から敏感に情報を得ていきましょう。
プロポーズと一緒に婚約指輪を渡すために、レストランの予約をしてロマンチックなシチュエーションを演出する必要があります。
婚約指輪をプロポーズしながら渡すだけでは、心に残るシチュエーションには出来ないかもしれません。彼女好みの雰囲気のあるレストランなどを予約して、最高にしあわせな瞬間を演出しましょう。
料理や、店から見える夜景の様子などを事前によくリサーチしておきましょう。
最高にしあわせなプロポーズを作り上げるために、婚約指輪といっしょに述べる愛の言葉をよく考えておきましょう。
プロポーズの言葉はふたりにとって一生、心に残る愛の思い出です。心からの言葉であれば相手に深く伝わるはずです。婚約指輪といっしょに、素敵なプロポーズの言葉を考えておきましょう。
プロポーズといっしょに婚約指輪を贈る予定の人は、婚約指輪は注文してもすぐに手元に来ない事をおぼえておきましょう。
婚約指輪はダイヤモンドが付いている物が定番です。金額は、お給料の1カ月分が相場と言われています。
婚約指輪をフルオーダーした場合は2、3カ月ほどかかります。既製品でもサイズ直しに2、3週間かかりますし、セミオーダーの場合も3、4週間ほどかかります。
指輪ができ上がるまでの期間を想定して計画を立てましょう。
プロポーズのときに婚約指輪を贈る予定の人は、シチュエーションや演出をよく考えてから実行しましょう。
プロポーズをしてただ婚約指輪を渡すだけでは、心に残る婚約には出来ないかもしれません。プロポーズのときのシチュエーションやロケーションをよく考えて、最高にすてきな瞬間を迎えましょう。
定番の婚約指輪について紹介していきます。
婚約指輪は人気のある一般的なものがよろこばれる傾向にあります。あまり突飛なデザインの婚約指輪よりも、流行の指輪や、場所を選ばないデザインが無難です。
海外・国内ブランド、ブライダルの専門リング、手作りの指輪の4つの項目に分けてそれぞれを詳しく見ていきましょう。
人気のある海外ブランドの婚約指輪は、「ティファニー」や「カルティエ」などの世界的に有名な高級ブランドです。
アメリカやヨーロッパの一流デザイナーがデザインした指輪は女性からの人気が高く、憧れを持っている人も多いため、プレゼントすると喜ばれるでしょう。
国内で人気のジュエリーブランドは、「4℃」や「スタージュエリー」です。
国内初のジュエリーブランドは日本人の肌に合う、トレンドをおさえたデザインが人気です。海外の高級ブランドと比較すると、手に入りやすい価格のものから用意されており、若い世代のカップルにも選ばれるブランドです。
婚約指輪の定番はやはり、ブライダルリングを専門に扱っているお店のオリジナルの指輪です。
ブライダルリングの専門店は、ダイヤの原石から仕入れているメーカーなども多く、土台のリングも職人が熟練の技で仕上げるなど高品質が維持されています。
アフターサービスが充実していてデザインに幅があり自由がききます。商品の知識も豊富です。国内の有名店では「ケイノウ」などがあります。
婚約指輪を2人で手作りすることもできます。
職人さんの指導のもと、婚約指輪を2人で作業して作り上げることもできます。特殊なシチュエーションですが、2人だけの大切な記念として、婚約指輪とともに素晴らしい思い出になることでしょう。
「ウエディング・ダイアリー ~Planning for Our Wedding Day~」は、プロポーズや婚約指輪などの計画を事前に書いておくことができる結婚向けのスケジュール帳です。
結婚式はいろいろな準備があり、とてもたいへんです。こんなすてきな結婚用のスケジュール帳があれば、わくわくしながら計画を立てることが楽しくなります。
結婚式のことがよくわかり、準備を立てやすくなるおすすめの1冊です。
婚約指輪の相場は一般的に、お給料の1カ月分程とされています。
婚約指輪にかける金額はもちろん人それぞれでしょう。しかし、平均的には20万円から30万円程といわれています。婚約指輪はお給料に換算して考えられることもあるので、年代が上がるにつれてリングの金額が上がる場合もあります。
プロポーズといっしょに婚約指輪ではなく、代わりになる物を渡す風習も徐々に定着しつつあります。
婚約指輪はなかなか身に着ける機会がないので、他の物が欲しいと考える女性もいます。そんな彼女のために、婚約指輪に代わる贈り物もよろこばれています。
婚約指輪の代わりにピアスやネックレスなどのアクセサリーを贈る方法も定着しつつあります。
プロポーズといっしょに彼女が好みそうなアクセサリーを婚約の記念に贈ってみてはいかがでしょうか。ブレスレットやチョーカーなども、普段使いできるようなものが喜ばれるかもしれません。
婚約指輪の代わりに手紙や花束を贈り、プロポーズをしてみてはいかがでしょうか。
婚約指輪は後日、いっしょに買いに行くと想定して、プロポーズ用にフラワーギフトや心をこめて書いた手紙もおすすめです。忘れられない思い出になることでしょう。
プロポーズの際に婚約指輪を渡して、最高のシチュエーションで盛り上がりましょう。
プロポーズは一生に一度の最高にうれしい瞬間です。事前によく計画を立てて、彼女をよろこばせてあげましょう。そのためのヒントを紹介してきました。ぜひ、参考にしてみてください。